クレジットカードの再発行。前後にはどんな手続が必要なのか知る

クレジットカードを再発行するというケースがたまにあります。いくつかのパターンに分かれていますが、再発行の申込自体は電話やネットで行なえますし、難しくもありません。

ただ、クレジットカードを再発行するということになると、その前後、特に発行後に行わなければいけない手続きが多いので、それを見落とさないようにしましょう。

クレジットカードが使えなくなったら再発行

クレジットカードの再発行が必要になるのは、クレジットカードが使えなくなった時です。

クレジットカードが使えなくなったときという場合にも、その理由はいくつかあります。その理由によって手続きが変わりますので覚えておきましょう。

理由によっては再発行してもらえないこともある

クレジットカードが使えなくなって再発行を依頼したら、どんな場合でも再発行に応じてもらえるのでしょうか。
いいえ、何らかの事情でカード利用の一時停止や、クレジットカードの強制解約になった場合などは再発行してもらえません。

クレジットカードが使えなくなるには、次のような理由が考えられます。

  • クレジットカードそのものの紛失・盗難
  • 不正利用があってカード会員がカードの停止を申し出た場合
  • クレジットカードの破損・汚損・故障
  • 支払い遅れなどによるカードの一時停止
  • 途上与信によるカードの強制解約
  • 有効期限切れ

このうち、有効期限切れに関しては、有効期限の一か月くらい前にカード会社から更新されたカードが送られてきます。事前に登録住所が正しいことだけを確認しておけば、特に何かの手続きをする必要はありません。

クレジットカードの番号が変わる場合は手続きが煩雑

上のリストのうち、一番上はカード会員の手元にクレジットカードが残っていません。また、2番目はプラスチックのカードは手元に残っているものの、盗難に遭ったのと同じ状態になっています。

こうした場合、カード会社に連絡してクレジットカード機能を停止してもらう必要があります。そうしないと不正利用による被害が拡大するからですね。

このようなケースでは、クレジットカードの発行会社に電話連絡をすることから始めます。

盗難・紛失・不正利用に関する窓口は 24 時間 365 日対応になっていますから、気づいたらその場で連絡してください。

  • このケースでは必ずカード番号が変わる
  • カード会社への連絡の後警察への届けが必要
     ・盗難の場合は必須
     ・紛失の場合も原則届け出
     ・不正利用の場合はカード会社の指示に従う
  • 電話している最中にカードが停止される
  • 電話の受付の流れの中で再発行の手続きもできる
  • カード会社の指示があったら書面の提出も行う

多くの場合、この電話だけで再発行の手続きも完了します。盗難・紛失・不正利用に関しては別の記事も読んでおいてください。

クレジットカードの紛失は一大事!確実な手続きで被害を最小限に

クレジットカードの不正利用!正しい手続きなら完全に補償される

どんな場合でも再発行したら前のクレジットカードは使えない

盗難の場合は前のクレジットカードが出てくることはありませんが、なくしたと思っていたカードが出てきたということは割合ありがちです。

そんな場合でも再発行を依頼した段階で、前のカードは無効化されていて使えなくなっています。

出てきた場合は、間違えて使わないようにハサミで切断して廃棄しておいてください。

カードそのものが手元にある場合は手続きが簡単

クレジットカードが割れてしまったんですが、こんな時はどうしたらいいんでしょう。
24 時間対応ではありませんが、再発行専用電話がありますから、そこに電話してください。また、会員専用サイトから申し込むこともできます。

カードが使えなくなった場合だけでなく、次のようなケースでも再発行を依頼してください。

  • カードにヒビが入った
  • カードが欠けた
  • カードが曲がった
  • 磁気ストライプが浮いてきた
  • サインが読めなくなった

いずれの場合も、カード自体は使える可能性がありますが、ATM で引っかかったり、店員さんの確認で利用を拒否されたりする可能性があります。

くれぐれも自分で修復しようとしたりしないでください。

クレジットカードは破損したまま使わない。すぐに交換手続をする

カードが手元にあるなら原則としてカード番号はそのまま

スキミングやクレジットマスターと言った犯罪行為によってクレジットカードがコピーされてしまい、それが不正利用された場合を除いて、カードが手元にある場合は再発行してもカード番号は変わりません。

ただし、有効期限とセキュリティコードは変わっていることが大半ですので、定期的な支払いや通販サイトなどに登録している場合は、有効期限の変更手続きが必要です。

それぞれのサイトにアクセスして、アカウントを開けばクレジットカードの項目があります。番号が同じであることを確認したら、有効期限を変更しておきましょう。セキュリティコードは登録できません。

カード会社と支払先の関係によっては自動引き継ぎができる

例えば、楽天カードの場合次のような企業に対する支払いは、カードの切替とともに自動的に引き継がれます。

  • 一般電気事業者(十電力)
  • 一部のガス事業者
  • 東京都と大阪市の水道局
  • 携帯電話キャリア
  • 読売新聞・朝日新聞
  • 一部の保険会社(損保・生保)

こうしたケースは、カード会社と支払先企業の組み合わせがまちまちですので、カード会社に確認しておきましょう。

クレジットカードの再発行にまつわるいろいろな疑問

クレジットカードの再発行に関しては、いろいろな疑問があると思います。それぞれについて見てみましょう。

実は意外な落とし穴もあるんですよ。

クレジットカードの再発行には手数料が必要

再発行を申し込むと、再発行手数料のようなものが必要になるのでしょうか。
原則として必要です。カードそのものの費用や、封入・郵送に関する費用などの実費程度だと思ってもらえばいいでしょう。

クレジットカードの再発行にかかる費用は、だいたい税別 1,000 円程度の再発行手数料が請求されます。これは年会費無料のカードでも、年会費が高額なステータスカードでも、それほど差はありません。

ただし、一部のケースでは再発行手数料が不要になるケースもあります。

再発行手数料は、毎月の利用金額と一緒に請求されますから、わざわざ別に支払う必要はありません。

クレジットカードの再発行に審査はつきもの

クレジットカードの再発行の際には、新規申し込みのときのような審査があるのでしょうか。
審査が行われることが多いです。でも、審査用の書類の提出などは不要です。不定期に行われる途上与信が、再発行を機に行われるだけですね。

カードを再発行する時というのは、途上与信を行うのにちょうどいい機会になります。

ですから、再発行を申し込むと必ず審査があって、最悪の場合には審査落ちして再発行されないこともありえます。

でも、再発行を申し込まなくても、そのような信用状態の人は次の途上与信で強制解約になるでしょうから、多少時期が前後するだけです。

再発行にかかる時間は 2~3 週間程度と考える

これはカード会社ごとに変わりますが、だいたい 2~3 週間程度で届くと思っておけばいいでしょう。念のため、会員専用サイトの案内を確認しておいてください。

あるいは、電話で申し込んだ場合には、オペレーターに尋ねてみると良いと思います。

新規発行とは異なる部署が担当していることもありますので、新規発行に必要な時間はあまり参考になりません。

固有ポイントやマイルは引き継がれる

クレジットカードに固有のポイントは、再発行しても原則として引き継がれます。また、マイルや提携ポイントについては交換手続きが終わっていれば、管理がそちらに移っているので失われません。

ただし、提携ポイントなどに交換する設定は、新しいカードが届いたら新規に設定しなおす必要がありますので、忘れないようにして下さい。

固有ポイントの扱いについては、念のため会員専用サイトでチェックしておくと良いですね。

再発行中の支払は継続の可否がケースバイケースになる

再発行を申し込んだ理由が、カードの破損などでカード番号が変わらないタイプの取扱だった場合、毎月の支払いで利用しているものはそのまま支払可能であることが多いです。

新しいカードが届いたらすぐに有効期限の変更を行うだけで、中断することなくカード払いが継続できるでしょう。念のため、カード会社に確認はしておくほうが良いですね。

一方、紛失や盗難の場合は届けを出した次点でカードが無効化されますから、支払いには使えなくなることがほとんどです。

  • コンビニ支払いの支払票を郵送してもらう
  • 銀行振込の口座を知らせてもらい振り込む

このような対応をとって下さい。特に携帯電話料金については、放置していると信用に傷がつくことがあります。かならず再発行を依頼すると同時に、電話連絡して支払い方法を変更してもらって下さい。

手順さえ押さえておけば再発行は簡単

このように、紛失や盗難に伴う場合は少し手間が増えますが、基本的に再発行手続きは電話一本で行える簡単なものです。

カードに故障が出た場合にも、すぐ電話して相談することがおすすめですよ。

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