住宅ローンのクレジットカード払いは不可!しかし審査には影響あり

住宅ローンはクレジットカードで支払うことができるんでしょうか?
いいえ。クレジットカードで住宅ローンを支払うことはできません。ちなみに車のローンも同様です。

たとえ少額だとしてもローンをクレジットカードで支払うことはできません。

支払いができないのであれば住宅ローンとクレジットカードは無関係に見えるかもしれませんが、実はクレジットカードの利用状況は住宅ローン審査に大きな影響を与えるのです。

今回の記事では「住宅ローンにクレジットカードが利用できない理由」と「クレジットカードの利用履歴が住宅ローン審査にどんな影響を与えるか」について詳しく解説していきます。

そろそろ住宅の購入を考えているなんて人はぜひ記事を読んで住宅ローンとクレジットカードについての知識を深めてくださいね。

クレジットカードで住宅ローンを支払えない3つの理由

クレジットカードで住宅ローンを支払うことができればポイントが付くのでお得だと考えた人もいるのではないでしょうか。

クレジットカードで住宅ローンを支払えない理由は3つあります。

  • クレジットカードと住宅ローンは管轄が異なる
  • 住宅ローンは有担保だが、クレジットカードは無担保
  • 貸している側はクレジットカードの利用手数料が数%かかる

それぞれ詳しく解説していきましょう。

クレジットカードと住宅ローンは管轄が異なる

しかし、そもそもクレジットカードと住宅ローンは管轄が異なります。

クレジットカード クレジット会社
住宅ローン 銀行

住宅は新築はもちろん中古でも、とても大きな金額が必要になります。みなさんが持っているクレジットカードの限度額を余裕で超えてしまうのではないでしょうか。

「ブラックカード」や「プラチナカード」といった限度額の大きいカードもありますが、支払う期間が長いだけではなく金利が住宅ローンよりも高くなってしまいます。

住宅物件によっては年末調整のときに住宅ローンを借りていると控除を受けることができます。この優遇措置は銀行で住宅ローンを組んでいる人限定なので、例えクレジットカードを利用できたとしても住宅ローンを選択した方が良いのです。

住宅ローンは有担保だが、クレジットカードは無担保

住宅ローンにクレジットカードが利用できないもう一つの理由には「クレジットカードが無担保で貸付けていること」 があります。

通常クレジット会社は貸し倒れになってしまうリスクを回避するために、カードの上限額を設定しているのです。

もし住宅ローンをクレジットカード支払いできるなら、お金を借りていた人が返済できなかった場合は担保にしているものがないので貸し倒れとなってしまいます。

一方で住宅ローンは「有担保」。万が一支払えなくなったときには住宅を「競売」にかけます。

貸している側はクレジットカードの利用手数料が数%かかる

クレジットカード決済を導入している店舗(加盟店)側は、クレジットカードの利用手数料が数%かかります。

すると低い金利で住宅ローンを提供することができなくなってしまいますよね。

住宅ローンを提供する側にとってクレジットカード決済を導入するメリットはないのです。

住宅ローン関連でクレジットカード支払いできるのはフラット35の団体信用健康保険

団体信用生命保険ならクレジットカード払いできるため、ポイントを貯めることができます。

団体信用生命保険とは
長い名称のため「団信」とも呼ばれます。住宅ローンを支払っている人が亡くなってしまったときに、残りの返済をまかなうための保険です。

年に数万円~数十万円の保険料を支払うとなると、クレジットカードを利用したいところです。

住宅ローンの審査はどうなる?クレジットカードが与える影響

あなたはクレジットカードのキャッシング枠を利用していたり、利用したことがありますか?

実はキャッシングは住宅ローンの審査に影響を与えるです。

4つのケース別にどのような影響を与えるのかとその理由を解説していきましょう。

延滞せずにキャッシングを完済した

毎月延滞なく返済しすでに完済済なのであれば、住宅ローンの審査にはほとんど影響がありません。

5年以上前のことであればキャッシングをしていたこと自体も認識されないでしょう。

直近2年間にキャッシング延滞履歴がある

キャッシングの延滞した経験がある場合は「個人信用情報機関」というところに延滞情報が保存されており、住宅ローンの審査時にチェックされています。すでに支払いが終了していたとしても5年間は審査が厳しくなるので注意が必要です。

いまキャッシング枠を利用している

いまキャッシング枠を利用しているなら、住宅ローンの借入可能額が少なくなる可能性が高いため、支払い終えてから住宅ローン審査に申し込むことをおすすめします。

クレジットカードにキャッシング枠がついている

クレジットカードにキャッシング枠が付いているとその分審査が厳しくなってしまうこともあります。

えっ!キャッシング枠を利用していなくてもですか?
住宅ローン審査を通ったあとでも、キャッシング枠を使えば簡単に借り入れができてしまうため、リスクが高いと判断されるのでしょう。

もし利用していないクレジットカードがあるなら、事前に解約しておくのがおすすめです。
ちなみにキャッシング枠と同様に「分割払い」「リボ払い」も住宅ローンの審査に影響を与えるので利用は控えましょう。

リボ払いと分割払いもダメなんですか?
支払いを分割にすることはローンだと認識されます。住宅ローンの申し込み前に一度クレジットカードの支払状況を確認してみると安心ですよ。

クレジットカードの延滞・遅延の履歴を確認する方法

延滞はしたことないと思うんですが、不安です。
個人信用情報機関に記録されている履歴は確認することができますよ。詳しい確認方法を説明しますね。

延滞情報を確認をするためには次の3つのいずれかに請求する必要があります。

個人の信用情報を記録している機関はたくさんありますが、個人情報保護法の規定にかかわらず、金融機関が情報を共有できる指定信用情報機関と言うのは国内では3社です。

  • CIC(シー・アイ・シー)
  • JICC(日本信用情報機構)
  • 全国銀行個人信用情報センター
その発足の由来などから、CICは主にクレジットカード会社のための信用情報機関で、JICCは貸金業者の、KSCは銀行のための信用情報機関と言う性質を持っています。

クレジットカード会社のホームページや利用規約などで確認すれば、そのクレジットカード会社がどの信用情報機関に加盟しているのか確認することが可能です。

当てはまる信用情報機関に開示請求をすると、延滞履歴を確認できます。住宅ローンの申し込みをする前に自分の情報を確認しておくと安心できますね。

信用情報の開示については次の記事で詳しく解説しています。

住宅ローンの審査にクレジットカードは関係あり!この機会に支払い状況を確認しよう

住宅ローンを借りたいときには、今持っているクレジットカードの見直しをしてみましょう。使っていないキャッシング枠のあるカードを持っていたりしませんか?

もしキャッシング枠を利用していないとしてもたくさんのカードで枠を保有しているなら要注意です。

またリボ払いや分割払いもローンとみなされるため、住宅ローンの審査前後には控えるようにしましょう。

もし過去の延滞履歴が気になる人は信用情報期間に開示請求をして一度確認してみてくださいね。

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