【AI調査】ChatGPT、みんな使ってるの?「検索はGoogle、Yahoo!」の声も…調査の結果は
2025/11/11
1:60代は7割以上が従来型検索を信頼、AI利用は半数以下

長年GoogleやYahoo!などの従来の検索に親しんできた60代の検索行動について、ランクエストによる調査によると、情報検索の際に「ほぼ従来の検索エンジンのみ」を使うと回答した人が76%で最多となりました。これは、長年親しんだ検索手法への安心感と、従来の検索に対する信頼性の高さが表れた結果です。AI検索の活用場面については「特に利用しない」が54%と半数を超えており、まだ普及途上にある実態が明らかになりました。AI検索への信頼性については評価が分かれるものの、用語や意味の確認、専門分野の解説など、知識の補完の用途でAIを活用する層も一定数見られます。<出典>AI検索はまだ“お試し段階”?60代の7割が『Google・Yahoo!検索』への根強い信頼感(スマホライフPLUS)
2:デジタルネイティブ20代でも、検索の主流は従来型が半数

デジタルネイティブ世代である20代の検索行動についても調査が行われました。ランクエストによる調査によると、GoogleやYahoo!などの従来型検索とAI検索の使い分けについて、20代でも「ほぼ従来の検索エンジンのみ」が49.0%で最も多い結果となりました。情報の信頼度については、「どちらも同程度に信頼できる」が31.0%で最多となり、両方とも一定の信頼を置いているユーザーが多いようです。しかし、検索においてAIチャットサービスを活用する場面を尋ねると、「特に利用しない」が50.0%で最多という結果に。知識の理解や文章生成など、従来型では補いきれない部分でAIが活用されていることが分かります。<出典>AI検索はまだ信用できない? 20代の半数が情報探しでは“従来型検索”が依然主流という現実(スマホライフPLUS)
3:若年層のAI利用率は高いが、最終確認は自分の目で

生成AIの利用実態を全国10代〜60代の男女を対象に調査した、株式会社メディアリーチによる調査によると、生成AIを週に1回以上利用する割合は、10代男性が57.1%、女性は60.7%と、若い世代ほど高いことが判明しました。生成AIを利用する中で、利用者にもっとも人気のサービスは「ChatGPT」となっています。生成AIへの信頼度は肯定的評価が60%以上に上りますが、AIが見つけた情報に基づいてすぐ購入や申し込みをした割合は27%程度に留まり、自分の目で改めて調べなおしている割合がほとんどであることが分かりました。<出典>「ググる」より「AIで調べる」時代へ?若年層の検索行動に変化【メディアリーチ調査】(スマホライフPLUS)【まとめ】AIの信頼度向上と、世代間ギャップ解消が課題AI検索は若年層を中心に浸透しつつあるものの、情報の信頼性や正確性に対する慎重な姿勢から、依然としてGoogleやYahoo!などの従来型検索エンジンが検索の主流です。AIが人間の信頼を勝ち取り、世代間の認識ギャップを越えて日常的な検索手段として定着するためには、今後の利用拡大や経験の蓄積が鍵となるでしょう。※記事内における情報は原稿執筆時のものです。店舗により取扱いがない場合や、価格変更および販売終了の可能性もございます。あらかじめご了承ください。
