JCBゴールド法人カードは付帯保険などのサービスが充実している

JCB法人カードには、「JCB法人カード(スタンダードなカード)」と「JCBゴールド法人カード」と「JCBプラチナ法人カード」の3種がありますが、この記事では、JCBゴールド法人カードについて紹介していきます。

JCB法人カードについては、こちらの記事で確認可能です。JCB法人カードのメリットやデメリットについて説明してあります。

JCBゴールド法人カードは、JCB法人カードよりも年会費が高いですが、その分保険や利用限度額などのさまざまなサービスも大きく向上。

そのためJCBゴールド法人カードは、経費の削減よりも「充実したサービス」を求める方に適した法人カードです。

この記事では、JCBゴールド法人カードの魅力や付帯サービスについて解説。また、JCBゴールド法人カードのデメリットについても解説します。

JCBゴールド法人カードは保険の充実と空港ラウンジ利用権が魅力

まずはJCBゴールド法人カードの基本的な情報を確認しましょう。

JCBゴールド法人カードの基本情報

JCBゴールド法人カード

カード情報 内容
発行元 株式会社ジェーシービー
国際ブランド JCB
年会費 10,000円(税抜):オンライン申し込みで初年度無料
ポイント還元率 0.5%
利用限度額 50~250万円
追加カード ETCカード(年会費無料で複数発行可能)
追加カード(年会費税抜3,000円)
QUICPay
付帯保険 海外旅行傷害保険最高1億円(自動付帯は5,000万円まで)
国内旅行傷害保険最高5,000万円(利用付帯)
ショッピングガード保険最高500万円
航空機遅延保険最高4万円
支払日 15日締め、翌月10日払い

JCBゴールド法人カードに申し込めるのは、法人か個人事業主です。また、カード使用者は18歳以上でなければいけません。

JCBゴールド法人カードとJCB法人カードの共通した魅力として、次の3つが挙げられます。

JCBゴールド法人カードの魅力
  1. JCB ORIGINAL SERIESのカードであるためポイントが貯めやすい
  2. ETCカードを年会費無料で複数発行可能
  3. 法人向けサービスの充実

JCB法人カードと比べてJCBゴールド法人カードの場合、さらに「手厚い保険」と「空港ラウンジ利用権」などの各種サービスが追加されています。

JCB法人カードはポイントが貯めやすい

JCB法人カードもJCBゴールド法人カードも、「JCB ORIGINAL SERIES」に分類されるクレジットカードです。

JCB ORIGINAL SERIESのクレジットカードは、パートナーになっている店で利用すると獲得ポイントに倍率がつきます。

その他、海外での利用や、専用のネットショップでの利用でも獲得ポイントが大きく増加。ポイントにかかる倍率については次の表を参照。

JCB法人カードのポイント倍率
利用方法 ポイント倍率
JCB ORIGINAL SERIESパートナーで利用 2~10倍
Oki Dokiランド(ネットショップ)利用 2~20倍
海外で利用 2倍

10倍や20倍といった高倍率の商品はめったにありませんが、ポイントが数倍になるものは珍しくありません。

また、JCB法人カードの年間利用額が多いと、「JCBスターメンバーズ」として翌年の獲得ポイントが割増になります。

スターメンバーズのポイント倍率
利用額 ランク名 ポイント倍率
100万円以上 スターα(アルファ)PLUS 1.5倍
50万円以上 スターβ(ベータ)PLUS 1.2倍
30万円以上 スターe(イー)PLUS 1.1倍

最高ランクのスターαPLUSでも「年間利用額が100万以上」となっていますので、法人や経費が多い個人事業主なら十分に獲得可能な範囲でしょう。

JCB法人カードはETCカードが年会費無料で発行できる

JCB法人カードは、ETCカードを年会費無料で複数発行できます。

個人で使うなら、年会費500円のETCカードでもたいした負担にはならないでしょうが、社員用のETCカードを数多く発行するなら、この年会費無料が大きな差になってきます。

ETCカードが無料なのは良いですね。複数発行可能となっていますが、枚数制限はないのでしょうか?
一応、社員の数が上限になっていますが、特に不便は無いはずです。

JCB法人カードは法人向けサービスが充実している

JCB法人カードは法人向けサービスも充実しています。

会計ソフトとの連携で会計が効率化されますし、出張の場合もJCBゴールド法人カードがあると便利です。

「弥生会計 オンライン」「クラウド会計ソフトfreee」「会計王」「楽楽精算」などの会計ソフトを用いることにより、JCB法人カードの利用明細を自動的に取り込み、会計処理する事が可能。

さらに「弥生会計 オンライン」か「クラウド会計ソフトfreee」を使う場合、次のような特典がつきます。

JCBゴールド法人カードの会計ソフト特典
ソフト名とプラン 通常価格 特典内容
弥生ベーシックプラン 30,000円(税抜) 初年度無料
弥生セルフプラン 26,000円(税抜) 初年度無料
freee法人ベーシックプラン 47,760円(税抜) 初年度15%OFF
freee個人スタンダードプラン 19,800円(税抜) 初年度15%OFF

特に弥生会計は、現在「初年度無料」で試せます。

また、航空機や宿の手配も、JCB法人カードを使っておこなうと便利です。カードの利用明細に飛行機の登場日や料金が記載されますので、出張管理がはかどります。

JCBゴールド法人カードの出張利用は、次のようなサービスでおこなうのがおすすめです。

  • JCB.ANA@desk(ANA航空券)
  • JCB de JAL ONLINE(JAL航空券)
  • JR東海「エクスプレス予約」サービス(東海道・山陽新幹線)
  • じゃらんコーポレートサービス(ホテル等)

じゃらんコーポレートサービスの「JCS限定プラン」のように、JCB法人カード会員だと割引サービスなどがつく事もあります。

これらはJCB法人カードにもある魅力なんですよね?こんなに充実しているんだったら、JCB法人カードでもよくないですか?
そんなことありませんよ。JCBゴールド法人カードにある魅力を、次の章から紹介していきます。

JCBゴールド法人カードなら各種保険が付帯する

JCBゴールド法人カードには、「旅行傷害保険」「航空機遅延保険」「ショッピングガード保険」がついています。

保険内容については次の表にまとめてみました。

JCBゴールド法人カードの付帯保険
保険 保険額
旅行傷害保険 海外最高1億円(利用付帯)
海外最高5,000万円(自動付帯)
国内最高5,000万円(自動付帯)
国内・海外航空機遅延保険 乗継遅延費用保険金2万円
出航遅延費用等保険金2万円
寄託手荷物遅延費用保険金2万円
寄託手荷物紛失費用保険金4万円
国内・海外ショッピングガード保険 最高500万円

海外旅行傷害保険については、旅行代金等にJCBゴールド法人カードを使っていれば最高1億円。JCBゴールド法人カードで旅行代金を払っていない場合でも、自動付帯で最高5,000万円が適用されるんです。

海外旅行傷害保険の1億円っていうのはすごいですね!
高額な金額が保証されていますよね。
1番注目して欲しいのは、国内旅行傷害保険が条件なしで最高5,000万円という点です。国内旅行で自動付帯の保険は、そうはありません。
たしかにカードを使わなくても、勝手に保険が付くというのは良いですね。
それと「航空機遅延保険」がついているのも高ポイント。1番利用する可能性が高いのに、航空機遅延保険がついているクレジットカードはあまりないんです。
こちらも自動付帯なので、持っているだけで安心です。

JCBゴールド法人カードなら空港ラウンジの無料使用権がある

JCBゴールド法人カードには、空港ラウンジの無料使用権もついてきます。

ただし、海外で使える空港ラウンジはハワイのみ。国内の主要空港のラウンジは、ほとんど利用できます。

海外では使えないんですか。じゃあ、他のクレジットカードの方が良いのかな?
海外への出張が多い個人事業主の方や企業なら、他を選んだほうが良いかもしれませんね。
実はJCB法人カードでも、もう1つ上のランクの「JCBプラチナ法人カード」にすると、プライオリティ・パスがつくんです。
プライオリティ・パスってなんですか?
プライオリティ・パスを持っていると、世界の約1,200カ所もの空港のラウンジを利用できます。
世界中に出張する機会があるなら、こちらのカードを目指すのも1つの手です。

JCBゴールド法人カードのデメリットはポイントの還元率が低いこと

JCBゴールド法人カードには、基本還元率が「0.5%」と低いという弱点も。

獲得ポイントに倍率が付くサービスもありますが、元の還元率が低いためそれほどポイントは貯まらない可能性があります。

しかもJCBゴールド法人カードには、電子マネーにチャージした時に「ポイントが貯まらない」というデメリットもあります。

クレジットカードの中には、電子マネーにチャージする時と電子マネーを使う時でポイントを2重取りできるものもあるので、JCBゴールド法人カードでチャージポイントが付かないのは残念なところです。

ポイント還元率の低さが弱点ですか。でも、法人カードって還元率が低い印象があります。これより還元率が高い法人カードってあるんですか?
たとえば「楽天ビジネスカード」なら基本還元率が1%となっていますよ。さらにポイントに倍率が付くサービスも多く用意されています。

「楽天ビジネスカード」は他にもETCが複数枚発行できるなど魅力がたっぷり。楽天ビジネスカードが気になる方は、次の記事を読んでみましょう。

JCB法人カードを「一般」「ゴールド」「プラチナ」で比較

「JCBプラチナ法人カード」は、JCBゴールド法人カードの上のランクの法人カードです。

年会費は高くなりますが、「プライオリティ・パス」「プラチナ・コンシェルジュデスク」などのサービスが追加され、保険も強化されます。

詳しくは次の表で確認してください。

JCB法人カード比較
JCB法人カード JCBゴールド法人カード JCBプラチナ法人カード
年会費 1,250円(税抜)

追加1枚ごとに1,250円(税抜)
10,000円(税抜)

追加カード1枚ごとに3,000円(税抜)
30,000円(税抜)

追加1枚ごとに6,000円(税抜)
保険 海外旅行傷害保険:最高3,000万円(利用付帯)

国内旅行傷害保険:最高3,000万円(利用付帯)

海外ショッピングガード保険:最高100万円
海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯)
国内旅行傷害保険:最高5,000万円(自動付帯)
航空機遅延保険
ショッピングガード保険:最高500万円
海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯)
国内旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯)
航空機遅延保険
ショッピングガード保険:最高500万円
サービス例 海外利用でポイント2倍 一般クラスのサービス
国内空港ラウンジ
JCBゴールドグルメ優待サービス
ゴルフエントリーサービス
一般クラスとゴールドクラスのサービス

プライオリティ・パス

プラチナ・コンシェルジュデスク

グルメ・ベネフィット

クラスが上がるごとに本会員の年会費は大きく値上がりしますが、追加カードの年会費はそれほど大きく変わりません。

また、JCBプラチナ法人カードの旅行傷害保険は、本人だけではなく家族も対象です。

結局、この3つはどういう基準で選べば良いんでしょうか?
大雑把に言うと、経費を抑えたい小規模事業者や個人事業主なら「一般」、国内事業がメインなら「ゴールド」、海外展開しているなら「プラチナ」を選ぶといいでしょう。
ステータスが上がるにつれ、クレジットカードの審査は難しくなる傾向があります。カードの審査に自信がない人は一般カードからコツコツと実績を積みましょう。
支払いが滞ることなく、正しくクレジットカードを使っていると上位ステータスカードへのインビテーションが届く場合があります。

JCBゴールド法人カードは国内出張が多い場合に有効

JCBゴールド法人カードは、JCB法人カードよりもサービスが強化された法人カードで、「空港ラウンジの利用権」と「付帯保険の充実」が大きなポイント。

もちろん、ETCカードの年会費無料で複数発行可能などの、JCB法人カードの良い点もしっかりと引き継いでいます。

その特性からJCBゴールド法人カードは、国内出張が多い会社や個人事業主に効果が高いクレジットカードだと言えます。

ただし年会費が高くなるので、車での移動がほとんどない会社なら、「JCB法人カード」の方が合っているでしょう。

逆に、国内ではなく海外出張が多い会社なら、さらに1つ上のJCBプラチナ法人カードにしてしまった方がお得です。

※ 掲載の情報は2019年7月現在のものです。
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