ETCカードは学生・未成年も作れる!おすすめカード3選と作り方

高速などの有料道路を使う際にとても便利なETCカード。車で遠出する際の必須アイテムといっても過言ではありませんよね。
そんなETCカード、学生だから持っていないという理由で人のETCカードを借りるのは規約違反です。
学生や未成年でもETCカードは自分のものを使わなければなりません。
この記事ではETCカードを学生が作る際のポイントや、おすすめカードなどを紹介していきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
学生におすすめ!年会費が無料または安いクレジットカード3選
学生がETCカードを作る際にまずするべきことは、クレジットカードを作ること。
というのも、そもそもクレジットカードがなくては、ETCカード自体作ることができないため。
ETCカードを作りたい場合、まずはクレジットカードを作りましょう。
ETCカードも発行できるおすすめのクレジットカードは次の2つ。
- JCB CARD W
- 三菱UFJカード VIASOカード
これらはどれも年会費などが安いうえ還元率も高いクレジットカードです。詳しく説明していきます。
39歳以下限定のJCB CARD W
年会費 | 無料 |
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ETCカード年会費 | 無料 |
申し込み条件 | 18歳以上39歳以下(高校生除く) |
国際ブランド | JCB |
基本ポイント還元率 | 1.0% |
JCB CARD Wの特徴は、基本還元率1.0%と高い還元率を誇ること。
Amazonやセブンイレブン、スターバックスなどのパートナー店でカードを利用すれば、ポイント還元率が5%以上になる場合も。それらのショップをよく利用する方におすすめです。電子マネー「QUICPay」機能も搭載しています。
ETC利用分ポイント2倍!三菱UFJカード VIASOカード
年会費 | 無料 |
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ETCカード年会費 | 無料 |
申し込み条件 | 18歳以上 |
三菱UFJカード VIASOカードはETC利用分がポイント2倍とお得なクレジットカードです。年会費も無料ですし、充実した旅行保険が付帯するなどスペックも高くETCカードだけでなく普段使いにもおすすめの1枚です。
どのクレジットカードか悩んだら?学生が重視すべき3つのポイント
では、ETC目的で学生がクレジットカードを作る場合には、どのような点を重視してクレジットカードを選べばいいのでしょうか?
重視するポイントは次の3点。
- 学生でも作成可能
- 年会費無料
- ETCカード年会費無料
これら3つのポイントについて説明していきます。
【カードを選ぶ際のポイント1】学生でも作成可能であること
ETC目的でクレジットカードを作る際に最も重視しなければならない点が「学生でもクレジットカードを作ることができるか」ということ。
学生では作ることができないカードならば、そもそもクレジットカードを作ることができず、ETCカードを手に入れることもできません。
学生がETCカードを作る場合には、学生が申し込みできるクレジットカードを選びましょう。
【カードを選ぶ際のポイント2】クレジットカードの年会費無料であること
学生がカードを作る際に重視したいポイントは、年会費が無料かどうか。
【カードを選ぶ際のポイント3】ETCカードの年会費や発行手数料が無料であること
クレジットカードの年会費がいくら無料であっても、ETCカードの年会費が無料でなければ毎年年会費を支払わなければなりません。
パット見は年会費が無料となっていても、「年に1回以上ETCを利用した場合のみ」など条件を設けているETCカードもあります。
またETCカードを作る際に「発行手数料」がかかるクレジットカードもあるため注意しましょう。
ETCカードをすぐに使いたい!発行には2週間程度かかる
ETCカードが到着するまでにかかる日数は次の通り。
クレジットカード名 | ETCカード到着までの期間 |
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JCB CARD W | ネット申し込みの場合:1週間程度 入会申込書または電話の場合:2週間程度 |
Orico Card THE POINT | 2~3週間程度 |
三井住友カード デビュープラス | 2週間程度 |
JCB CARD Wが到着までにかかる日数は最も短く、他の2つはほぼ同じくらいということがわかりました。
最短で受け取るための流れや申込の方法は「ETCカードを即日発行する方法とは?お申込みの流れと受け取りまで」の記事で解説しています。
ほとんどのクレジットカードの場合は、クレジットカードよりもETCカードの方が発行に時間がかかると考えておきましょう。
クレジットカードを作らずにETCカードを作る2つの方法
ETCカードはほしいけど、クレジットカードは作れない・作りたくないときは困ってしまいますよね。
自分名義のクレジットカードを新しく作らずにETCカードを作る方法は次の2つです。
- ETCパーソナルカードを作る
- 家族に家族カードのETCカードを作ってもらう
この2つの方法について説明していきます。
有料道路の支払いにのみ使えるETCパーソナルカードを作る
高速道路を運営している6社が発行しているカードのこと。有料道路の支払いに関してのみ使うことができます。
ETCパーソナルカードはクレジットカードではありません。そのため、クレジットカードは作りたくないという方にはいい方法ではあります。
ただし、ETCパーソナルカードを作るには年会費がかかる上、20,000円以上の保証金が必要です。
高額な初期費用がかかってしまうため、学生さんにはあまりおすすめはできません。
ETCパーソナルカードについては次の記事で詳しく解説しています。
家族に家族カードのETCカードを作ってもらう
クレジットカードを作りたくないけれど、ETCカードを作りたい学生におすすめの方法が「家族カードを作ってもらう」こと。
クレジットカードを所有している本人の家族に発行することができるクレジットカードのこと。家族カードを使いETCカードを発行してもらうことができるクレジットカード会社も多くあります。
家族カードを利用してETCカードを作るメリットは次の3点。
- 年会費を安く抑えることができる
- 審査が通りやすい
- 本人名義カードとほぼ同じ機能が使える
家族カードの場合、年会費が安いまたは無料の場合が多いもの。そのうえ、家族カードであるため、収入が少ない状態でも審査が通りやすくなります。にもかかわらず、機能は本人カードとほぼ変わりません。
デメリットは次の2点。
- 引き落とし口座は1つにしかできない
- 親などの家族カードの名義人にいくら使ったかバレてしまう
家族カードの場合は明細が1枚にまとまっており、請求もクレジットカードの名義人に請求されます。
誰がいつ、いくらETCを利用したかはわかってしまうことは覚えておきましょう。
学生でもETCカードは作れる!年会費が無料のもので検討を
レンタカーなどの場合はETCカードを借りることも可能ですが、車をよく運転するならば、自分専用のETCカードを持っておいても損はないでしょう。
学生がETCカードを作るならば、年会費無料のものを選ぶのがおすすめです。自分でクレジットカードを作りたくない場合は、家族に家族カードを発行してもらいETCカードを作るのもいいでしょう。
高速道路などの有料道路を運転する際には必須アイテムともいえるETCカード。学生でもETCカードを作って快適なカーライフを送りましょう。