クレジットカードの審査に通らない理由をカード会社は知らせない

クレジットカードの審査に落ちてしまったらショックです。なんだか自分の人格を否定されたような気分になってしまうかもしれません。「どこが気に入らないんだよ!」と問い詰めたくなるかもしれませんね。

しかし、カード会社は審査結果の理由について教えてくれることはありません。自分で悪かったかもしれない要素を洗い出して、再検討してみるのが最も建設的なのです。その方法を見てみましょう。

クレジットカードは審査落ちの連絡はあるが理由は明かさない

クレジットカードを申し込んで、審査に落ちてしまった場合、理由を問い合わせても「当社で総合的に判断した結果」としか教えてくれません。

これは、次の申し込みの機会に、その部分だけ虚偽の申告をされてしまう危険性を排除するためなのです。

クレジットカードの審査に通らない理由は不可解なこともある

クレジットカードの審査に通らないのは、給料が少ないとか、過去に延滞したとかの理由なんでしょうか。他にどんな物があるのでしょう。
これは謎だとしか言いようがありません。実際、なぜ審査落ちするのかわからないという人も少なくないと思いますよ。

クレジットカードや携帯電話などの分割払い、消費者金融での延滞があったという場合は審査に通るのは難しいでしょう。

就職・転職して間もない、学生や主婦・主夫といった身分、世間の平均を大きく下回る年収なども悪条件です。

しかし、そうした要件が全くないのにクレジットカードの審査に通らないことというのは、私自身が経験したことがあります。

行きつけのガソリンスタンドで頼まれて、E カードに申し込んだんですが、お断りの手紙が届いてしまいました。もちろん悪い要素は何もありません。不満だったので、一応ガソリンスタンドには文句を言いましたが、覆るはずもありません。

そしてその数か月後、同じスタンドで「引受会社が M カードから T ファイナンスに変わったのでもう一度申し込んで下さい。」としつこく言うので、渋々申し込んだら、一週間でカードが届いたのです。

このように、カード会社によって社内の基準が異なるのでしょう、申込者にとっては本当に不可解な理由で審査落ちすることがあるのです。

審査落ちする理由は多岐にわたるし複合的なこともある

審査落ちする理由について考えてみましょう。もちろんこれはカード会社が公開しているものではありません。カード会社はそうした情報を公開しません。まず最も大きいのは信用情報に傷がある場合です。

  • 指定信用情報機関報告書の「返済状況」欄に異動が記録されている
  •  ・61 日以上の延滞
     ・保証会社からの代位弁済など

  • 指定信用情報機関報告書の「終了状況」欄に異常終了が記録されている
  •  ・保証会社の代位弁済による契約終了
     ・カード会社が貸倒処理を行った
     ・債務の一本化による移管終了
     ・カード会社の債権譲渡による移管終了(債権回収会社など)
     ・破産による法定免責による終了

これらが記録されていた場合、新規のカード発行は絶望的です。

終了状況に異常終了が記録されていれば、その記録日から 5 年間はその情報が生き残ります。

また、返済状況に異動が記録された場合、それが解消した日から 5 年間はその情報が生き残るのです。さらに、これほど重大な情報でなくても次のような記録があると審査に悪影響を及ぼします。

  • 支払遅延の発生(解消から 5 年間)
  • 入金状況の異常(発生から 2 年間)

これらは、申込者本人が認識しているはずの理由ですね。ですから、いろいろな支払いを遅らせることなく、しっかり支払いを行っておきましょう。

うっかり引き落とし日に残高不足を起こしてしまった場合、その翌月から24か月を経過するまでは、新しいカードの申込は避けたほうが確実です。

なお、一部のサイトなどで CIC にも破産情報は 7 年間残るとされていますが、CIC に 7 年の保存期間のものはありません。5 年です。しかし、記録日が実際より遅れることはよくあるので、6 年くらいは見たほうが良いかもしれませんね。

属性による審査落ちは特にカード会社の方向性の影響が出る

その昔、クレジットカードの申込資格は、正社員として就職し勤続 3 年以上、年収 300 万円以上などと言った条件が付けられていました。ゴールドカードは 30 歳以上、勤続 6 年以上、年収 500 万円以上といった具合です。

今でこそ、学生でも主婦・主夫でも、あるいはアルバイトやパートでも申し込めるカードはたくさんあります。一方で、昔の習慣を引きずっているカード会社もあるようですね。

カード会社によっては未婚者の評価を下げるところもある

未婚者はクレジットカードの審査で低い評価になると聞いたことがあるんですが、本当でしょうか。
申込書に未既婚や子供の有無を記入させるカード会社の場合、それを評価の対象にしている可能性は否定できませんね。

個人情報の管理が厳しくなっている今でも、クレジットカードの申込書は様々な個人情報を記入する欄があります。それが審査のためなのか、市場分析のための個人データ収集のためなのかはわかりません。

でも、記入欄がある以上、それをもとに評価される可能性はあるかもしれませんね。

就業状況によって評価は変る

仕事によって審査の通りやすさが変わるというのもよくあることです。

様々な職業のうち、クレジットカード会社が最も歓迎するのは、期間を定めず雇用される給与所得者であるのは言うまでもありません。つまり正社員や公務員ですね。
一方、学生や主婦などでも、審査対象になる場合は属する世帯の生計を支える人の職業や年収で評価されることも多いです。ほぼダメなのは、生活保護などで生計を立てている人や完全無職の人ですね。

再チャレンジする場合は半年以上間を置いてから

なんとなくクレジットカードを申し込んだら、意外にも落ちてしまった。そんなときはある程度慎重に考えてから再チャレンジして下さい。同じカード会社には申し込まないほうが良いです。

まずは自分の何が悪かったのかを考えてみましょう。過去に何らかの延滞などが記録されている可能性がある場合は、指定信用情報機関に自分の情報の開示請求を行うのもいいですね。

期間は最低でも半年置いてから

ネットの情報で、同時に何枚ものカードを申し込んでも、全部審査に通ったという話を見るのですが、それでも半年以上置いたほうが良いのでしょうか
カードが発行されたらその情報は解約するまで記録されます。しかし、審査に落ちた場合、その情報が存在せず申込情報だけが半年間残るわけでから、間は置いたほうが良いです。

審査に落ちてカードが発行されなかった場合、申込情報は 6 か月で削除されます。

つまり、審査に落ちたという情報が見て取れた場合、他のカード会社としても審査に通すのは難しくなるかもしれないからです。

できれば審査落ちの連絡が来てから6か月待ち、その翌月の1日以降に申し込むと良いでしょう。

審査の通りやすそうなカードを選ぶのも重要なポイント

これは基本的なことですが、いわゆるステータスカードと呼ばれるような上級カードは審査が厳しく、通過するのが難しいです。はじめからゴールドカードに申し込んだりせず、一般カードで利用実績を2年以上積んでから申し込むと良いでしょう。

また、一般論ではありますが、アメックスやダイナースクラブのプロパーカード、銀行系のクレジットカードなどは審査が厳しいと言われています。

それに対して、流通系・通販系などのカードは比較的入会審査は甘めだと言われています。もちろん入会審査が甘いということは、入会後の途上与信が厳しく、使い方が悪いとすぐに強制解約になるので注意してくださいね。

自分の過去が気になる場合は情報開示請求をしてみる

クレジットカードの場合、CIC になると思いますが、自分の個人信用情報について開示請求を行ってみるのもいい方法です。そこに悪い情報が載っている場合、それが消えるまでは申し込むだけ無駄かもしれません。

クレジットカードを持っていない場合、郵便小為替で1,000円を支払って、郵送で取り寄せることもできます。詳しくは下のリンク先を見て下さい。

属性の見直しを行ってみるのも一つの方法

例えば、身分を学生としていて、所属が各種学校や未認可校であった場合審査に通りにくいことが多いです。その場合、アルバイトをしているならアルバイト OK のカードにアルバイト収入で申し込んでみるという方法があります。

当サイトでは属性別におすすめのクレジットカードを紹介していますので、こちらも参考にしてみて下さい。

あるいは文筆業や漫画家さんなどでフリーランスとしている人は、毎年確定申告をすることを条件に税務署に開業届を出せば、自営業者という扱いになります。自営業でも審査は厳しいですが、フリーランスよりは通りやすいでしょう。

審査落ちの理由を教えてもらえないなら自分で分析する

カード会社は審査結果について内容を教えてくれません。ならば自分で情報を集め、分析し、対策してから次にチャレンジするしかありませんね。

まずは発行されやすいというカードを選んで申し込むところから始めてみましょう。

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