【デジタル安全対策】高額スマホが”粘土”にすり替わる?迷惑電話・フィッシング詐欺まで回避する知識3選
2025/11/07
SMSと自動音声の合わせ技!新手のフィッシング詐欺手口

トビラシステムズが実施した「フィッシング詐欺SMSの種別割合」に関する調査では、SMSと自動音声通話を組み合わせた新しいタイプのフィッシング詐欺が増加している傾向が見られます。これは、金融機関をかたる者から架電があった後、ニセの窓口の電話番号がSMSで送信される仕組みです。記載の電話番号にかけ直すと自動音声が流れ、その後、ニセサイトへ誘導するURLがSMSで送られてきます。iOS端末では個人情報の入力を、Android端末では不正アプリのインストールを誘導されるケースがあるため注意が必要です。SMSで送られたURLは絶対にクリックせず、記載の電話番号にもかけ直さないことが最も有効な対策となります。<出典>SMS+自動音声で誘導!? 新手の“合わせ技フィッシング詐欺”が横行(スマホライフPLUS)
正規ルートでも発生!高額スマホが粘土にすり替わる通販トラブル
12万円の高額スマートフォンを「公式の販売ルート」で購入したにもかかわらず、箱の中身が白い粘土のような物体にすり替わっていたという、衝撃的なトラブル事例が報告されています。これは流通のどこかで"悪意を持った入れ替え"が行われた可能性が高いと推測されています。このような被害を防ぐためには、高額商品は宅配ボックスではなく対面受け取りを選ぶこと、そして届いた荷物を開ける際に、中身が違っていたと主張するための有力な証拠として、写真や動画で開封時の記録を残すことが重要です。<出典>12万円のスマホを注文したら中身は粘土 正規ルート購入でも起きたトラブル(スマホライフPLUS)
「0800」からの着信は危険?悪質なロボコールと詐欺の実態

「0800」から始まる番号は、本来、企業が通話料を着信側で負担するフリーダイヤルですが、この企業イメージを悪用した悪質な営業電話や詐欺が多発しています。特に、コンピューターが自動で発信する「ロボコール」が多用されています。大手電力会社などを名乗り、電気料金が安くなると言って、”検針票に書かれているお客様番号”などを聞き出そうとする手口が最も多いです。さらに、一度応答してしまうと、その番号が「応答する番号」として有効リストに登録され、別の業者からも次々と迷惑電話がかかってくる二次被害のリスクがあります。迷惑電話対策として最もシンプルかつ効果的なのは、心当たりのない番号からの着信には一切応答しないことです。しかし、重要な電話かもしれないと迷う場合は、応答する前に必ずインターネットで番号を検索する習慣をつけましょう。<出典>「0800」からの電話、なぜ出ない人が増えている?「080」との違いと迷惑電話への対策まとめ(スマホライフPLUS)【まとめ】デジタルリスクから身を守るための三原則巧妙化する詐欺や通販のトラブルに対し、スマホユーザー自身が最新の手口を理解し、適切な予防策を講じることが重要です。知らない番号には「出ない」、怪しい荷物は開封時に「記録し」、不審な連絡は即座に「ブロックする」という三原則を習慣化することで、作業効率だけでなく、大切な情報と資産を守る安全なデジタルライフを送りましょう。※記事内における情報は原稿執筆時のものです。店舗により取扱いがない場合や、価格変更および販売終了の可能性もございます。あらかじめご了承ください。
