クレジットカードはもっと便利になる!知って得する賢い使い方とは
普段からクレジットカードを利用している人は多いですよね。でも、そのクレジットカードを有効に使っている方はどのくらいいるでしょうか?
クレジットカードは、ただショッピングでのお会計がスムーズに済むだけがメリットではありません。使い方によって、もっとお得に、便利になるのです。
クレジットカードを持っている方は必見!クレジットカードの知って得する活用術について詳しくご紹介していきましょう。
日常的に利用するのがクレジットカードの賢い使い方!?
クレジットカードを持っている方は、いつ使っていますか?ネットショッピングのとき?それとも、少し高額な買い物をしたとき?そんな方も多いかもしれません。
しかし、クレジットカードは利用した金額に応じてポイントをもらえる制度があります。
つまり、クレジットカードは使えば使うほどポイントが貯まるので、現金で支払いをするよりもお得だと言えるのです。
10,000円の買い物をする場合、現金で10,000円支払えばそれだけですが、還元率1.0%のクレジットカードで支払えば100ポイントもらえます。1ポイント1円なら、実質100円分得をする計算になるわけですね。
クレジットカードを日常的に利用してポイントを貯める事、これがお得になる賢い使い方なのです。
クレジットカードで貯めたポイントは、価値がはっきりしていて普段利用しやすい商品券やギフトカード、電子マネーや共通ポイントに交換するのがお得です。
ただ、交換レートによっては損をする可能性もあるので、きちんと確認しておきましょう。
では、日常的にクレジットカードを使う方法について、ご紹介していきましょう。
コンビニ
大手コンビニは、クレジットカード払いに対応しています。
しかも、5,000円などの一定額を超えなければサインレス、暗証番号入力不要で、スピーディーな支払いが可能です。
少額で利用する事に抵抗がある方もいるかもしれませんが、コンビニで利用する金額は年間で見ると大きな金額になります。
毎日のコンビニ利用、ぜひクレジットカードを使ってみてください。
コンビニでクレジットカードを使うメリットについては、こちらの記事で解説しています。
スーパー
日々の買い物で使っているスーパー。もしそのスーパーがクレジットカード払いに対応しているのであれば、ぜひクレジットカードを使うようにしてください
スーパーの提携クレジットカードを使えば、買い物金額に応じたクレジットカードポイントが貯まるだけでなく、お得な割引サービス・ポイントサービスが利用できる場合もあるのです。
クレジットカード | 割引やポイントサービス 対象スーパー |
---|---|
イオンカードセレクト | イオン イオンモール マックスバリュ ダイエー ミニストップ など |
セブンカード・プラス | セブンイレブン イトーヨーカドー ヨークマート 西部・そごう アリオ など |
セディナカードクラシック | イトーヨーカドー ダイエー イオン マックスバリュ など |
多くのスーパーがサインレスでの利用が可能とはなっていますから、現金のやりとりが省略され、スピーディーな買い物が可能というメリットもありますね。
スーパーでのお得なクレジットカード払いについては、こちらクレジットカードが使えるスーパーは使い方次第で更にお得になる!の記事で特集しています。
タクシー
クレジットカード払いが出来るタクシーも、どんどん増えています。
ただ、タクシーの場合はカード会社への支払い手数料が運転手負担になってしまうこともあり、カード払いを断られてしまうケースがあるのも事実です。
クレジットカード払い対応のタクシーでも、予約時や乗車前にクレジットカード払いが可能なのかどうかを確認しておく必要があります。
タクシーでクレジットカードを使う際の注意点について興味がある方は、ぜひこちらタクシーはクレジットカードを嫌がる!?その理由と上手く使うコツの記事をチェックしてくださいね。
病院・薬局
定期的に病院に通っているという方、毎日飲んでいる薬があるという方は、その費用もクレジットカードで支払える可能性があります。
病院や薬局での支払いでクレジットカードを使っても、しっかりとポイントが貯まります。そして、クレジットカードで支払っても医療費控除を受けられます。
ただ、病院や薬局によっては一定額の利用以上でなければクレジットカード払いが出来ない場合もありますので、確認しておきましょう。また、個人病院ではクレジットカード払いに対応していないところも少なくないのが現状です。
病院・薬局でのクレジットカード払いについてもっと詳しく知りたい方には、こちら病院や薬局でクレジットカードは使える!そのメリット・デメリットの記事がオススメです。
光熱費
ガス代、電気代、水道代などの光熱費も、クレジットカードで支払うことは可能です。
光熱費を支払う際には、引越しなどで住所が変わる際の手続きを忘れないように気を付ける必要があります。
また、光熱費に関しては自治体によってクレジットカード払いに対応していないところも少なくありません。
自分の住んでいる自治体がクレジットカード払い可能かどうかを、調べておくと良いですね。
クレジットカードによる光熱費支払いについては、こちらの記事でご紹介しています。
携帯料金
毎月の携帯料金も、クレジットカード払いにすることでポイントを獲得できる分だけお得になります。
また、各携帯電話会社提携のカードを使うことで、携帯補償や特別ポイントの付与など、お得なサービスを利用できる場合もあるのです。
貯まったポイントをそのまま携帯電話料金として使うこともできるので、ポイントが使いやすいメリットもあります。
携帯電話料金のクレジットカード払い、興味がある方はこちら毎月の携帯料金をお得にしたい人は迷わずクレジットカード払い!の記事をご参照ください。
ゲーム課金
携帯ゲームをしている方は多いと思いますが、そのときの課金もクレジットカードで行うことでポイントを獲得することができます。
クレジットカードだと使いすぎてしまう心配があるかもしれませんが、課金専用のクレジットカードを作って限度額を低くしておけば、そのリスクも減らすことは可能です。
クレジットカードでのゲーム課金、そのメリット・デメリットについて、こちらの記事で特集しています。
仮想通貨購入は現在クレジットカード購入不可
利用者が増加傾向にある仮想通貨。
以前はクレジットカードで購入することも出来ていたのですが、現在はクレジットカードでの購入は出来ません。
国内の仮想通貨取引所では、クレジットカードでの購入は出来ないと考えておきましょう。ただ、海外の仮想通貨取引所の中には、クレジットカード払いができるところもあります。
ただ、カード会社が仮想通貨購入を拒否することもあり、必ずクレジットカード払いができるとは限らない状態です。
限度額を超えた利用はできませんし、後払いで翌月、翌々月に引き落とされる際に口座残高が不足するリスクもある点は認識しておかなければいけません。
クレジットカードを使うときは、月々の利用額をしっかり把握し、計画的に利用する事が大切なのです。
クレジットカードで生活費を管理するのは難しい?
クレジットカードは、簡単に利用できること、そして手元の現金が減らないことで、いくら使ったが認識しにくいというデメリットがあります。
気付いたら引き落とし金額が高額になっていた、というケースも考えられるので、クレジットカードを頻繁に利用する事に抵抗を感じる方もいるでしょう。
ですから、生活費管理にクレジットカードを使うのは難しいと思われているのです。
しかし、クレジットカードはちょっとしたことに気を付けるだけで、生活費が管理できる便利な物になるのです。
クレジットカードによっては、提供している公式アプリがあります。
このアプリを利用する事で、カードの利用状況やポイント残高を確認できるので、使いすぎのリスクを防ぐことができるのです。
ウェブサイトでの利用状況チェックは、いちいちIDやパスワードを入力してのログイン作業が必要となりますが、アプリであれば指紋認証等のオートログインが設定できる場合もあるので簡単で便利なのです。
JCBや楽天カードのアプリは、家計簿機能のようなものを利用することはできます。
光熱費などの公共料金はクレジットカード払いがおすすめ
公共料金など、毎月必ず発生する支払いをクレジットカードにしておくことで、ポイント獲得できる、毎月の支払額がすぐに確認することはできます。
また、固定費なので口座引き落としと同じイメージで管理できるため、比較的クレジットカード払いの設定がしやすいとも言えるでしょう。
毎月コンスタントにクレジットカードポイントを貯めることができるというのも、メリットです。
ただ、公共料金によっては、口座引き落としを選択することで割引が受けられる場合もあります。毎月得られるクレジットカードポイントと、口座引き落としによる割引、どちらがお得なのか確認することは大切です。
あまり知られていないクレジットカードの意外な使い方とは
クレジットカードは、日々の買い物で使えるだけではありません。実は、意外と知られていないクレジットカードの使い道があります。
それが、こちらです。
- 商品券やギフトカードの購入
- 家賃の支払い
- 車の購入
- 投資
- ふるさと納税
- 税金の支払い
- 国民年金保険料の支払い
それぞれの使い方、そしてメリットなどについてご紹介していきましょう。
商品券やギフトカードの購入
商品券やギフトカードは、換金性が高いとしてクレジットカードで購入できないケースがほとんどです。
しかし、オンラインショップではクレジットカード払いに対応しているところもあります。ただ、送料がかかる、額面よりも割高な販売額になっているなどデメリットもあります。
オンラインショップはネット上でのやり取りになりますから、信用できるかどうかもしっかり判断しなければいけません。
現金がないときの手段として用いられてしまい、引き落とし日に口座残高がなく引き落とせないリスクがあるのです。
支払いができなくなりブラックになる、返済できない借り入れをして借金苦に陥る可能性もあるので、利用者を守る目的もあるということを覚えておきましょう。
基本的に、換金性が高い商品は現金のみの購入となっています。
ただ、そのクレジットカード系のギフトカードに限り、クレジットカードで購入できるケースもあります。
クレジットカードで購入できるギフト券については、こちら知らなきゃ損!クレジットカードで買える商品券・ギフト券とはで解説しています。
家賃の支払い
家賃は口座引き落としや振り込みで支払うもの、というイメージがあるかもしれませんが、最近では家賃がクレジットカードで支払える不動産屋も増えてきました。
家賃はその金額が数万円になりますので、獲得できるポイントが大きいのも特徴です。ただ、家賃支払いに関してポイント付与対象外というカードもありますので、事前に確認しておきましょう。
クレジットカードで家賃が支払える物件については、大手不動産会社が運用するウェブサイトでの検索も可能となっています。
クレジットカードでの家賃支払いについて興味がある方には、こちらの記事がオススメです。
車の購入
金額の大きな買い物をすればするほど、獲得できるクレジットカードポイントが大きくなります。では、100万円を超えることがほとんどの車の購入でクレジットカードは使えるのでしょうか。
実は、車の購入でも一定額までならクレジットカード払い可能、としているディーラーがほとんどです。なぜなら、クレジットカードは利用額の数%を手数料としてディーラーがクレジットカードに支払わなければいけないためですね。
金額が大きな車だからこそ支払い手数料も大きくなるため、クレジットカード払い可能な上限を設けているのです。
ただ、一定額まででもクレジットカード払いができれば、ポイントが獲得できるのは嬉しいですよね。
また、中古車であれば全額クレジットカードで購入できる可能性もあります。クレジットカードでの車の購入についてもっと知りたいという方は、こちら知らないあなたは損してる?車がクレジットカードで購入できるケースの記事をチェックしてください。
投資
クレジットカードは、貯まったポイントを様々な用途で利用することができます。その1つが、投資です。
クレジットカードのポイントで投資をすると、ポイントの増減のみで現金で損をすることがないので投資初心者でも安心して始められるメリットがあります。
投資で増やすことができたポイントをさらに投資することも可能ですし、ポイントの期限切れリスクもなくなります。
クレジットカードでの投資に関する情報は、こちらでご紹介しています。
ふるさと納税
お得な返礼品が魅力のふるさと納税にも、クレジットカードが使えます。ふるさと納税をすることによって控除を受けることができるだけでなく、利用額分のクレジットカードポイントが得られればかなりお得ですよね。
自治体によってはクレジットカード払いに対応していないところもありますが、大手サイト経由でふるさと納税を行えば、ほとんどの自治体でクレジットカード払いが可能です。
ふるさと納税に興味がある方だけでなく、節税やクレジットカードポイント獲得に興味がある方も、こちらふるさと納税もクレジットカード決済可能!その方法やメリットをご紹介の記事をチェックしてみてください。
税金支払い
国税である相続税や贈与税、そして地方税である自動車税や住民税、固定資産税は、クレジットカードで支払える可能性があります。
まず国税は、国税クレジットカードお支払いサイトというウェブサイトがありますから、クレジットカードで支払うことは当然可能です。
地方税もクレジットカード払いが可能なものはありますが、決済手数料が発生するので注意が必要です。
クレジットカード払いに対応していない税金も、コンビニ払いが可能であればnanacoやWAONにクレジットカードでチャージすることで、間接的にクレジットカード払い・ポイント獲得をすることが可能です。
クレジットカードでの税金支払いについては、こちらの記事で特集しています。
国民年金保険料の支払い
国民年金保険料も、クレジットカード払いが可能です。クレジットカード払いで、尚且つ前納をするようにしておけば、クレジットカードポイントが貯まることに加えて、保険料が割引になるメリットがあります。
割引になる保険料は、最大で2年前納の14,520円です。1か月あたり605円ほどの割引になる計算ですね。
ただ、クレジットカードによっては国民年金保険料の支払いがポイント付与対象外になっていることもあるので、確認が必要ですね。
また、国民年金保険料を前納する場合は、金額が大きくなります。当然、カード限度額内での支払いしかできませんから、限度額の確認もしっかり行っておきましょう。
クレジットカードを持っていることで利用できるサービスもチェック
クレジットカードは、利用した分だけポイントが貯まるだけがメリットではありません。
実は、クレジットカードを持っていることで受けられる優待サービスがあるのです。
今回は、代表的なサービスとしてホテル優待と引っ越し優待の2つをご紹介しましょう。
ホテル優待
クレジットカードには、その特典としてホテル優待サービスが受けられる場合が多くあります。
提携ホテルの宿泊でボーナスポイントが貯まる、お得な宿泊プランを利用できるなど、その優待内容はカードによって異なります。
普段利用するホテルが決まっているのであれば、そのホテルの優待サービスが受けられるクレジットカードを持つというのもオススメです。
ただ、ホテル優待を利用するためには、そのカードで決済をすること、またはクレジットカードの提携サイトから予約することなどの条件が設けられている場合があるので確認しておきましょう。
クレジットカードのホテル優待については、こちらの記事でもご紹介しています。
引っ越し優待
ホテルと同様に、クレジットカード会社が提携している引っ越し業者もあります。
引越し料金の割引サービスや、段ボールなどの資材提供無料サービスがあるので、大きくなりがちな引っ越し代金を節約するのに役立ちますね。
ただ、やはり利用条件もあります。
- 見積もり時にカード優待を利用する旨を伝える
- 引っ越し代金をカード払いをする
各カードによって優待適用条件はありますが、この2つを基本として押さえておくと良いでしょう。
まずは、見積依頼時にクレジットカード払いがしたいこと、そしてカード優待が使いたいことを伝えることを忘れないようにしておきたいですね。
ただ、適用除外期間を設定している場合もありますので、サービスが利用できるかどうかの確認は必須です。
クレジットカードで引っ越し料金を支払うメリット・デメリットなどについて、こちらの記事でご紹介しています。
もしかしたら損してるかも!?注意したいクレジットカードの使い方
クレジットカードは便利なの物ですが、実は使い方によっては大きく損をしている可能性もあります。
次のチェックポイントに当てはまる点があれば、要注意です。
- 特典を利用していないのに年会費がかかるカードを持っている
- リボ払い、分割払いを多用している
- 利用明細書の発行代金を支払っている
それぞれのポイントについて見ていきます。
特典を利用していないのに年会費がかかるカードを持っている
クレジットカードは、年会費無料のものから年会費が数万円かかるものまで、多くの種類があります。
カードの付帯サービスを把握していない、いつか使うかも、と思っていたが全然利用していないという場合は、クレジットカードのステータスを落とすか、解約して他のカードに変更することを検討しても良いでしょう。
リボ払い、分割払いを多用している
リボ払い、分割払いは、月々の支払い負担が減るメリットはあります。しかし、支払回数が増えるだけ手数料を支払うことになるので、結果的に損をしている場合もあるのです。
金額が大きな買い物であれば別ですが、日々のちょっとした買い物、一括払いできる買い物をリボ払いや分割払いにすることは、控えることをオススメします。
そこが魅力でリボ払いにしてしまうこともあるのですが、それでも損だったということでしょうか。
リボ払いを選択する際には、きちんと試算をしてからにしたいですね。
利用明細書の発行代金を支払っている
クレジットカードは、紙での利用明細書を発行していることがほとんどです。しかし、紙での利用明細書発行には、毎月発行手数料がかかっていることがほとんどです。
ウェブ明細書へ切り替えるだけで、コストを削減できるのでぜひ切り替えておきたいですね。
また、ウェブ明細書へ切り替えれぼばボーナスポイントがもらえるカードもあります。
クレジットカードは効率よくポイントを貯めてお得に利用しよう
コンビニやスーパーでの支払いはもちろん、携帯電話や公共料金など毎月発生する支払いをクレジットカード払いに変更して、効率よくポイントを獲得していきましょう。
また、クレジットカードを利用していることで受けられる優待サービスもあります。まずは自分が持っているクレジットカードの提携店やサービスをチェックして、今持っているカードをさらに賢く、お得に利用しましょう。