誹謗中傷の加害者の心理とは? 意識調査の結果に大反響【話題のニュース3選】
2025/11/15
1:にじさんじ奈羅花が卒業経緯を説明、ストーカー被害を語る

にじさんじ所属のVTuber「奈羅花」(登録者数46万人)は、2025年11月6日をもって卒業することを発表し、同日に「にじさんじを卒業することになりました!※切り抜き禁止」と題したライブ配信を実施しました。奈羅花は2019年12月にデビューし、ゲーム配信やASMR配信などで活動していました。卒業発表後の配信で、奈羅花は卒業理由について、自身が公表している躁うつ病やストーカー被害が直接的な理由ではないと強調しました。また、結婚、妊娠、出産、ライブ関係者席からの身バレといった憶測も強く否定しています。卒業理由の「全てではない」としつつ、過去には仕事に関連する人物からストーカー行為に遭い、自宅に押しかけられた事実があったと明言。警察を通じて対処し現在は落ち着いているものの、当時はスプラトゥーン大会の時期と重なり、マネージャーの警察への付き添い対応などがスムーズにいかなかったと語っています。ただし、この件は会社の伝達システムの問題であり、「にじさんじが悪いわけでは本当にない」とも強調しました。奈羅花は、卒業までの期間が短い理由を「卒業発表した状態で長い期間配信するのがつらいから」と説明し、「すごい楽しいライバー生活だった」と振り返りながらも、決断は「悔しいし、うまく言葉にできない感情」だと心境を打ち明けました。<出典>にじさんじ卒業発表の奈羅花が生配信で経緯を説明 「ストーカーや病気が直接的理由ではない」と強調(ユーチュラ)
2:ぶいすぽっ!、誹謗中傷対策の結果を報告、最大250万円の示談金を回収

VTuberグループ「ぶいすぽっ!」は、2025年10月16日に公式Xで、2024年10月〜2025年9月における誹謗中傷対策委員会の活動レポートを公開しました。運営会社である株式会社バーチャルエンターテイメントは、誹謗中傷やストーカー行為からタレントを守るために対策委員会を設置し、この1年間で権利侵害を特定するために発信者情報開示請求を31件実施したと報告しています。特にタレントの性的なイラストやコラージュ画像(AIに出力させたものを含む)の掲載・販売についても法的措置を実施しており、既に示談に至った案件では、最大で250万円の示談金を回収したことも明かされました。<出典>ぶいすぽっ!、誹謗中傷対策の結果を報告 1年で31件の情報開示(ユーチュラ)
3:にじさんじ運営が誹謗中傷加害者の意識調査を公開

VTuberグループ「にじさんじ」を運営するANYCOLOR株式会社は、所属ライバー「甲斐田晴」に対する悪質な誹謗中傷行為・荒らし行為を行った人物に対し、民事および刑事の責任追及を行い、裁判上の和解条件として書面での意識調査を実施・公開しました。対象者は罰金刑を言い渡され、民事では損害賠償金の支払いなどで和解が成立。加害者は、行為の理由を「強い承認欲求と日頃のストレス」による精神的な不安定さ、および好きなライバーとの距離感を一方的に縮めようとした背景がある、と説明しています。この意識調査の公開は、「誹謗中傷行為等の根絶に向けた意見形成の一助となること」を期待して行われました。<出典>誹謗中傷の加害者の心理とは? にじさんじ運営会社が公開した「意識調査」が大反響(ユーチュラ)※記事内における情報は動画投稿時点のものです。あらかじめご了承ください。
