家族全員の意見が一致して迎えた保護子犬、大変な手術を乗り越えて11才に 一緒に過ごせる大きな喜びを感じる毎日
2025/11/09

引用元:@jhona4747
カメラに向かって穏やかな表情を見せているのは、X(旧Twitter)ユーザー@jhona4747さんの愛犬・ヨナくん(取材時11才/本名:ジョナサン)。
今からおよそ11年前、飼い主さん家族は保護犬だったヨナくんと出会いました。ヨナくんとご家族が歩んできた日々をうかがいました。
家族全員の意見が一致し、ヨナくんをお迎え

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ヨナくんをお迎えする前にも、飼い主さん一家は犬と暮らしていました。最愛の先代犬が15才で亡くなり、犬のいない生活に慣れずにいたといいます。
そんなときに、ヨナくんとの出会いがありました。
飼い主さん:
「家族それぞれが保護犬の里親募集サイトを眺めていて、『このコ可愛い!』と家族3人の意見が一致したのがヨナでした。
保護センターで野犬が子犬を5頭ほど産み、ヨナはそのうちの1頭で。ボランティアさんが子犬たちを母犬ごと引き出してくれて、里親募集していたんです」

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実は先代犬も、近所の動物病院の前に捨てられていた子犬だったのだそう。「保護犬を家族に迎え入れて看取った経験もあるため、ヨナは自然にうちのコになることが決まりました」と、飼い主さんは話します。
ヨナくんってどんなコ?

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それからあっという間に月日は流れ、ヨナくんは11才に。「家族が一緒にいれば自分のペースで楽しめるタイプ」で、これまでいろんな場所へ出かけてきたそうです。
飼い主さん:
「穴場の公園や川沿いをゆっくり歩ける場所にもたくさん出かけ、ヨナがいなければ行かなかったと思う場所がいっぱいあります。
旅行にもたくさん行き、この前数えたら11年で17回旅行に行っていました。どこも思い出深いです」

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また、ヨナくんはとても優しいコでもあり、普段から家族のことをよく見ているのだそう。そのことを実感したのが、飼い主さんがケガをしたときの出来事でした。
飼い主さん:
「ヨナが5才のときに、私はアキレス腱を切ってしまったんです。私が主にお世話をしていたので、ヨナの生活は一変しました。散歩の時間も、夫が帰る時間までずれ込んでしまって……。
今思い出しても申し訳なく思いますが、ヨナは我慢強く合わせてくれました。松葉杖を使っていた間は、いつも私のそばにいてくれたんです。お風呂に入れば外で待っていて、夜中にトイレに行くと、ドアの前で待っていてくれて。
ケガが治ると、ぴたりとその行動をやめました。やっぱり心配してくれていたのだと思います」
大変な手術を乗り越えたヨナくん 「11才を迎えられたことは大きな喜び」

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ヨナくんとともに過ごした11年??楽しい日々を送るなかで、試練もありました。昨年末、ヨナくんは唾液腺がんが見つかり、年明けに手術を受けたのだそう。
大変な治療を乗り越えて、今は元気に過ごしているといいます。

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「本当に頑張ってくれました。11才を迎えられたことは大きな喜びです」と飼い主さん。ヨナくんへの思いを、あらためてこのように語っていました。
飼い主さん:
「ヨナはシニアと呼ばれる年になりました。とにかく元気でいてくれれば、ほかに思うことは何もありません。ヨナの平穏と幸せを守るために、これからも全力を注いでいきたいです」
写真提供・取材協力/@jhona4747さん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※文中の表現は、飼い主さんご自身の表現に沿っています。
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年10月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
