犬のお尻歩きを見たことがあるか調査! 原因や対処方法を獣医師が解説
2025/11/21

引用元:犬のお尻歩きに関するアンケート
アンケートで「愛犬のお尻歩きを見たことことがありますか?」と聞いたところ、67%の飼い主さんが「はい」と回答。そのとき、愛犬のお尻に異常はあったのでしょうか? 飼い主さんに教えていただきました。
そのとき、お尻まわりの様子は?

引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
- 「やや肛門まわりが盛り上がっている気がしました」
- 「皮膚が真っ赤になって荒れていました」
- 「肛門のまわりがカサカサしていました」
- 「異常はありませんが、ウンチがしたいのかなというときにすることがあります」
- 「見た目は何もありませんでしたが、受診して肛門腺絞りをしたらほんの少し溜まっていました」
- 「異常はありませんでした。トリミングに行ったあとによく見かける行動なので、おそらく肛門絞りの違和感なのではと思っています」
- 「見たところ特に異常はありませんでしたが、ニオイがありました。肛門腺が溜まっていたのだと思います」
- 「見た目の異常はありませんが、ウンチのキレが悪いときや、下痢をしているときなどに見られます」
- 「異常はなく、ウンチや葉っぱ、ゴミなどがついていました」
【獣医師解説】犬がお尻歩きをする理由は?

引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
最後に、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生にお話を伺います。
――犬がお尻を引きずって歩くとき、どのような理由が考えられますか?
山口先生:
「肛門腺が溜まりすぎている、便が付着している、皮膚炎や寄生虫感染を起こしているなどの理由があげられます」
――愛犬がお尻歩きをしていたら、飼い主さんはどのように対応すればよいでしょうか?
山口先生:
「お尻を目視で確認してみましょう。異物がついている、皮膚が赤くなっているといった異常が見られなければ、肛門腺を絞ってみてください。それでも解決せず、数日続くようなら受診しましょう」
愛犬がお尻歩きをしていたら、お尻のまわりに異常がないかすぐにチェックを。なかなか改善しないようであれば、かかりつけの獣医師に相談してくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
取材・文/柏田ゆき
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年10月時点の情報です。
