Adoの歌ってみたMV公開停止、乃木坂46のゲーム配信、みけねこの提訴など…YouTuberを取り巻く「権利問題」3選!
2025/11/08
Adoの“歌ってみた”動画、著作権問題で非公開に ユニバーサルミュージックが謝罪

「Ado」(登録者数853万人)が今年4月に公開したボカロPの「kikuo」氏の楽曲「愛して愛して愛して」の“歌ってみた”ミュージックビデオが、著作権の問題により公開停止となりました。Adoが所属するユニバーサルミュージックグループ(UMG)は、PV制作ユニット「さしたま」が制作したオリジナルのMVをオマージュする意図はあったものの、「著作権に関する認識不足、および法務確認のプロセスを怠ったことにより、そのクリエイティブの一部を無断で使用してしまいました」と経緯を説明し謝罪。UMGは、本件はUMGの管理体制の不備であり、Ado本人やMVの制作チームは無断使用に一切関与していないことを強調しました。<出典>Adoの“歌ってみた”動画、著作権問題で非公開に ユニバーサルミュージックが謝罪(ユーチュラ)
乃木坂46、YouTubeのゲーム配信の設定ミスを謝罪 同一ゲームの配信者に誤って著作権侵害申し立て

アイドルグループ「乃木坂46」が、公式YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」での動画公開時のスタッフの操作ミスにより、一部の動画配信者に著作権侵害の申し立てが行われたトラブルについて謝罪しました。9月19日に投稿したゲーム実況動画の設定で、YouTubeの自動コンテンツ識別システム「Content ID」が誤って有効になっていたことが原因です。その影響で、同じゲーム映像を使用していた配信者に対して権利侵害の申し立てが送られ、KUN氏が主催する実況者グループ「ニート部」の配信なども一時的に収益化を停止される事態となりました。乃木坂46公式は、今後は同様のことが起こらないよう確認体制を見直すと謝罪しています。<出典>乃木坂46、YouTubeのゲーム配信の設定ミスを謝罪 同一ゲームの配信者に誤って著作権侵害申し立て(ユーチュラ)
VTuberみけねこ、某週刊誌を名誉毀損で訴えると宣言「みんなが安心して推せる女の子になりたい」

VTuberの「みけねこ」(登録者数100万人)が配信を行い、自身への誹謗中傷の根源となっている「とある週刊誌」を名誉毀損で訴えることを宣言しました。みけねこ氏は、過去にまふまふ氏との騒動以降、モラハラやDV、不倫をしたという「嘘」を世間が信じている現状に疲弊していると打ち明けました。この主張は裁判でも認められていると強調した上で、誹謗中傷の根本を解決するため、すでに弁護士に多額の費用を支払い準備を進めているとのことです。訴訟の目的は賠償金ではなく、「自分の名誉を取り戻したい。みんなが安心して推せる女の子になりたい」ことだと語り、世間に対して理解を求め、公開裁判を起こす予定であることを明かしました。<出典>みけねこ、某週刊誌を名誉毀損で訴えると宣言 「みんなが安心して推せる女の子になりたい」(ユーチュラ)
