【SNSトレンド】Facebookはおじさんしか使ってない?若者からシニアまで世代別の使い方と安全のコツ
2025/11/19
Facebookの利用目的は「知人の状況把握」

モバイル社会研究所による調査によると、主要SNS(X、Instagram、TikTok、Facebook)の利用率は年代によって明確な差が浮き彫りになっています。X、Instagram、TikTokは10〜20代の利用率が最も高いのに対し、Facebookは10〜20代の利用率が最低水準となっています。一方で、Facebookは比較的年齢層が高くても利用者が多いのが特徴です。実際に、60代以上の男性ではFacebookの利用率がXと同水準の33%に達しており、中高年層のビジネスやコミュニティに根付いた存在となっています。特にFacebookは「知人の状況把握」が突出しており、新しい情報発信の場というより、既存ネットワークを維持するためのツールとして定着しているようです。<出典>世代・性別で異なるSNS利用動向 高齢層はFacebookで知人の状況把握が突出(スマホライフPLUS)
若者はFacebookに冷めた印象

ワカモノリサーチによる調査によると、全国の現役高校生を対象に実施された「ぶっちゃけ、なくなっても問題ないメディア」に関する意識調査で、Facebookが55.9%で1位という結果になりました。Facebookが必要とされない理由としては、「使ったことがない」「インスタがあるから同じ機能はいらない」などが挙げられています。さらに「おじさんしか使ってない」「古い!古すぎる!」といった声も多く、おじさん向けメディアという印象が強く根付いていることが分かっています。また、Facebookが本名で登録するSNSであるため、「本名フルネームだし怖い」「身元がバレそう」など、個人情報特定のリスクを懸念し、利用を控える高校生もいるようです。?<出典>高校生が選ぶ「なくても困らないメディア」1位はFacebook “おじさん向け”の印象が強すぎた(スマホライフPLUS)
シニア層こそ確認したいFacebook安全設定

Facebookは本名で登録する特性上、安全に使うためにはいくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。高齢者が安全に利用するためには、プロフィール情報や投稿の公開範囲を細かく設定し、住所や電話番号などの個人情報は必要最小限の範囲でのみ公開するように設定するのがおすすめです。また、見知らぬ人からの友達リクエストを受け付けないように、「友達の友達」までしかリクエストを受け付けない設定に変更することも重要です。さらに、2025年6月からは、指紋認証やFace ID、PINなどを使用してログインできるパスキーによるパスワードレス認証が利用可能になり、従来のパスワードよりも安全性が高く、高齢者にとっても使いやすい認証方法が導入されています。<出典>【2025】高齢者がFacebookを安全に使い続けるために確認すべき6つの重要項目(スマホライフPLUS)【まとめ】世代間の利用実態を理解し安全に活用Facebookは、若年層には敬遠されがちですが、中高年層にとっては「知人の状況把握」に不可欠なツールとして機能しています。安全性を確保するためには、公開範囲の設定やパスキー認証などのセキュリティ対策をしっかりと行うことが重要です。※記事内における情報は原稿執筆時のものです。店舗により取扱いがない場合や、価格変更および販売終了の可能性もございます。あらかじめご了承ください。
