犬の抜け毛のお悩み・問題を解決!犬の抜け毛の正しいお手入れ方法とは
2026/01/10
ブラシの種類と特徴
- ピンブラシ……長い毛をかきわけてほぐす
- スリッカーブラシ……毛のもつれを整え、表面の抜け毛を取り除く
- レーキング用ブラシ……下毛の抜け毛を取り除く
- 熊手型ブラシ……肉づきが少ない部分の抜け毛をやさしくかき出す
- コーム……取り残した毛を拾い毛並みを整える
各ブラシは、犬の体の大きさや毛の長さに応じてサイズを選びましょう。
犬の抜け毛の正しいお手入れ方法

手順1.スリッカーブラシで全身の表面の毛をとかす

まずはスリッカーブラシで、肉づきが少なく犬が嫌がりやすい顔まわりや足を除いた全身をとかし、もつれを整えて表面の毛を取り除きます。やりやすいところだけでなく、小範囲ごとに、1カ所につき5回ほど毛並みに沿ってとかしましょう。胸からおなかは犬を座らせてとかします。
ただ、長毛種の場合は、長い毛をスリッカーブラシでいきなりとかすと毛がからまりがちになるので、5cm以上の毛はピンブラシでとかしておくとスムーズです。毛がもつれているときは、毛先から少しずつとかしましょう。
手順2.レーキング用ブラシで全身の下毛をとかす

レーキング用ブラシで、手順1と同箇所を同様にとかしていきます。力は入れず軽めに、毛並みに沿ってとかすことで、細くて量の多い下毛もよく取れます。
手順3.熊手型ブラシで顔まわりや足をとかす

熊手型ブラシで、肉づきの少ない顔まわりや足を、もつれた毛に引っかからないように表面の毛から少しずつとかします。手順1と2同様、小範囲ずつとかしてください。
手順4.コームで全身をとかす

コームの粗目のほうで表面から少しずつとかし、取り残した毛を取って整えます。コームの先が皮膚に到達するように、顔から足先まで全身をくまなくとかしましょう。
ブラッシングは必ず手順1〜4の順で進めましょう。シングルコートの犬種は、手順1と手順4のみでOKです。
犬のブラッシングのお悩みと解決策

しっぽのブラッシングを嫌がる
しっぽの皮膚にブラシが当たると嫌がるので、しっぽを手のひらにのせて、毛だけブラッシングをして。耳の飾り毛も同様に、耳を指ではさみながら毛だけをとかしましょう。
ブラッシングのやめどきがわからない……
コームで全身をとかした際につっかかる箇所があれば、そこにはまだ抜け毛がたまっています。再度、同じ手順でブラッシングを施して、つっかかりがなくなったら終了を。ただ、あまりに長くやりすぎると犬がブラッシング嫌いになりかねないので、犬が嫌なそぶりを見せ始めたらやめましょう。
犬の抜け毛にまつわる疑問

引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
抜け毛の多い犬種は?
上毛と下毛の二層構造の被毛をもつダブルコートの犬種には、“夏毛”と“冬毛”に生え変わる「換毛期」があるため、抜け毛が多いです。代表的な犬種には、柴犬や秋田犬などの日本犬、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルやポメラニアン、ボストン・テリアなどが挙げられます。
抜け毛の多い時期は?
春と秋に換毛期があることから、その時期は抜け毛が多くなる傾向が。なお、春は夏の暑さに備えて下毛の量を減らした夏毛となり、秋は冬の寒さに備えて下毛の量が多い冬毛に生え替わります。
愛犬が健康で快適に過ごせるようにするためにも、換毛期だけでなく、ふだんから抜け毛ケアをしっかり行ってあげましょう。
お話を伺った先生/二村陽子先生(トリマー トリミングサロン「HONDEHOK」運営)
参考・写真/「いぬのきもち」2025年11月号『お手入れから掃除まで お毛毛問題をぜーんぶ解決!』
文/宮下早希
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性がない場合もあります。
