民家の軒下で生まれた野犬の子犬 家族に迎えて6年が経過、「家族の一員として、とても大切な存在」に!
2025/11/08

引用元:@haru.harunrun
今回紹介するのは、Instagramユーザー@haru.harunrunさんの愛犬・はるちゃん(取材時6才)。はるちゃんは保護犬でした。
飼い主さんは、たくさんの人たちに繋いでもらった“はるちゃんの命”と“ご縁”に、今も感謝しているといいます。
はるちゃんは、とある民家の軒下で生まれた野犬の子犬だった

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2019年の春、とある民家の軒下で野犬が出産し、はるちゃんたちきょうだい犬が生まれました。その後、保護主さんのもとで新しい家族を待っていたといいます。
ちょうどそのころ、飼い主さんは「再び犬と暮らしたい」と考えていたそう。飼い主さんは、生まれたときから犬と暮らしており、これまで3頭の愛犬たちとかけがえのない時間を過ごしてきました。
飼い主さん夫婦にはお子さんが3人おり、一番下の子が幼稚園に通ったことを機に、「犬を家族に迎えたい」という気持ちが日に日に強くなっていったのだとか。
図書館で犬のしつけやマナーについての本を借りて知識を深め、少しずつ“迎える準備”を整えていきました。

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「家族に迎えるなら保護犬を」と考えていた飼い主さんは、毎日のように里親募集サイトを見ていたそうです。そして気になるコを見つけて、保護主さんに連絡をとってみることに。
飼い主さん:
「『可愛いな』と気になるコがいて連絡をとったのですが、我が家と距離があって会いに行くのが難しくて。すると、保護主さんが『そのコのきょうだい犬が東京にいますよ!』と教えてくれて、ご縁を繋いでくれたんです。
はるとのお見合いは、写真を見ていない状態でお約束をしました。その後、保護主さんのブログで写真を見たら、可愛くて可愛くて。お見合いの日が待ち遠しかったです」
お見合い後にトライアルに進み、飼い主さん家族ははるちゃんを正式にお迎えすることを決めたのでした。
6才になったはるちゃん どのようなコに成長した?

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それから月日は流れ、はるちゃんは6才(取材時)になりました。家族のことが大好きで、とても優しいコに育ったそう。感情が顔に出やすく、喜怒哀楽をたくさん表現してくれるといいます。

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そんなはるちゃんには、慎重な面も。家に迎えたころは大通りをなかなか渡れませんでしたが、1年かけて克服したのだそう。
自分のペースで少しずつ成長する姿に、飼い主さんは喜びを実感していたそうです。

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また、一緒に暮らすなかでこんな嬉しい姿も。
飼い主さん:
「飼い主の帰宅時に、歯を見せて“ニカッ”と笑うようになりました。あまりの可愛さに、疲れが吹き飛ぶ瞬間です!
また、はるに喜んでほしくて犬用のシフォンケーキを焼いたところすごく喜んでくれて、大好物が増えました。シフォンケーキの焼き上がる香りがすると、キッチンでお座りして待つ可愛い姿が見られます」
はるちゃんは「家族の一員として、とても大切な存在」に

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はるちゃんと家族になって6年??はるちゃんは、飼い主さん家族に毎日笑いと癒しを届けてくれています。
誰にもかまってもらえないときは、リビングの真ん中で大きくため息をついて存在をアピール。猫たちにちょっかいを出しては猫パンチを受け、懲りずにまた遊びを仕掛ける??そんな微笑ましい日常が広がっています。

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「家族の一員として、とても大切な存在」だというはるちゃんへ、飼い主さんはこんな思いを語っていました。
飼い主さん:
「大きな怪我や病気もなく育ってくれて、毎日可愛くてありがとうという気持ちでいっぱいです。私は現在、猫の保護活動を細々としています。はるとの出会いがなければ、やっていないであろう活動です。
我が家には、はるのほかに愛猫5匹と保護猫3匹がいて、にぎやかな暮らしを送っています。はるは巣立ったり新しくやって来たりする保護猫たちを見守ってくれており、心強く思っています」

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飼い主さん:
「私にとって、はるたちは本当に自慢の我が子です。はるたちと1秒でも長く一緒にいたいと思っています。
はるがはるらしく、猫たちが猫らしく、毎日を心地よく過ごせるように環境を整えたいです。そして、ちょっとした変化にも気づける飼い主でありたいと思っています」
写真提供・取材協力/@haru.harunrunさん/Instagram
取材・文/雨宮カイ
※文中の表現は、飼い主さんご自身の表現に沿っています。
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年10月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
