愛犬を守るために地震発生直後にすべき「初動」 散歩中の対応とは
2026/05/24
ハーネスだけでなく、首輪にもリードもつけて
いつもと異なる状況に愛犬がとまどい、後ずさりした拍子にハーネスが抜けるおそれがあるため、災害時はハーネスだけだと危険です。ふだんから首輪をつけつつ予備のリードも持ち歩き、災害時は首輪にそのリードをつないで、2本のリードで避難しましょう。ハーネスと首輪を短いリードやカラビナでつないで、脱走させにくくする手もあります。
夕方の散歩には懐中電灯がマスト
ふだんから夕方に近い時間帯の散歩には、必ず懐中電灯を持参して。災害時は、停電になると辺りが真っ暗になることもあるため、首にかけられたり、頭につけられたりするライトがあると便利です。スマホにストラップをつけておけば、スマホのライトを懐中電灯代わりにして首から下げる手も使えます。
また、災害時に愛犬を抱っこすることを考えて、散歩バッグも両手の空くタイプにすると安心です。
人の飲み水やあめ、小銭もあると安心
家に着く前に飼い主さんが消耗してしまえば、愛犬を守るどころではなくなってしまいます。最低でも、飼い主さん用の飲み水を持参するようにしましょう。さらに、あめがひとつでもあれば元気も出やすく、小銭があれば自動販売機や電子マネーを使えない場面でも何か買える可能性があります。
平時の際に備えやシミュレーション、定期的な訓練を行っておくことが大切です。万が一のときに備えて、今回ご紹介した内容を想定しながら必要なもの・ことを備えましょう。
お話を伺った先生/木下勲先生(木下動物病院院長 公益社団法人日本獣医師会危機管理室室員 大阪VMAT(獣医療支援チーム)副隊長)
参考/「いぬのきもち」2026年3月号『地震から愛犬を守るのは飼い主さんの「初動」です』
イラスト/徳丸ゆう
文/宮下早希
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
