部屋の隅で固まっていた元保護犬→今では飼い主さんの足元で寝るほどに成長!家族の「癒しの存在」に
2025/09/03

引用元:@cucu_99c
紹介するのは、Instagramユーザー@cucu_99cさんの愛犬・ククちゃん(取材時1才0カ月)。ククちゃんは保護施設からお迎えされた元保護犬。こちらは、ククちゃんが生後3カ月の頃、飼い主さんの元にお迎えされたときの写真です。
もともと保護犬に興味があったという飼い主さん。飼い主さんのパートナーの愛犬が亡くなり、悲しみに明け暮れていた頃、保護施設のSNSを通じてククちゃんと出会いました。
飼い主さん:
「元々ククちゃんは保護施設の中では引っ込み思案で人が苦手、なかなか前に出ることもなく譲渡会でもご縁が見つからなかったそうです。
それでパートナーとも相談して、ククちゃんを迎え入れることにしました」
お迎えから人に慣れるまでの日々

引用元:@cucu_99c
お迎え当時、とにかく人に慣れていなかったというククちゃん。
人の姿が見えると、部屋の隅で固まって動かなくなってしまうほどで、そのため、ご飯もトイレも、飼い主さんがいない間にしていたのだといいます。ペットシーツも破ってしまうこともあり、飼い主さんは、その片付けに追われていたのだそうです。
しかし、その状況にも次第に変化がでてきたのだといいます。
飼い主さん:
「ご飯食べるときは必ずククちゃんのいる部屋でククちゃんとご飯を食べるようにしたら、近寄ってきてくれました」

引用元:@cucu_99c
保護施設の方から「ククちゃんは臆病なので人慣れするまで数年ぐらい長い目でみてください」とアドバイスがあったそうですが、飼い主さんがククちゃんのそばでご飯を食べるようになってから1カ月程で、ククちゃんにみるみる成長がみられたのだそうです。
部屋からも徐々に出られるようになったというククちゃんですが、こんな嬉しい変化もあったといいます。
飼い主さん:
「お散歩練習として部屋の中で歩く練習をしていたのですが、股の間に巻き込んでいたしっぽが徐々に上がってきました」
また、外でのお散歩練習もククちゃんの臆病な性格もあり、最初は苦戦をしたのだと飼い主さんは振り返ります。
飼い主さん:
「お散歩練習も夜に外でしたのですが、脱糞しまくりでなかなか緊張がとれないのと、散歩に行くのが嫌なのかすごい力で踏ん張ったりして、最初はククちゃんを抱っこして外に連れ出していたのも、とても苦労しました」
しかし、ククちゃんをドッグランに連れて行くなどし、ククちゃんから臆病さがなくなっていったといいます。
ククちゃんはどんなコ?

引用元:@cucu_99c
飼い主さん曰く、ククちゃんは「好奇心旺盛のおてんばなコ」なのだそう。
人は苦手でも犬は好きなようで、ドッグランに連れて行くとすごく元気に活発になったといいます。
それだけでなく、飼い主さんがククちゃんを素晴らしいと思う、こんなポイントがあるのだそうです。
飼い主さん:
「とても頭のいいコなので時間の配分とかも言わなくても、すぐわかるところが素晴らしいです」
また、飼い主さんの足元で寝たり飼い主さんの体にくっついてくるという甘えん坊な一面だけでなく、優しい性格でもあるようで、こんなお話が聞けました。
飼い主さん:
「登山中、ククちゃんはパパと登るのですが、私が遅かったら立ち止まって待っていてくれます。そして、私が追いついたら進んでいくのです」
ククちゃんは「癒しの存在」

引用元:@cucu_99c
ククちゃんをお迎えした当初はなかなか思うようにいかないこともあり、人慣れに何年も費やすことを覚悟していたという、飼い主さん。
「迎え入れた当初はなかなか思うようにいかず失敗したかな?と何度も思いました」(飼い主さん)と振り返ります。
しかし、ククちゃんは1カ月ですんなり人慣れし、今では出会って2回の人には自分から匂いを嗅ぎに行くまでに成長したのだそうです。