クレジットカードと年収の関係。判断基準は各社の社内基準による

クレジットカードを申し込むにあたって、多くの人が不安に思うのは「自分の年収で審査に通るのだろうか」と言うことだと思います。しかし、こればかりはカード会社の内規によるところが大きいので、これだけあれば安心とは言えません。

一方で、これだけの年収じゃ審査には通らないと言うことも言えません。それはカード会社の方針によるところが大きいのです。もちろん、無職でプラチナカードに申し込んでもダメですよ。そのあたりを細かく見てみましょう。

年収は 180 万円ぐらいあれば通るカードもあると思われる

世間では 200 万円ぐらいの年収があれば、ベーシックなクレジットカードなら審査に通る可能性が高いと言われています。

しかし、その基準はカード会社によって異なるでしょう。実際、学生や主婦など建前上無収入のはずの人にでも発行しますと言っているクレジットカードもたくさんありますね。

最低賃金ボーナスなしでも 180 万円くらいの所得になる可能性

クレジットカードの審査と言うと、やっぱり年収が一番重要であるように思うのですが、そうではないのでしょうか。
現在ではそうでもありませんね。むしろ「支払不能になるリスクが低い人」と言う基準で見られていると思った方が良いでしょう。

雇用形態にかかわらず、フルタイム勤務であれば年収はそこそこの金額になります。日本の平均で見た場合、年間労働時間はおよそ 2,000 時間、そのうち 250 時間くらいは時間外労働です。

それに最低賃金の全国加重平均である 874 円をかけて、時間外割増をのせると、およそ 180 万円ぐらいの年収になるのです。

クレジットカードの審査は年収の絶対額より「安定的な収入があるかどうか」を重視する傾向があります。

そうしたことから、安定的にフルタイムで働いている人なら、少なくとも 200 万円くらいの年収はあると推定している可能性はあります。

世帯収入を記入する場合もある

一方、十分な収入がない人でもクレジットカードが発行されるケースは少なくありません。

  • 主婦・主夫
  • 学生
  • アルバイト
     ・学生などではない場合
  • パートタイマー
     ・主夫などではない場合
  • 短時間・短期間労働者

こうした状況の人で、家族の収入で生計を立てている人は、世帯収入を記入することで審査を受けられることもあります。悩んだら、カード会社の相談コーナーに電話して下さい。

同様に、配当収入・不動産収入や年金収入の人も、該当する選択肢があればそれに記入すれば良いですし、なければカード会社に電話して相談しましょう。

キャッシング枠を設けなければ収入証明は不要であることが多い

クレジットカードの申し込みの際に、キャッシング枠を付けなければ所得証明を求められないことが一般的です。

もちろん、カード会社の方針や、多額の分割枠を設ける場合には、所得を証明する書類を求められることが全くないとは言い切れませんが。

ウソはばれると思っておいた方が良い

年収が自己申告なら、適当に高めに書いて出せばいいように思うのですが、やっぱりウソはばれるのでしょうか。
カード会社は様々な資料を持っていますから、ウソとまでは言えなくても、不自然なデータが提出されると弾いてくるでしょうね。

クレジットカードの申し込みの際には、申込書に自己申告で年収を記入します。先にもお話しした通り収入証明は求められないことが多いので、その数字が本物かどうかを確認されるわけではありません。

一方で、クレジットカード会社はたくさんのデータから、その人の属性と申告された年収が妥当なものかどうかを判断します。つまり、常識的ではない数字が示されると証明書を求めてくる可能性があるわけですね。
また、過去に分割払いを利用した時などの情報が利用されることもあります。例えばスマホの本体を分割払いで購入した時などです。
  • 住所
  • 氏名
  • 生年月日
  • 性別
  • 電話番号
  • 勤務先名
  • 勤務先電話番号
  • 本人確認資料の番号
  • 分割払いなどの契約内容
  • 分割払いなどの支払い状況

これらの情報は、分割払いが完了した時から 5 年間、信用情報機関に登録されていますので、そこからもウソがばれる可能性はあります。

年収は額面金額を 10 万円単位で申告すればいい

年収については手取りで申告する必要はありません。給与明細や源泉徴収票に記載される最も大きい金額である「総支給額」を、1 万円の位を切り上げて 10 万円単位にして申告すれば問題ありません。
つまり、健康保険料や年金保険料の自己負担分、所得税、住民税、各種控除などを差し引く必要がないので、自分がもらっているより大きな金額になると感じるでしょう。

また、仮に 321 万円だった場合端数処理で 330 万円と記載して問題ありません。もちろん 400 万円にしちゃだめですよ。

悩むのであればクレジットカードの申し込みを先延ばしにする

例えば就職して間もないなど、ちょっと申込書を記入するのに迷いが出るようなケースがありますね。そうした時にはクレジットカードを申し込まないという選択肢もあります。

逆に、それが予想される場合、前倒しで申し込んでみるというのも一つの方法ですね。

新卒で申し込んでも多くの場合問題はない

新卒で就職した場合、まったく所得の実績がないわけですが、どのように記入したらいいのでしょう。
基本的には就職の時に示された予想年収を記入しておけば問題ありません。備考欄にでもその旨を記入しておきましょう。

特に、大学・短大・専門学校の新卒就職の場合は、学生時代に学生カードを申し込んで持っておくと便利です。学生カードを持っている場合、そこからの切り替えと言う形で、新卒でも問題なく社会人用のクレジットカードが発行されます。

所得欄には予定所得を記入すれば全く問題ありませんし、そのようにカード会社からも案内されると思います。社会人カードへの切り替えに便利な、お勧めの学生向けカードを紹介しましょう。

転職して間もない時は審査が楽なカードを選ぶ

転職して間もない場合は、勤務年数が短すぎて審査ではねられるケースがあります。一方で、前職の勤務年数などを勘案してくれるカードもありますから、世間でいう「審査の甘いカード」を選んでみるのも一つの方法です。

そのカードの利用実績をおおむね 2 年以上積むことで、他のカードの審査にも通りやすくなります。この場合、勤務年数は転職からの月数、所得は新しい会社での月収× 12 か月分を記載して下さい。ボーナスが確約されているなら、それも加算して問題ありません。

なお、キャッシング枠が欲しい場合には最低 3 か月分の給料明細を添付する必要があります。

ですので申し込むのは 4 か月目以降と言うことになりますね。

選択に迷ったらまずは主婦・主夫でも申し込めるカードを選ぶ

勤務実績や年収の記載を行う時に、自分の属性では審査に落とされるんじゃないかと不安になったら、まずは「主婦・学生・アルバイト・パートでも申し込み OK 」と言うカードを探しましょう。

こうしたカードの場合、申し込み資格と言う形での勤務年数や所得制限はかけられていませんので、安心して申し込めます。もちろん、だからと言って必ず審査に通ると言うわけではないので注意して下さいね。

また、入会審査が甘いカードほどいわゆる途上与信が厳しく、カードの使い方が悪いとすぐに強制解約になりがちですので要注意です。

昔ほどカードの入り口は狭くなくなっているような印象

これは主観的なイメージですが、昔に比べるとクレジットカードの敷居は低くなっているように感じます。ですので、自分の属性のありのままを申込書に記入して申し込んでみれば良いと思います。
自分の属性に自信がない場合は、銀行系や高ステータス系のカードを避け、流通系(スーパー系・通販系)のカードを選ぶと審査通過の可能性があがります。ただ、Amazon カードは発行元が三井住友カードなので少し厳しいかもしれません。

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