【セキュリティ対策】「うちは大丈夫」と思ってない?実家・自宅を守るための防犯見直しポイント3選
2025/11/10
1.ドアと窓のセキュリティを見直す重要性
警視庁の防犯対策情報によると、空き巣等の被害に遭わないためには、普段からドアや窓に対する「防犯対策」や「戸締り」を心掛けることが大切です。ドアへの対策として、錠を2つ以上取り付けて侵入に時間を要させる補助錠の設置が有効です。また、バール等の工具を差し込まれるのを防ぐためにガードプレートを取り付けることも推奨されています。ピッキングやサムターン回しといった不正解錠に強い防犯性能の高い建物部品(CP部品)への交換も検討すべきです。窓についても、補助錠やウィンドウフィルムの貼付、防犯ガラスへの交換が、侵入を困難にする手段として挙げられます。<出典>侵入窃盗の防犯対策(警視庁)
2.地方の実家、防犯意識の甘さと不安の傾向

パナソニックが地方に実家を持つ人を対象に行った調査では、約6割の人が実家の防犯対策に不安を感じていることが判明しました。実家で起こる可能性のある防犯被害の中で、具体的に不安を感じるものとして「空き巣」(75.9%)が最多となり、「強盗」(62.8%)、「詐欺電話」(61.9%)が続きました。特に親の年齢が上がるにつれて、防犯面への意識が高まる傾向が見られ、50代では「詐欺電話」への不安が最も高くなっています。実家の不安を感じていない人の背景には「近所付き合い」や「地域の治安の良さ」といった昔ながらの安心感に依存する傾向がうかがえ、時代に合わせた対策の見直しが必要だと指摘されています。<出典>地方の実家、防犯意識に甘さ?空き巣・詐欺被害の不安は7割超【パナソニック調査】(スマホライフPLUS)
3.防犯意識向上と具体的な対策ランキング

ソニー損害保険の調査では、闇バイトの犯罪報道をきっかけに防犯意識が高まった人が多い一方で、約7割が具体的な対策を「実施していない」と回答しました。対策を行わない理由として、半数近くが「具体的に何をしたらいいのか分からない」と答えており、具体的な対策の周知が必要なことが明らかになりました。実際に対策を実施した人が最も行っていたのは「戸締まりの徹底」(60.2%)で、次いで「防犯カメラの設置」(41.0%)でした。強盗犯罪では窓を叩き割って侵入するケースが多く、戸締まりだけでは不十分なため、補助錠の設置や防犯フィルムの貼付など、複数の対策を組み合わせることが推奨されています。犯罪抑止効果を狙うなら、センサー付きライトや防犯カメラの設置も効果的です。<出典>闇バイト強盗の増加で防犯意識は高まるも、実際の対策は3割未満【ソニー損害保険調べ】(スマホライフPLUS)【まとめ】自宅・実家を守るために今すぐできること侵入窃盗や強盗を防ぐには、短時間の外出でも戸締りを確実にすることが基本です。さらに、ドアや窓に補助錠や防犯フィルム、CP部品など複数の対策を組み合わせ、侵入に時間をかけさせることが重要となります。実家へ帰省した際には、ご家族と最新の防犯対策について話し合いの機会を設けておきましょう。※記事内における情報は原稿執筆時のものです。店舗により取扱いがない場合や、価格変更および販売終了の可能性もございます。あらかじめご了承ください。
