陸マイラーにもおすすめ!マイルが貯まるクレジットカードを比較
クレジットカードで貯められるものは、ポイント以外にマイルがあります。
マイルとは、航空会社が取り扱っているポイントサービスのようなもの。航空会社はそれぞれ独自のマイルを取り扱っています。
貯めたマイルは、商品や飛行機の航空券へと交換ができます。
マイルを貯める方法は2つあり、1つは飛行機に乗ること。もう1つは、マイルが貯まるクレジットカードを利用することです。
日頃飛行機に乗らない人は、クレジットカードがマイルを集める有効な方法ですよ。
マイルを貯められるクレジットカードは、数多くあります。今回はその中から、マイルを貯めやすいカードを紹介していきます。
カードをおすすめしたい人やカードのデメリットをまとめたので、カード同士の比較に役立ちます。
- 3種類の中から自分に合ったカードを選べるJTB旅カード
- JALカードSuicaは電車で貯めたポイントをマイルへ移行できる
- チャージでマイルが貯まるANA VISA Suicaカード
- ANA JCBカードはANAマイルが貯まり飛行機移動に便利
- ANAダイナースカードは最大1億円の旅行傷害保険がついてくる
- ANAアメリカンエキスプレスカードは同伴者も空港ラウンジが使える
- マイルが貯まるうえアメックス特典もついてくるJALアメックス
- JALダイナースカードは海外空港のラウンジが利用しやすい
- アメックス・スカイ・トラベラー・カードは複数のマイルが貯まる
- デルタ スカイマイル・アメックス・ゴールドカードは海外旅行好きにおすすめ
- JALカードOPクレジットはマイルと小田急ポイントが二重で貯まる
- イオンJMBカードは年会費無料で使いやすいカード
- 【番外】JALカードのオプションサービス20代限定「JAL CLUB EST」
- マイルを効率よく貯められる!自分に合ったカードの選び方
- まとめ
3種類の中から自分に合ったカードを選べるJTB旅カード
- JTB旅行の支払いでカードを利用するとポイントが貯まりやすい
- 目的に合わせてカードを選べる
- 18歳以上なら学生でも申し込める
JTB旅カードのデメリットは、JTB旅カードは旅行でポイントを貯めやすい反面、旅行に行かないと効率よくポイントが貯まりません。
JTBのツアーパックをよく利用する人や、飛行機にはJALグループ便にしか乗らないという人にはピッタリのカードです。
JTB旅カードは3種類に分かれていますが、特典内容が大きく違います。より詳しく3種類のカードを比較したいのなら詳細ページにまとめています。
JALカードSuicaは電車で貯めたポイントをマイルへ移行できる
- オートチャージでポイントが貯まる
- JALマイルへ移行上限が無い
- 国内在住の18歳以上なら学生でも申し込める
JALカードSuicaは、JALカード・Suica・JR東日本のクレジットカード「ビューカード」が1つになったカードです。
Suicaの東日本で使用するうえでは、これ以上ない便利なカードです。
JALカードSuicaは、定期券購入でもポイントを貯められるのか、より詳しく知りたい人は詳細ページへどうぞ。
チャージでマイルが貯まるANA VISA Suicaカード
- 搭載されているSuicaにクレジットカードからオートチャージができる
- 銀聯カードが発行できる
- 海外旅行・国内航空利用傷害保険が自動付帯
じゃあこのカードも、飛行機と電車どちらもよく乗る人に役立つカードなんですか?
日常的に電車に乗ってて、ANAマイルをたくさん貯めたいという人におすすめのカードですよ。
ANA VISA Suicaカードのデメリットの1つは、家族カードが発行できないこと。
家族全員でANAマイルを貯めたいという人には向いていないカードです。
もう1つのデメリットは、ANA VISA Suicaカードには定期券機能がついていないことです。
定期券と一体型のクレジットカードが欲しいなら、「ビュー・スイカ」カードがおすすめです。
より詳しくANA VISA Suicaカードのマイルの貯め方について知りたい人は、詳細ページへどうぞ。
ANA JCBカードはANAマイルが貯まり飛行機移動に便利
- 入会または継続でボーナスマイルが貯まる
- 海外傷害保険が自動付帯される
- ANAカード会員専用割引運賃などの会員特典が受けられる
ANA JCBカードで貯めたポイントは無料でANAマイルへ移行できますが、その時の移行レートは1ポイント=5マイルです。
年会費5,000円(税抜)の10マイルコースに加入すると、1ポイントを10マイルに移行できます。
少しもったいない気持ちになってしまいますが、ANAカードVISAの10マイルコースは年会費6,000円(税抜)なので、それよりもお得です。
より詳しくANA VISA Suicaカードのマイルの貯め方について知りたい人は、詳細ページへどうぞ。
ANAダイナースカードは最大1億円の旅行傷害保険がついてくる
- 手荷物宅配サービスや空港ラウンジ利用料無料などの特典がある
- ポイントの有効期限無し
- 対象レストランを2名以上で利用すると1人分の料金が無料
ANAマイルを貯めながら、特典を利用して空港や旅行を便利にしたいという人におすすめです。
1番気になるデメリットは、年会費の高さ。しかしついてくる特典を考えれば、決して高すぎる金額ではありません。
また、国際ブランドが「ダイナースクラブ」であることをデメリットと感じる人もいるでしょう。
ダイナースクラブはアメリカや日本では利用できる店舗は多いですが、アジアやヨーロッパ方面では使える店舗が少ないブランドです。
より詳しくANAダイナースカードのマイルの貯め方について知りたい人は、詳細ページへどうぞ。
ANAアメリカンエキスプレスカードは同伴者も空港ラウンジが使える
- 国内外29空港の空港ラウンジが無料で利用できる
- 同伴者1人も空港ラウンジが無料で利用できる
- 国内外旅行傷害保険が自動付帯
ANAアメリカンエキスプレスカードは、プライオリティパスが利用できないなど、アメックスの1部の特典が付かないデメリットも。
他のアメリカンエキスプレスカードと比べると、年会費が格安です。
サービスを重視するのか年会費の安さを重視するのか検討し、自分にあったカードを判断しましょう。
ANAアメリカンエキスプレスカードは最高級の特典で旅行も空港も楽しみたいという人には向きません。それなりの特典がつき、かつANAマイルを貯めたいという人に向いているカードです。
より詳しくANAアメリカンエキスプレスカードのマイルの貯め方について知りたい人は、次の詳細記事へどうぞ。
マイルが貯まるうえアメックス特典もついてくるJALアメックス
- アメリカン・エキスプレスの特典がついてくる
- 年会費が抑えつつアメリカン・エキスプレスを持てる
- 国内外の旅行傷害保険が自動付帯
JALアメリカンエキスプレスカードは、JALマイルを貯めながらアメリカンエキスプレスの特典を利用したい人におすすめです。
JALアメリカンエキスプレスカ-ドには、国内外の旅行傷害保険が自動付帯しています。
それ自体は安心できるためよいのですが、保障内容が年会費に対してやや物足りなさを感じます。
あくまでこれは年会費を考慮した場合のお話です。
利用付帯でなく自動付帯されるカードの保険の中では、優秀な内容ですよ。
より詳しくJALアメリカンエキスプレスカ-ドのマイルの貯め方は、次の記事で詳しく説明しています。
JALダイナースカードは海外空港のラウンジが利用しやすい
- 空港ラウンジを無料で利用できる
- 利用金額に一律の制限無し
- ビジネス・アカウントカードが作れる
- 充実した国内外旅行傷害保険が自動付帯
JALマイルを貯めたい、かつダイナースの特典を活用したい、さらに海外空港をよく利用するという人におすすめのカードです。
ただし、JALダイナースカードは他のJALカードと比べてずば抜けてマイルを貯めやすいカード、というわけではありません。
他のJALカードと比較すると、JALダイナースカードのマイルの貯まり方は「そこそこ」といったところです。
JALマイルを貯めつつ、豪華な特典を利用したいという人に向いているカードです。
JALダイナースカードのお得な使い方は、次の記事で紹介しています。
アメックス・スカイ・トラベラー・カードは複数のマイルが貯まる
- 15社のマイルに交換することができる
- ポイントの有効期限がない
- ANAマイル以外の14社の空港会社のマイル移行は手数料がかからない
- 空港ラウンジが無料で利用できる
ポイントの有効期限もないので、自分なりのマイルの貯め方を追求したい人におすすめです。
複数のマイルを貯めるのに向いているアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードですが、特定のマイルを貯めるのには向いていません。
ボーナスマイルやフライトマイルなどを加味すると、ANAのマイルを貯めたいならANAをが発行しているカード、など、専用のカードを利用したほうが効率的です。
アメックス・スカイ・トラベラー・カードは、どの航空会社を利用するかはこだわらない、航空会社を使い分けたい、という人におすすめですよ。
より詳しくアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのマイルの貯め方について知りたい人は、詳細ページへどうぞ。
デルタ スカイマイル・アメックス・ゴールドカードは海外旅行好きにおすすめ
- 海外旅行傷害保険が充実している
- 1年間デルタ航空の上級会員になれる
- デルタ空港を利用したときにポイントが貯まりやすい
デルタ スカイマイル・アメックス・ゴールドカードの大きな魅力は、海外旅行傷害保険が充実している点。
海外で何か起こったときに支給される金額が大きいだけでなく、本人以外の家族にも保険が適用されます。
それにデルタ航空を利用すると、還元率が3.0%とかなりの高還元率です。
デルタ スカイマイル・アメックス・ゴールドカードを作るのなら、デルタ空港を中心に利用するのがおすすめです。
次の記事ではさらに詳しくデルタ スカイマイル・アメックス・ゴールドカードについて説明しています。
JALカードOPクレジットはマイルと小田急ポイントが二重で貯まる
小田急加盟店をよく利用する人におすすめなのがJALカードOPクレジット。
JALマイルと同時に「小田急ポイント」も貯めることができるんです。
JALカードOPクレジットのおすすめポイントを見ていきましょう。
- ポイントの2重取りが可能
- JALのサービスが利用できる
JALカードOPクレジットに付帯されるサービスは選んだカードの種類によって異なります。
JALカードOPクレジットは、「一般カード」「CLUB-Aカード」「CLUB-Aゴールドカード」の3種類があります。
それぞれのカードの違いは次の記事で説明しています。JALカードOPクレジットに興味がある人は、次の記事を読んでみてください。
イオンJMBカードは年会費無料で使いやすいカード
イオンJMBカードはこれまで紹介したクレジットカードと比べて、マイルが貯まりやすいカードとは言えません。
ですがマイル初心者にはおすすめのクレジットカードなんです。
イオンJMBカードのおすすめの理由は次のとおりです。
- 年会費が無料
- イオンで利用するとマイルの還元率が上がる
この記事でも紹介したマイルが貯まりやすいクレジットカードの多くは、年会費がかかります。
ですが、イオンJMBカードは年会費が無料なため費用を抑えることができます。
還元率は高くありませんが、イオンで利用すると還元率が上がります。
イオンJMBカードについては、次の記事がおすすめです。
【番外】JALカードのオプションサービス20代限定「JAL CLUB EST」
JAL CLUB ESTとは、JALカードを持っている人だけ利用できるオプションサービスのことです。
しかも、JAL CLUB ESTに入れるのは20代のみ。
利用できる人は限られますが、かなりお得なサービスのため、JALカードを持っている20代の人はぜひとも加入するのがおすすめです。
普通カード、CLUB-Aカードを持っている場合、JAL CLUB ESTの年会費は5,000円(税抜)。CLUB-Aゴールドカード、プラチナカードだと、年会費は2,000円(税抜)です。
JAL CLUB ESTでできることは、次のとおりです。
- サクララウンジが利用できる
- マイルの有効期限が5年と長くなる
特におすすめなポイントが、JAL CLUB ESTを持っているとサクララウンジが利用できることです。
通常JALの上位カードでなければ、サクララウンジを利用することができません。
ですので、持っているのがJALカードの一般カードだとしても、上位カードのサービスを楽しむことができるんです。
他にも、マイルの還元率が上がったり、毎年ボーナスマイルがもらえるなどの特典もあります。
JAL CLUB ESTのサービスの詳細を詳しく知りたい人は、次の記事をご覧ください。
マイルを効率よく貯められる!自分に合ったカードの選び方
マイルが貯まりやすいカードと言っても、たくさんありすぎて分からないですよね。この章では、マイルが貯まるクレジットカードの自分にあった選び方を紹介します。
まずはどの点を重視すればいいのかを見ていきましょう。
マイルが貯まるクレジットカードを見つけるための6つの条件
マイルが貯まりやすいクレジットカード選ぶ際のポイントは、次の6つ。
- 貯めたいマイルの種類は何か
- マイルの有効期限はいつか
- 普段良く使う店はどこか
- 電子マネーでもマイルが貯められるか
- 移行手数料や移行上限はあるか
- ボーナスマイルは付帯されているか
まずはどのマイルを貯めたいのかはっきりさせましょう。
マイルの有効期限は、1~3年と設定されていることがほとんど。なかなかマイルが貯められないなら、有効期限がないポイントを貯めてまとめてマイルと交換する方法もおすすめです。
ただし、ポイントを移行する際に手数料が発生することもあるので注意が必要です。
ポイントをマイルに交換できるおすすめのクレジットカードは、「SPGアメックスカード」。年会費は31,000円(税抜)と高額ですが、還元率の高いクレジットカードです。
このカードが気になる人は、次の記事を読んでみましょう。
他にも「ボーナスマイル」も大切な注目ポイント。
カードを更新したときにもらえることもあるので、飛行機を利用しなくてもマイルを貯めたい人はボーナスマイルにも注目しましょう。
その他にも、カード利用額が基準を達すればボーナスマイルをくれるカードもあります。
自身が満たせそうな条件が揃ったカードを選んだほうが、マイルは貯まりやすいですよ。
飛行機に乗らずにマイルが貯まる!陸マイラーにおすすめのカード
陸マイラーとは、飛行機に乗らずにマイルを貯める人のことです。
日頃の買い物やキャンペーンでマイルをコツコツと貯め、旅行のときに航空券と交換するという人は意外と多いもの。
そんな陸マイラーにおすすめのクレジットカードはこの2枚です。
- ANAアメリカン・エキスプレス・カード
- JALカード Suica
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、ボーナスでもらえるポイントが多いです。
1ポイントは1マイル相当なので、カードで支払うだけで35,000マイルも貯まるんです。エコノミークラスでシンガポールへ行けますよ。
JALカード Suicaは、日頃電車によく乗るという人ならマイルを貯めやすいカードです。
オートチャージを設定しておけば、オートチャージするたびに自動的にマイルが貯まります。
このマイルは四捨五入で計算されるので、50円以上の買い物なら、必ず1マイル以上もらえます。
自分に合ったマイルが貯まりやすいクレジットカードを選ぼう
貯めたいマイルが2つあるなら、そおのマイル専用のカード2枚持ちしてもいいですね。
また、クレジットカードを使ってマイルを貯めるコツは2つあります。
1つ目は、ボーナスマイルを必ずゲットすること。2つ目は小さな支払いでもクレジットカードや電子マネーを利用して地道に貯めることです。
自分の生活でカードを利用したらどうなるのか、脳内で細やかにシミュレーションしてから申し込むのがおすすめです。
一般カードよりもゴールドカードの方がマイルを貯めやすいこともしばしば。「マイルを貯めたい方必見!ゴールドカードを使った上手な貯め方とは」では、マイルが貯めやすいおすすめのゴールドカードを紹介しています。