manacaは中京圏の交通系。クレジットカードチャージが可能

manaca (マナカ)は IC 乗車券・定期券です。もちろん電子マネーとしての機能も付いています。中京圏の交通系電子マネーですが、JR 東海には TOICA がありますので、JR 系ではありません。

中京圏のものなので他の地方の人には、あまりなじみがないでしょうね。PASMO や PiTaPa 、nimoca などのエリアに住んでいる人は、manaca って聞いたことありますか。

全国の交通系 IC 乗車券・電子マネーと相互利用が可能

Suica に代表される、電子マネーとしても利用可能な IC 乗車券は「交通系 IC カード全国相互利用サービス」を通じて、相互に利用することができます。

この manaca もこのサービスに加盟していますので、全国で乗車券としても電子マネーとしても利用可能です。

利用できる加盟店は名古屋だけでなく全国にある

僕は manaca を使っているんですが、九州や北海道に行くと使えるかどうか不安になるんです。一目で使えるところを見つける方法ってあるんですか。
それには manaca のアクセプタンスマークを探せばいいんですが、それより交通系全部をひっくるめたシンボルを探すと楽ですよ。

manaca は交通系 IC カード全国相互利用サービスの中心に位置する 9 種類のブランドの一つですから、交通系電子マネーとして全国で相互利用できます。その 9 種類とは次の通りです。

  • manaca(名古屋市交通局・名鉄系)
  • PASMO(首都圏共通ICカード乗車券)
  • はやかけん(福岡市交通局)
  • nimoca(西鉄系)
  • Kitaca(JR北海道)
  • Suica(JR東日本)
  • TOICA(JR東海)
  • ICOCA(JR西日本)
  • SUGOCA(JR九州)

関西の PiTaPa はチャージ型ではなくポストペイなので、乗車券としてはチャージ(プリペイド型利用)を前提に全国で使えますが、電子マネーとしての相互利用はありません。

アクセプタンスマークは交通系でまとまった物を探すと便利

上で先生が教えてくれているように、個別のアクセプタンスマークでも、交通系をひっくるめたものでも、どちらでもいいので見つければ電子マネーとしてお店で使えるところを探せます。

アクセプタンスマーク①
アクセプタンスマーク②

この二つが個別のアクセプタンスマークです。一方全国で使われる、電子マネーをひっくるめたものは、次のような形で表示されることが多いです。

電子マネー一覧

この場合、上の一列が商業系、下の二列が交通系電子マネーです。それぞれ個別のアクセプタンスマークを集めただけですが、交通系の場合まとまって描かれているので見つけやすいですね。

この内容は、縦型の幟などに配置を変えて並んでいたりもします。上の例は沖縄のカード会社が提示している物ですので、九州系が先頭と末尾に配置されて目立ちやすくなっています。

ほかの地方でも、並びはその地方でメジャーなものが先頭や末尾に配置されることが多いようですね。

大半のコンビニなどで電子マネーとして使える

コンビニだけでなく、スーパーや飲食チェーン、ドラッグストア、ガソリンスタンドなど広く様々な業態のお店で利用できます。

もちろん駅ビルなど、交通関連施設に強いのは言うまでもありません。

数は少ないですが、ポプラ本体以外のポプラ系コンビニ(生活彩家・スリーエイト・くらしハウス)では利用できませんので注意して下さい。

manaca チャージは現金が基本・一部クレジットチャージも OK

manaca へのチャージは現金が基本です。MEITETSU μ’s カードなら特定の条件を満たすことでクレジットカードも利用できました。しかし、名鉄の駅でしかチャージできないので、地下鉄利用者にクレジットチャージは実用的ではありませんでした。

でも、2018 年 3 月にオートチャージが可能な manaca 搭載カードがリリースされたことで、名古屋市営地下鉄利用者にとってクレジットカードによるチャージがとても便利になったのです。

wellow card は名古屋市営地下鉄のクレジットカード

manaca は名鉄と名古屋市営地下鉄のトランパスカード(電子マネー機能付き交通系 IC カード)ですよね。それぞれの交通機関はクレジットカードを発行しているのでしょうか。
はい。もともと名鉄が μ’s カードと言うのを発行していましたが、名古屋市営地下鉄も2018年に wellow card という物の発行を開始しました。

wellow card は 2018 年 3 月に発行が開始されました。提携元は名古屋交通開発機構で、イシュアはオリエントコーポレーションです。

wellow card の基本情報

wellow cardの画像

カード情報 内容
発行元 オリエントコーポレーション
ブランド マスターカード
VISA ( manaca 一体型のみ)
JCB ( manaca 一体型のみ)
年会費(税抜) 1,250円(初年度は無料・年 1 回の利用で次年度無料)
ポイント還元率 0.5%
対応電子マネー manaca (オートチャージ対応)
利用限度額 審査による

wellow card はクレジットカード単体で、登録によってmanaca オートチャージができますが、wellow card manaca は manaca 搭載型で最初からオートチャージに対応しています。

なお wellow card から manaca へのチャージはオートチャージのみ対応しています。オートチャージは名古屋市営地下鉄の 95 の駅の自動改札機で行われます。

また、manaca 搭載型の方はエンボスレスカードになっているので、旧来の伝票に複写するタイプの取引では利用できません。めったにお目にかかることもありませんが、一応意識しておいて下さい。manaca 非搭載の方はエンボスカードです。

名鉄利用者には MEITSTSU μ’s カードがおすすめ

wellow card は名古屋市交通局系のカードですので、オートチャージは名古屋市営地下鉄の駅しか対応していません。ですので普段名鉄を中心に利用している人には不便です。

でも大丈夫、もともと manaca にチャージできるカードは名鉄系の方が先にあったのです。ただ、名鉄系とは言ってもちょっと弱点があるので注意して下さい。

MEITSTSU μ’s カードならチャージができるが駅が限られる

名鉄を中心に使うので manaca を持っていたのですが、普段使う駅では MEITSTSU μ’s カードでチャージできないんです。どうしたら良いんでしょう。
地下鉄も使うのなら wellow card にするか、そうでないなら現金チャージと言うことになりますね。

MEITSTSU μ’s カードを使って manaca にチャージしようと思うと、事前にジョイント登録を行ったうえで、ミュースターステーションと言う端末があるところでチャージ操作を行う必要があります。

このミュースターステーションは、名鉄の駅 15 か所と、駅近辺の商業施設 7 か所の合計22か所にしかないのが弱点なのです。

MEITSTSU μ’s カードの基本情報

MEITSTSU μ's カード

カード情報 内容
発行元 三菱UFJニコス株式会社
ブランド VISA
マスターカード
年会費(税抜) 1,250円(初年度無料)
(年 50,000 円( manaca チャージ除く)利用で次年度無料)
ポイント還元率 0.5%
対応電子マネー manaca (オートチャージ対応)
利用限度額 10~100 万円
備考 追加カード・付帯保険あり

このように、クレジット機能としてはこちらの方が上ですが、年会費の無料基準や manaca へのチャージの点で wellow card に一歩譲ります。

中京圏では必携のトランパスカード

ほかの地方の人にはなじみがないと思いますが、中京圏で電車などを使って通勤通学する人にとって、manaca は必携のトランパスカードですね。もちろんJR 東海なら TOICA になりますが。

クレジットカードによるオートチャージができると何かと便利ではありますが、電子マネーの使いすぎを防ぐ意味からは現金チャージにしておくと言うのも一つの選択肢ですよ。

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