ETCパーソナルカードをやさしく解説!作る前に知りたい注意点も

ETCパーソナルカードとは以下の6社が共同で発行しているETCカード。

  • 東/中/西日本高速道路株式会社
  • 首都高速道路株式会社
  • 阪神高速道路株式会社
  • 本州四国連絡高速道路株式会社

ETCパーソナルカードならクレジットカードを持っていない人や事情があって持てない人でも利用できます。

そのためクレジットカードなしで、ETCカードを発行したいという人におすすめのカードなんです。

この記事では、ETCパーソナルカードの特徴や仕組み、発行までの流れについて詳しく解説していきます。

未成年や学生だとETCパーソナルカードを発行した方が良いと思うかもしれませんが、「発行期間」「デポジット」といったデメリットも。メリットだけでなく、デメリットについても説明していくので、しっかりとチェックしてみてくださいね。

「家族カード」の作成も候補に入れつつ、どうするのが最適か一緒に考えていきましょう。

ETCパーソナルカードの特徴とは?メリットとデメリットを紹介

ETCパーソナルカードのメリットはやはりクレジットカードを発行しなくても利用できること。

ETCパーソナルカードのメリット

  • クレジットカードを発行しなくても作れる
  • ETCカードと同様、ETC割引が適用される
  • ETCカードと同様、ETCマイレージポイントが貯まる
えっ!ETCパーソナルカードを発行するときに、クレジットカードのような審査はないんですか?
はい、ありません。必要な書類が揃っていればクレジットカードでブラックリストになってしまっている人でも発行できるんです。

そして通常のETCカードと同様に深夜割引や休日割引などの特典を受けることができます。

ETCの時間帯・曜日割引
割引率 条件
深夜割引 30% 全日0時〜4時
休日割引 30% 地方都市区間で土日祝日

さらにETCマイレージポイントサービスを事前に登録することで、マイレージポイントをつけることができます。

  • 通行料金10円=1ポイント
  • 5,000ポイント=5,000円のETC料金還元

年会費がかかるETCパーソナルカードですが、こういった割引を適用したりマイレージサービスを賢く貯めることでお得に高速道路を利用することができます。

しかしこのようなメリットがある一方で、ETCパーソナルカードには3つのデメリットもあります。

ETCパーソナルカードのデメリット

  • 年会費がかかる
  • デポジットが必要

ETCパーソナルカードを発行すると年会費が1,143円(税別)かかります。

あまり利用しない人にとっては、割引分を考えても元をとれない人もいるかもしれません。

また、利用するにはあらかじめ保証金と言われる「デポジット」を預託しておかなくてはなりません。

お金を預けるだけで利用できるならSuicaのような交通系ICカードと同じですよね。しかしETCパーソナルカードのデポジットは利用する月額に応じて金額が異なるんです。

デポジットの金額は平均利用月額の4倍。例えば月額5千円の利用であれば2万円のデポジットが必要となります。

ETCパーソナルカードで必要なデポジット額

参照元:NEXCO西日本

なおかつデポジットは保証金であり、利用料金はここから差し引かれるわけではありません。実際の利用料金は翌月27日に指定の口座から引き落としされるので注意してください。

なおデポジットは、ETCパーソナルカードを解約したら返金されます。

このようにETCパーソナルカードを作るには手間や初期費用がかかります。もし家族にクレジットカードやETCカードを持っている人がいるのならば、家族カードとしてETCカードを発行してもらうことも検討してみてくださいね。

ETCパーソナルカードの申し込みと発行までの流れ

続いてETCパーソナルカードの申し込み方法と流れを解説していきましょう。

お申込み書は高速道路のサービスエリア・パーキングエリアのインフォメーションや、ETCパーソナルカード事務局から郵送してもらうえます。ネット申し込みはできないので注意しましょう。

ETCパーソナルカードの申し込みの流れ
  1. 電話して申込書を郵送してもらう
  2. 申込書に必要事項を記入して、書類と共に郵送する
  3. デポジットを振り込む
  4. ETCパーソナルカードが発行される

必要書類は次のとおり。申込書の到着を待っている間に用意しておくのがおすすめですよ。

  • 引き落とし口座のお届け印
  • 引き落とし用の口座番号
  • 本人確認書類(運転免許証、パスポート、住民票の写し、健康保険証等)

ETCパーソナルカードは郵送での手続きとなり、デポジットの振込をしてからの発行となるので即日発行は難しく、2週間ほどかかります。

ETCパーソナルカードの利用明細がほしいなら、ETC利用照会サービスを使おう

クレジットカードなしで作れるのはわかったけど、それならETCパーソナルカードの利用明細はどこで見ればいいんでしょう?
明細は「ETC利用照会サービス」で確認できます。

「ETC利用照会サービス」を利用するには新規登録が必要です。登録にはETCカード番号、過去の利用年月日、車載器管理番号、車両番号を入力する必要があります。

ちなみに会社にETCの利用を証明したいときは、このETC利用照会サービスから利用明細を印刷して提出することもできますよ。

ETCパーソナルカードが強制解約(利用停止)されることも!未払いには注意

一度発行されたら安心して使えるETCパーソナルカードですが、利用料金が未払いの場合は強制解約になることも。

ETCパーソナルカードが強制解約(利用停止)になる例
  • 連続して2カ月〜3カ月料金未払い
  • 適切なデポジットを支払っていない(当初より月々の利用頻度・料金が上がった)

もし通行料金を毎月支払っているのに強制解約になってしまったという人は、利用月額分のデポジットを支払っていない可能性があります。

特にデポジットは増額は忘れやすいため注意が必要です。もし増額の依頼が来たら、すみやかに対応しておくと安心ですよ。

クレジットカードを持っていなくても大丈夫!ETCパーソナルカードを検討してみよう

ETCパーソナルカードは年会費やデポジットを支払わなければいけないため、使用頻度が低い場合は割引制度があっても見合わないかもしれません。

基本的にクレジットカード付帯のETCカードの方がメリットが多くあるため、ETCパーソナルカードを作る前に新しくクレジットカードを発行するか、家族カードを作れないかを考えてみてくださいね。

家族カードであれば年会費無料〜数百円のものがあり、審査もほとんどありません。

もしETCパーソナルカードを利用する際は強制解約にならないよう、デポジットの増額対応や未払いに注意しましょう。

ETCパーソナルカードのデメリットが気になる場合は「ETCカードおすすめ4選を比較!自分にあったお得なカードを選ぼう」の記事を参考に、クレジットカード型のETCカードの作成を検討してみてくださいね。

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