クレジットカードを増額したい!一時増額と恒久増額の申し込み方

クレジットカードを使い続けてくると、与信枠が小さくて使い勝手が悪くなってくることがあります。そうした際、たまたま大きな買い物をするときであれば、一時増枠の申し込みをすれば間に合うでしょう。
一方で、普段から使い勝手の悪さを感じているようであれば、与信枠そのものの増枠を申請するのが良いですね。クレジットカードを一枚しか持っていないのであれば、もう一枚追加するというのも選択肢です。

上限引き上げはクレジットカードの種類によって対応が異なる

まずいちばんに確認しないといけないのは、クレジットカードの会社です。アメリカンエクスプレスとダイナースクラブのプロパーカードには、そもそも限度額の増額という概念がありません。
また、他のクレジットカードの場合では、そのカードの種類が持っている上限に達している場合には、限度額を増やせないのです。

アメックスとダイナースクラブは電話での問い合わせが必要

アメリカンエクスプレスとダイナースクラブのプロパーカードは、そもそも一律の限度額というものを設けていません。各会員ごとの資産状況や利用実績を見ながら、随時利用可能額を判定しているのです。
ですから、初めてそのカードを手にしたら、まずはサービスデスクに電話をかけて、だいたい一か月にどのくらいまでなら、問題なく使えるかの目安を教えてもらいましょう。
その上で、その金額以内の利用を毎月続ける分には、限度額を心配する必要はありません。一方、普段利用しないレベルの大きな買い物をしたい場合には、サービスデスクに電話をかけて相談してみましょう。
この際に事前承認がもらえれば、その買い物を行ってもOKです。また、事前承認が貰えなくても、何らかのアドバイスはあると思いますので、それを参考にして下さい。

こうした事前承認を求める買い物などを利用してゆくと、徐々に利用可能額が増やされるでしょう。
ステータスカードと呼ばれるこれらのカードは、単に支払いで信用情報に傷をつけないだけでなく、利用実績も重要な要素になりますから、普段から「上手にカードを利用する」ことを意識して下さい。
なお、JCBのプロパーカードもアメリカンエクスプレスやダイナースクラブと同じ、トラベル&エンターティンメント(T&E)系のカードで、カードそのものには上限が設定されていません。
しかし、個人個人の上限枠は明示されますので、それを増やしてほしい場合には、ネットや電話で申し込むことができるのです。

クレジットカードそのものが持つ上限額に注意する

多くのクレジットカードには、そのカードそのものが持つ上限額というのが設定されています。利用実績を積み上げると、翌月一括払いの与信枠については、特に申請しなくても増枠されることがあります。
そうなってくると、知らない間にそのカードの上限に達してしまっている場合があるんですね。そうすると、増枠を申し込んでも、上限に達していることを理由に断られてしまいます。
そこで取れる方法は2つです。一つは、そのカードの上位カードに申し込んでみることです。もう一つは、全く別のクレジットカードに申し込み、新たなカードを入手することです。
いずれにせよ、短期・長期の滞納があると認められないことが多いです。もちろん複数のカードを持っている場合は、どのカードで滞納があってもアウトですし、分割払いなどのトラブルも否定的要素になります。

一般カードとゴールドカードの比較

いくつかのメジャーなクレジットカードについて、与信枠の上限と年会費などについて見てみましょう。

カードの種類 与信枠上限 年会費
楽天カード 100万円 永年無料
楽天プレミアムカード 300万円 税別10,000円
三井住友VISAクラシック 80万円 税別1,250円(割引特典あり)
三井住友VISAゴールドカード 200万円 税別10,000円(割引特典あり)
三菱UFJニコスVIASOカード 100万円 永年無料
MUFGカード ゴールドプレステージ 300万円 税別10,000円

このように。一般カードとゴールドカードのクラスになると、与信枠上限に大きな差が生まれます。一方で、年会費がそれなりに必要になるのが、少しもったいないかも知れません。
カードが持っている様々なサービスを無視して、与信枠上限と年会費だけを見るのなら、廉価版ゴールドカードという手もあります。年会費が2,000円程度で与信枠上限が200万円くらいのものは、各社からリリースされるようになってきています。
例えば、楽天ゴールドカードは上限200万円で年会費が税別2,000円、MUFGカード・ゴールドも上限は200万円ですが年会費は税別1,905円です。税込みで月あたり180円ほどの年会費なら、特に問題はないと思うのですがいかがでしょう。
それでも年会費を支払うのが嫌だという場合には、別のカード会社で年会費無料のカードを申し込めばいいです。その際には今持っているカードとは異なる国際ブランドのものを選んでおくと、海外で利用する時などに便利かもしれません。

増枠はインターネットでも電話でも申し込める

自分の持っているクレジットカードが増枠に対応しているカードで、そのカードの上限に達していないことが確認できたら、増枠を申請してみることができます。
今では多くのカード会社が、普段利用明細を確認しているサイトで増枠申請を受け付けていますから、利用方法をよく読んで申し込めばいいでしょう。

詳細が知りたい場合はサービスデスクに電話して相談してみる

増枠に関して不安や不明な点がある場合は、カード会社のサービスデスクに電話して尋ねるのが確実です。カード会社によっては、サイト上の申し込みに誘導されるかも知れませんが、電話で受け付けてくれるところもあります。

実際にはそれほど不安を覚えるようなものではありません。収入に安定性があり、これまで銀行引き落としで残高不足を起こしたことがなければ、大抵の場合問題なく通るでしょう。
もし、2年以内に1度でも残高不足を起こしたことがあれば、場合によっては増枠を断られます。そうした覚えがある場合には、最後に残高不足を起こした日から2年以上の時間を置いて申し込んで下さい。
61日以上または3か月以上の延滞があると、おそらくカードは強制解約になっていますから、気にすることもないでしょうが、他のカード会社でそれをやってしまっていた場合、増枠を申し込んだ段階で増枠を申し込んだカードも解約される可能性があります。

これは途上与信というもので、カードの増枠申請や更新の際などに行われる審査のことです。他のカード会社でそうした長期延滞という金融事故を起こすと、そのデータを元に強制解約されることも珍しくありません。
いずれにせよ、カードの有効期限が来ると途上与信を行ってクレジットカードの更新が行われますから、そのタイミングで更新拒否・解約の可能性が高いのですが、増枠を申し込むと、その途上与信のタイミングが早く来るということです。

キャッシング枠を増やさないのが簡単に審査に通るコツ

今持っているカードにキャッシング枠が設定されていなければ、増枠申請の際にもキャッシング枠はゼロのままにしておきましょう。そうすれば審査に通りやすくなります。
また、キャッシング枠が設定されていて、それが50万円以上だったり、他の会社と合わせて100万円以上になっていたりすると、増枠申請の際に年収を証明する書類を求められます。
すぐに提出できるようであれば、それを郵送すればいいですが、審査を早く終わらせたいのであれば、キャッシング枠をゼロにするなどの対応を取るのが得策です。
貸金業法のルールでは、1社で50万円以上のキャシング枠、または全ての貸金業者からの借入枠合計が100万円以上の場合、年収を証明する書類が必要です。
その書類に書かれている年収の3分の1以内になるよう、新しいキャッシング枠が設定されます。

クレジットカードの利用枠一時増枠は海外旅行用に使う事が多い

海外ではクレジットカードが必須になることがよくあります。一方で、自分の持っているクレジットカードの利用可能額が少ない場合、海外旅行などを理由に、与信枠を一時的に増枠してもらえることがあります。
もちろん、審査はありますので必ず増枠してもらえるかどうかはわかりませんが、恒久的な増枠に比べると審査は簡単だと思います。

申し込みは恒久的な増枠と同じ手続きで良い

多くのクレジットカードの場合、普段利用明細を確認しているサイトで申し込むことができます。また、金額や時期について相談したい場合は、サービスデスクに電話して相談してもいいでしょう。
最終的な手続きは、やはりネットで行うよう誘導されるかも知れませんが、内容を確認しておくのは悪くありません。
この時に注意しておかなければいけないことは、一時増枠の際に増やして貰える金額です。例えば50万円の与信枠のクレジットカードを、一時増枠で80万円の与信枠にしてもらったとします。
これは、そのクレジットカードの利用可能額が80万円に増えたということではありません。その申込までに使っていた金額は80万円の枠から差し引かれて、残っている金額が新しい利用可能額になるということです。
言い換えれば、それまでに残っていた利用可能額に、80万円と50万円の差額である30万円が加算されると言ってもいいでしょう。

いくつかの制限が発生することは知っておかなくてはいけない

一時増枠は期間を決めて与信枠を増やすものですが、それを利用している間は翌月一括払い以外の支払い方法は選択できません。会社によっては多少扱いに差異があるかも知れませんから、事前に電話で確認するのが良いですね。
もちろん、一時増枠を申し込むまでに利用していた分割払いやボーナス払い、リボルビング払いなどはそのまま継続されます。
特に注意が必要なのはリボルビング払いですね。それまで毎月一定額を支払ってきたものに加えて、一時増枠中に利用した金額の一括払いを行わなくてはならなくなります。十分注意して下さい。
また、一時増枠中の利用額は翌月一括払いですから、それが終わったらもとの利用可能額まで戻りますが、一時増枠中に使った金額が引き落とされ、それが確認されるまでの一時期、クレジットカードが限度額オーバーで使えなくなります。

増額・増枠は慎重に利用しよう

増枠については、利用状況に問題がなければ心配ありませんが、支払いが厳しくなってきたから増枠しようなどと考えていると痛い目を見るかも知れません。増枠できなくても大丈夫という気持ちがあるときだけ申し込みましょう。
リボルビング枠については、所得などに応じた上限が設定されますから、与信枠全体が増えてもリボルビング枠が増えないということは十分考えられるのです。

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