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世代別の贅沢に差!20代は推し活や6万のヘッドホンで“非日常と体験”、50代は年7万円の新聞や銘柄米で“日常の質”重視

2026/02/26

若年〜現役世代(20-30代)

贅沢の理由に「精神的リセット(ストレス解消)」を挙げる割合が44.1%と高く、贅沢カテゴリでは「旅行・宿泊(28.7%)」や「美容・コスメ(21.8%)」が上位。日々の多忙を癒やす「非日常への投資」が中心。

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ミドル〜シニア世代(50代以上)

贅沢カテゴリにおいて「食料品(28.0%)」と「健康・セルフケア(22.7%)」が突出。さらに理由として「自己投資・将来への備え」を挙げる割合が18.7%にのぼり、「生涯現役でいるための日常の底上げ」を贅沢と捉える傾向。 解説:贅沢の内容は「ハレの日」から「ケの日」の基盤強化へシフト贅沢の内容は、年齢を重ねるごとに「ハレの日(非日常)の特効薬」から「ケの日(日常)の基盤強化」へとシフトしています。20-30代にとっては、旅行や推し活、スイーツといった「心の防衛費」。一方で50代以降は、不調を防ぎ、生涯現役で豊かな食卓を囲むための「人生の質(QOL)への先行投資」。値上げ時代において、それぞれの世代が自分らしく生き抜く戦略として贅沢が機能しています。アンケート調査から見えた! 世代別の生の声「何に1円でも安さを求め、何に惜しみなく投資するのか」――その境界線は、単なる好みの差ではなく、その世代特有のライフスタイルや悩みに深く根ざしていました。

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20代:心を守る“ご褒美”と癒やし

「『クレ・ド・ポー ボーテ』の化粧下地。7,000円以上するけど、これを使うと肌の仕上がりが全然違って自分に自信が持てるし、崩れにくいから結果的にコスパがいい。」(20代・女性)「ソニーのノイズキャンセリングヘッドホン。約6万円と高額だが、通勤中やカフェでの作業時に『自分だけの静寂な空間』を一瞬で作れるため。生産性が上がり、ストレスが激減するので、日割り計算すれば安い投資だと考えている。」(20代・男性)「スターバックスコーヒーの抹茶ティーラテ。仕事終わりのちょっとした楽しみを失いたくないから。」(20代・女性)「推しがいる『悪魔執事と黒い猫』というゲームでの、推しの誕生日グッズなど。誕生日グッズの他にも日常で使えるグッズもあり、心身ともに助けられている。」(20代・女性)「推しのくじ引きやアクリルスタンドです。値上がりは実感していませんが、もともとが高いので贅沢はしていると思います。集めたグッズを部屋に並べて眺めるのが日々の癒しなので、たとえ値上がりしたとしても絶対に買うと思います。」(20代・女性)【解説】 20代の回答で目立つのは、過酷な日常から自分を切り離してくれる「癒やし」と「自己肯定感」への投資です。7,000円の化粧品や6万円のヘッドホン、スタバのラテや推し活は、単なる浪費ではなく、明日も頑張るための「心の防衛費」。物理的なモノよりも、感情を動かしてくれる体験や存在に価値を置く傾向が顕著です。

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30代・40代:家事育児の“糧”と効率

「リンツのリンドール。1粒100円ほどしますが、仕事や育児で疲れた夜にこれを1粒食べるだけで幸福度が全く違います。」(30代・女性)「2か月に1回の美容院代。毎月カット・カラー・トリートメントで17,000円ほどかかっており、安くないとはわかっているが、最低限の身だしなみ代としてゆずれないから。」(30代・女性)「月に一回の3,000円のマッサージだけはやめられない。体のケアは働くためにも必須だから。前は一つ上のコースだったが最低限今のコースはしないと、働く気が起きない。」(40代・男性)「ミキハウスなどのブランドの子供靴。足が安定して歩く・走るができ、やはり成長期には大切なことだと思うからです」(30代・女性)「SnowManのライブグッズとファンクラブ会費。本当に家事育児の糧になっている。自分の心が、満たされるから。」(30代・女性)【解説】 仕事・家事・育児に追われる30-40代は、「効率化」と「家族の生活の質」を重視しています。子供の成長に関わるものや、そのために自身の疲労をリセットするマッサージ、美容、高級スイーツが選ばれています。20代と同様の推し活も“家事育児の糧”にしています。多忙な日々をいかに機嫌よく、効率的に乗り切るかという「パフォーマンス維持」のための投資といえます。

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50代:食の“追求”とこだわり

「日本酒。純米吟醸で3000円以上の酒。飲んだことがない酒を試飲するのが唯一の楽しみであり趣味だから。」(50代・男性)「新聞です。12月から大幅値上げとなりましたので、年間72,000円の出費がありますが、地域の情報が得られるので、出来るかぎり続けたいと思っています。」(50代・女性)「お米だけは魚沼産コシヒカリにしている。不味いお米を食べるとストレスになるので。」(50代・男性)「日立の過熱水蒸気オーブンレンジのヘルシーシェフ(最上位機種は約8万円)。これで調理することで豊かな食事を作れる。」(50代・女性)「お酒です。ウイスキーは夫婦揃って好みが煩いので、高くても好きなメーカーのものを購入します。夫婦の楽しみであり、ストレス解消なので。」(50代・女性)【解説】 子育てが一段落し、ひとり時間や夫婦の時間が増える50代。投資対象は「食」と「日常の質」へと集中します。単なる外食ではなく、「家での食事の質」を底上げするお米やお酒、調理家電にお金を使うのが特徴です。また、年間72,000円の費用がかかっても、地域の情報源として新聞を購読し続けるといった、長年の生活習慣を維持することにも価値を置いています。「本物」を知る世代だからこそ、日常の食卓や生活習慣を豊かにすることに妥協しない姿勢が見て取れます。

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60代以上:老後を豊かに生き抜く“自己投資”と健康

「私はかなり健康マニアです。定年で退職して以降より、日々食習慣に注意を払い、運動も欠かさず健康管理に留意しています。そんな私は正官庄の紅参エキス(天)を日々愛用していて、これだけは絶対に止められません。」(60代・男性)「贅沢とは言えないが、どうしてもかかってしまう月々の医療費。持病があるので、絶対に外せない。」(60代・女性)「KAGOMEのトマトジュース食塩無添加。高めの血圧が気になるから。」(60代・女性)「趣味のスキーやロードバイクの活動は、これまで通り続けている。」(70代・男性)「三島市にあるうなぎの『桜家』です。心が折れる日が続くと、夫と二人で食べに行きます。1年に1回程度と少ないですが、美味しいものを口にすると心もお腹も満足です。」(60代・女性)「人生後半であと何十年も生きるわけではないので、1年に1度程度は遠くまで旅行する。心から楽しめるお菓子とコーヒーは譲れない」(60代・女性)「旅行です。年をとって暇になったら、いつか行こう……なんて考えていると、ヨボヨボになってどこにも行けなくなります。自分が定年退職してわかりました。元気なうちに旅行に行きます。」(60代・女性)【解説】 60代以上の贅沢は、「身体の健康維持」と「後悔しない人生のための体験」という2つの軸に集約されます。持病の医療費や、野菜ジュースや健康エキスなど、自立して生き抜くための「絶対的なインフラ維持」が最優先される一方で、夫婦で足を運ぶうなぎ屋や、体力があるうちに楽しむスキー・ロードバイク、そして旅行など「今しかできない体験」への投資も惜しみません。人生の後半戦を見据え、いつかではなく“今”を心身ともに豊かに楽しむための賢く切実な自己投資が、この世代にとっての削れない聖域となっています。まとめ:自分だけの「優先順位」を持つことが救いになる調査から見えてきたのは、何に価値を見出すかは年齢やライフステージによって変化するという事実です。現役世代は明日を乗り切るための「心の防衛費」として、シニア世代は豊かな生活を維持するための「人生への投資」として贅沢を活用しています。値上げ時代においては、周囲に流されることなく、自分や家族のフェーズに合わせた「絶対に守り抜く聖域(優先順位)」を明確にすることが、豊かな暮らしを維持する第一歩と言えそうです。■調査概要調査期間:2026年1月15日〜1月29日調査対象:全国の10代〜60代の男女有効回答数:368名調査手法:インターネット調査?※本調査結果を引用・転載いただく際は、出典の明記とリンク設置をお願いします。??【深掘り分析】「なぜ買うのか?」アンケートから見えた新・消費者心理トピック「イチオシ」では、本調査の数値結果をを深掘りし、消費者のリアルな本音や、節約と贅沢の価値観を詳しく分析しました。各トピックの詳細は「イチオシ」にて公開中の記事にてご確認いただけます。トピック1:【幸福度の逆転】「節約の出口」を決めている層は、満足度が3.3倍高いトピック2:【世代別の価値観】贅沢は「非日常の体験」から「日常の基盤」へ(本記事)トピック3:【負のループ忌避】「安物買いの銭失い」がメンタルを削る実態トピック4:【納得のブランド回帰】値上げされても「ファンが離れない」商品の正体トピック5:【美容はインフラへ】所得に関わらず「絶対に削れない」聖域