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犬が春に気をつけたい「胃腸炎」 原因と予防・対策を解説

2026/03/02

気候の変化による寒暖差が原因に


まったりくつろぐ犬
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

日中は暖かくても朝や夜に冷えたり、日によって冬のように寒い日があったりなど、寒暖差によって免疫力が下がり、体調を崩しやすいのは犬も同じです。とくに犬は、下痢や嘔吐の症状があらわれる胃腸炎を起こす傾向が。また、免疫力が下げることでウイルス性のノロウイルスやジステンパー、コロナウイルス、パルボウイルスによる感染症など、強い胃腸症状を伴う感染症にもかかりやすくなるので要注意です。

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予防&対策は?


・室内の温度と湿度を一定にする
この時期、犬にとって快適な気温は22℃前後、湿度は50〜60%。室内の温度・湿度は位置によって異なるので、愛犬がよくいる場所の体高くらいの高さに温湿度計を置くようにしましょう。

・散歩中の寒暖差は洋服で調整
散歩中は、屋内外で寒暖差を最小限にしたいですが、生活リズムによって難しいことも。寒い場合は洋服を着せて調整してもいいでしょう。

・運動で筋肉をつける
筋肉量が増すと体が温まりやすく、冷えにくくなります。散歩のときに坂道を上らせるようにするだけでも筋肉をつける効果が。

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環境の変化による心因性ストレスも原因に


お花見散歩をするシーズー
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬の胃の機能は、人と同様に意思とは関係なく自律神経によってコントロールされています。この自律神経は心因性ストレスの影響を受けやすく、環境の変化が多い春は、胃の働きが乱れて胃腸炎を発症してしまうことが。また、ストレスから食べ物以外のものを食べる異嗜(いし)を発症し、タオルやトイレシーツなどを口にして胃腸炎を引き起こすこともあります。

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予防&対策は?


・愛犬のストレスを最小限にとどめ
愛犬の性格を考えてストレスになりそうなことは避けたり、緩和する試みを。旅行であれば、慣れない場所でも安心できるよう、クレートを持っていってもいいでしょう。

・異嗜の症状が見られる場合は、犬が口にしそうなものは放置しない
犬が口にすると危険なものは放置しないようにすることがマスト。ウンチを食べるようであれば、排泄したら早めに処理して口にしないように注意しましょう

愛犬の様子や状況を見て、愛犬が健やかに過ごせるよう予防や対策をしてみてくださいね。

お話を伺った先生:野矢雅彦先生(「ノヤ動物病院」院長  獣医師)
参考/「いぬのきもち」2023年4月号『春に気を付けた犬の病気・トラブル』
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。