クレジットカードの海外旅行保険を家族に適用する為の2つの方法とは

海外旅行に行く際、クレジットカードを持っていれば海外旅行保険が適用できる可能性があります。しかし、同行する家族がクレジットカードを持っていなければ、家族の保険はどうなるのでしょうか。

それぞれが一般的な海外旅行保険に加入する方法はありますが、それでは手間もコストもかかりますよね。実は、クレジットカードに家族特約がついていれば、家族も海外旅行保険の適用対象者とすることができます。

また、本会員がクレジットカードを持っていることで家族が海外旅行保険を利用する方法がもう1つあります。クレジットカードの家族特約の内容、そしてもう1つの方法についてご紹介していきましょう。

クレジットカードの保険は基本的に本会員のみに適用される

クレジットカードには海外旅行保険だけでなく、盗難・紛失保険やショッピング保険など様々な保険が付帯されています。

クレジットカードの付帯保険は原則としてカードの名義人本人のみが適用対象です。

ショッピング利用や盗難については自分が利用するものですから、名義人本人のみの適用でも当然ですし、問題ありませんよね。

海外旅行保険、国内旅行保険についても、基本的にはクレジットカードの本会員を対象としており、家族の補償は行われないのが通常です。

クレジットカードの付帯保険については、こちらの記事で解説しています。
クレジットカードの付帯保険って何?

クレジットカードの海外旅行保険は、本会員であれば問題なくいつでも利用できるということですね。
本会員の為の付帯保険ですが、実は海外旅行保険については利用付帯か自動付帯を確認する必要があります。

適用条件について確認していきましょう。

クレジットカードの海外旅行保険が適用となる条件とは

クレジットカードの海外旅行保険には、クレジットカードを持っているだけで適用される自動付帯、そして、事前に旅行代金をクレジットカードで支払うことで初めて適用対象となる利用付帯があります。

利用付帯のクレジットカードを持っている場合、出国前に旅行代金をそのクレジットカードで支払わなければせっかく付帯されている海外旅行保険が適用されないのです。

クレジットカードの海外旅行保険が自動付帯なのか利用付帯なのか、しっかり確認しておくことが大切なのです。

クレジットカードの海外旅行保険を家族が利用するため方法

基本的には本会員のみが対象となるクレジットカードの海外旅行保険ですが、名義人の家族であれば適用対象となる方法があります。それが、次の2つです。

  • 家族特約を利用する
  • 家族カードを利用する

旅行保険は、クレジットカードに付帯されているものが全てではありません。ですから、クレジットカードの保険を家族が利用できなくても、家族が旅行保険への加入を希望する場合は、一般の保険会社が取り扱っている商品に申し込むという方法もあるのです。

ただ、当然ですが申し込みの手間や保険料の支払いが発生してしまいます。クレジットカードの付帯保険である海外旅行保険なら、そのような手間もコストもかかりませんから、家族が利用するための方法は是非チェックしておきたいですね。

一般的な海外旅行保険に加入しようと思ったら、いくらぐらい費用がかかるのですか?
旅行期間や補償内容、渡航先によって保険費用は異なりますが、1週間の補償で3,000円~9,000円程度となります。
なるほど。そう考えると、やっぱり無料で利用できるクレジットカードの付帯保険が家族にも適用されるとお得ですね。
クレジットカードの付帯保険を家族が利用するには家族特約を利用する、もしくは家族カードを利用するという2つの方法があります。

それぞれ詳しくご紹介していきましょう。

①クレジットカードの家族特約で海外旅行保険を利用する

クレジットカードには、家族特約がついている場合があります。

家族特約とは

契約した名義人本人だけでなくその家族も保険対象者となり、旅行保険を補償するという特約

つまり、家族特約がついていれば本会員の家族お海外旅行保険の適用対象者となり、万が一の場合は保険を利用することができるのです。

家族特約つきのカードを持っていれば、特に手続きをすることなく本会員と同様の保険を利用できる権利を持つことができるということですね。
ただ、利用付帯のカードであれば出国前にカードでの旅費や交通費支払いをしないと本会員と同じように家族特約も適用とはなりませんから注意しておきましょう。

また、他にも注意しなければいけない点が3つあります。

  • 対象となる家族の範囲がクレジットカードによって異なる
  • 家族の補償内容が本会員よりも少なくなっていることが多い
  • 家族特約がついているのは基本的にゴールドカード以上

それぞれの注意点についてチェックしていきましょう。

対象となる家族の範囲がクレジットカードによって異なる

家族特約の対象となる家族は、クレジットカードによって異なります。

  • 配偶者
  • 生計を共にする子供や両親
  • 19歳未満の子供

このように、クレジットカードによっては19歳未満の子どもだけが家族特約の対象者となり、配偶者であっても適用されない場合もありますので注意が必要です。

家族の補償内容が本会員よりも少なくなっていることが多い

家族特約の補償内容は、本会員と同様とは限りません。三井住友VISAゴールドカードの場合を例に見てみましょう。

項目 本会員 家族特約
死亡・後遺障害 最高5,000万円
(内自動付帯分:1,000万円)
最高1,000万円
傷害治療費用 300万円 200万円
疾病治療費用 300万円 200万円
賠償責任 5,000万円 2,000万円
携行品損害 50万円 50万円
救援者費用 500万円 200万円

このように、家族特約の場合は本会員と比較して補償金額が少なくなっています。

ただ、三井住友VISAゴールドカードの場合は、家族特約は自動付帯です。出国前にカード利用が無くても適用されるのは嬉しいですね。

家族特約がついているのは基本的にゴールドカード以上

家族特約は、すべてのクレジットカードについているわけではありません。

家族特約は、基本的にゴールドカード以上のステータスカードについているのです。

ゴールドカードは、一般カードと比較してもどうしても年会費が高くなりますので、負担が増えてしまいます。

家族特約の補償は魅力的ですが、年会費と民間の海外旅行保険に加入する場合の費用、どちらの方がお得になるのかを比較して検討しても良いでしょう。

②クレジットカードの家族カードで海外旅行保険を利用する

もう1つ、クレジットカードの海外旅行保険を家族が利用する方法があります。それが、家族カードを発行するという方法です。

クレジットカードは、本会員の家族を対象として家族カードを発行することができます。そして、発行される家族カードは本会員と同等のステータスカードとなり、本会員と同等のサービス・補償を受ける事ができるのです。

先ほどご紹介した三井住友VISAゴールドカードも、家族カードであれば本会員と同額の補償が付きます。そして、年会費も1人目は初年度無料、2年目以降も年3回以上のショッピング利用で年会費が無料となるのです。

ただ、他のクレジットカードでは家族カード発行に年会費が発生することもあります。本会員のカードよりも年会費がお得になっていることがほとんどですが、年会費についてはしっかり確認しておくようにしたいですね。

家族カードについて興味がある方は、こちらで特集記事をご参照ください。

同じ補償を受けられる家族カードと無料で付帯している家族特約。

結局はどちらを選べば良いのでしょうか?

家族特約でカバーできるのであれば、年会費がかかる家族カードを選ばなくても大丈夫です。

ただ、家族特約で補償されない範囲の家族でも家族カードなら発行できる場合があります。どちらの方法がオススメなのか、次でご紹介しますね。

家族特約と家族カードはどちらがお得なの?

家族特約は、カードによって19歳未満の子どもしか対象とならない場合があります。配偶者や年齢条件を超えた子供についてはカバーされませんが、家族カードを発行することで海外旅行保険を利用することが可能です。

また、家族特約はゴールドカード以上のカードに付与されているものですが、家族カードは一般カードでも発行でき、本会員と同等の補償がついています。

ゴールドカードの年会費を払って家族特約を利用するか、年会費無料もしくは年会費がお得な一般カードで家族カードを発行して旅行保険を利用するか、お得な方を選ぶというのも良いでしょう。

ただ、家族カードは18歳以上が対象となっており、家族の範囲も生計を共にする配偶者、両親、子供などの条件があります。

18歳未満の子どもは家族カードが利用できませんので、その子に対しては家族特約でカバーし、そのほかの家族を家族カードでカバーすると安心です。

家族特約と家族カードは、対象となる家族の範囲、カード年会費や補償内容などを比較して決めるようにしたいですね。

家族特約つきオススメのクレジットカード3選

家族特約がついているオススメのクレジットカードを、3つご紹介しましょう。

①三井住友VISAゴールドカード

先ほど例として挙げた三井住友VISAゴールドカードは、家族特約の補償内容も充実しているだけでなくゴールドカードとしては比較的年会費がお得になっているカードです。

年会費は、初年度が無料、次年度以降も条件をクリアすることで年会費を4,000円(税抜)まで割引が可能です。

また、セキュリティ面で安心できます。裏面に顔写真を入れられますので、不正利用を防ぐことができるので、1枚あると安心でしょう。

ただし、三井住友VISAゴールドカードの家族特約は生計を共にする19歳未満の子どもが対象ですので、配偶者などは別途旅行保険を検討する必要があります。

三井住友VISAゴールドカードは、家族カードも1枚無料で発行できますのでぜひ検討しておきたいクレジットカードです。

三井住友VISAゴールドカードについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

②JCBゴールド

JCBカードは日本国内ではオススメのカード聞く方も多いかもしれませんが、実は特定の地域に行くのであればJCBカードがオススメです。

特に、ハワイに行く機会が多い方は、手続き不要でJCBカードを持っていれば誰でも利用できるワイキキ・トロリー無料サービスは要チェックです。

カードを持っている本人だけでなく、同乗の家族おとな1名、子供2名まで対象です。

また、ハワイに限らず無料で利用できるJCBプラザラウンジが主要地域に配置されており、日本語で色々なサービスを受ける事が出来ます。

家族特約がついているJCBゴールドの補償内容を見てみましょう。

項目 本会員 家族特約
死亡・後遺障害 5,000万円
*利用付帯で1億
1,000万円
傷害治療費用 300万円 200万円
疾病治療費用 300万円 200万円
賠償責任 5,000万円
*利用付帯で1億
2,000万円
携行品損害 50万円 50万円
救援者費用 400万円 200万円

家族特約の対象者は生計を共にする19歳未満の子どものみです。ただ、家族カードが1枚無料で発行できます。

また、本会員に限りキャッシュレス診療が利用できます。

JCBゴールドについての詳細は、こちらをチェックしてください。

③ミライノカードゴールド

年会費が3,000円という点も魅力ですが、未来のゴールドカードはキャッシュレス診療にも対応しているというメリットがあります。

旅行先で診療を受けた場合、一度現地で診療費を支払い後日請求する方法と、現地で支払いをすることがないキャッシュレス診療があります。

立て替えとなると帰国してからの手続きとなり、振り込まれるまで時間がかかることになります。ですから、キャッシュレス診療対応で家族特約のあるミライノカードゴールドがオススメなのです。

項目 本会員 家族特約
死亡・後遺障害 5,000万円 1,000万円
傷害治療費用 500万円 250万円
疾病治療費用 500万円 250万円
賠償責任 5,000万円 2,500万円
携行品損害 50万円 25万円
救援者費用 300万円 150万円

家族カードの発行はできませんが、生計を共にしている子供だけでなく生計を共にしている配偶者や両親も家族特約の対象となります。

ミライノカードゴールドについて興味がある方は、こちらをチェックしてください。

家族の海外旅行保険はクレジットカードの家族特約や家族カードで補う

クレジットカードの海外旅行保険は、家族特約がついていれば特定の家族に適用されます。ただ、家族特約は配偶者でも対象外となるケースも多いので、適用となる家族範囲の確認が必須です。

また、家族特約は本会員の補償額よりも少額になることが多くなっていますので、補償額についても十分かどうか確認しておきましょう。

家族特約の対象にならない家族は、華族カードを発行することで本会員と同等の補償を受けることができます。家族特約の内容、家族カードの年会費などを比較し、ベストな方法を選択したいですね。

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