ETCカードの貸し借りは家族でも友人でも絶対ダメ!

ETCカードは持っていれば高速料金をスムーズに利用できるだけではなく、通行料がお得になる魅力的なカードです。

しかし、まだ車を利用する人すべてがETCカードを持っているというわけではありません。

友人に「今度高速道路を使うんだけどETCカード貸してくれない?」と言われました。貸しても良いのでしょうか?
貸しても良い場合と貸してはいけない場合があります。

ETCカードの貸し借りは可能なケースとそのときのリスク、そしてETCカードを持っていない人は高速道路は現金利用をするしかないのかなど、ETCカードの貸し借りについて徹底解説していきましょう!

ETCカードは本人以外の使用はダメ!貸し借り禁止の理由とは

ETCカードは、基本的にそのカードの名義人のみしか使用できないようになっています。それは、ETCカードの利用規約にきちんと記載されています。

各カード会社で文言は多少異なりますが、利用規約のカード管理についての条項をご紹介しましょう。

  • 会員本人のみが使用できるものとする
  • 他人に貸与、譲渡することはできない
  • 担保提供してはいけない
  • 規約に違反してETCカードが第三者に使用された場合、それに起因する債務については会員が責任を負う

ETCカードは名義人本人のみが利用できるものである、というのが基本なのです。

ETCカードの請求は名義人に来る!

ETCカードを他人に貸した場合、その支払いは当然ETCカードを貸して実際に利用した相手が行うべきですよね。

しかし、ETCカードの料金支払いは口座からの引き落としとなっています。その口座は、カードの名義人のものです。

請求が来た後に、聞いていた金額よりも多い、こんなに使った覚えはない、そうなっても、ETCカードを発行したカード会社は対応してくれません。

このようなトラブルを避けるためにも、他人への貸し借りをすることは止めておきましょう。

ETCカードは家族でも貸すのはNG!必要なら家族カードの発行を

家族なら貸したり借りたりしても良いですよね?
確かに、家族は友人や知人よりも近い存在であり、お金の貸し借りについてもきちんと請求ができる関係かもしれません。

しかし、家族といっても第三者にETCカードを貸すことは、やはりETCカードの利用規約に反します。

家族だからといって、ETCカードを貸し借りして良い理由にはならないのです。

家族カードならスムーズにETCカードが入手可能

クレジットカード会社が発行するETCカードの場合は、申し込み後に審査を受ける必要があります。審査に落ちたらどうしよう、審査を受けるのはちょっと…そう不安に感じて、ETCカードの申し込みに躊躇している人もいるかもしれません。

そんなときにチェックしておきたいのが、家族カードです。家族でクレジットカードを使っている人がいれば、家族カードとETCカードを申し込み・発行してもらうことができます。家族カードは、請求が親カード宛てになるために審査対象は親カードの名義人となります。

  • 現在のカード利用状況に問題がない(延滞・支払い遅れがない)
  • 経済的な信用がある
  • 家族カードの申し込み者が過去にクレジットカード会社で問題を起こしていない

これらの条件をクリアすれば、家族カードの審査に通ることは難しくありません。比較的スムーズにクレジットカードとETCカードを手にすることができます。

ただ、家族カードの場合は請求が親カードの名義人宛てにまとめられてしまいます。

自分の利用状況、利用額が知られてしまうこと、そして支払うのが親カードの名義人であるということには注意しておきましょう。

ちなみに、家族カードの発行条件はカード会社によって異なります。

カードブランド 申し込み条件 備考
JCBカード 本会員と生計を同一にする
配偶者・親・子ども(高校生をのぞく18歳以上)
本会員が学生の場合は申し込み不可
VISAカード 生計を共にする配偶者
満18歳以上の子ども(高校生を除く)
本会員が学生の場合は配偶者のみ対象
セゾンカード 本会員と生計を共にする
18歳以上(高校生を除く)の同姓の家族
カードによっては
家族カードの対象が配偶者のみとなる
楽天カード 本会員と生計を同一にする
配偶者、両親、
18歳以上の(高校生を除く)子ども
家族カードを発行する人も
楽天会員になることが条件

各クレジットカード会社の発行条件について、しっかりとチェックしておきたいですね。

ETCカードは借りることができる!知っておきたいレンタルサービス

ETCカードは、基本的に貸し借りができないと紹介しました。しかし、旅行などで高速道路を使うときはETCカードがないと料金所でその都度支払いをしなければいけませんし、料金もETC利用より損をしてしまう可能性があります。
なんとかETCカードを借りたい!そう思っている方に朗報です。

実は、レンタカー会社ではETCカードのレンタルを行っているところがあるのです。

ETCカードのレンタルは、ETCカードを持っていない人だけでなく、うっかり忘れてしまった、という人も利用することができます。レンタカーを借りる予約をする際に、申し込みをすればOKです。

ETCカードのレンタルサービスを行っているレンタカー会社を、3つピックアップしてご紹介しましょう。

レンタカー会社 ETCカードレンタル料金
日産レンタカー 1回300円(税別)
ビジネス会員・ゴールド会員は無料
トヨタレンタカー 1回300円(税別)
ニッポンレンタカー 1回300円(税別)
8日間以上は1,000円(税別)

自分のETCカードを持っていなくても、レンタカーを借りるときに一緒にETCカードも借りることができれば旅行先、外出先で重宝しますよね。いずれのレンタカーも、基本的には324円でETCカードのレンタルが可能となっています。

ETCカードを使うことでスムーズに有料道路を通行できる、時間帯によっては割引サービスが受けられる、ということであれば、300円という出費も十分に満足できる金額だと言えるかもしれません。

ETCカードをレンタルした場合の支払い方法

ETCカードをレンタルした場合の有料道路通行料は、どうやって支払えば良いのか気になりますよね。

ETCカードをレンタルした場合の支払いは、基本的にレンタカー返却・ETCカード返却時に行います。

通常、ETCカードはクレジットカードと同様に翌月、または翌々月に指定した口座からの引き落としとなります。

実際にカード会社から請求が来るまで利用金額は分からないのでは?と思うかもしれませんが、レンタカー会社ではETCカードのICチップに記録された情報をもとに、利用料金を計算して請求します。つまり、レンタカー代金の清算と一緒に、利用したETC料金の支払いも行うことができるのです。

ただし、注意しなければいけない点もあります。

  • ETCカードのみのレンタルは不可(レンタカーの利用が必要)
  • ETCカードのレンタル数には限りがある
  • ETCカードのレンタルを行っている店舗が限られている
  • 事前の予約が必要(当日も余りがあればレンタルできる場合もある)
  • 盗難・紛失時には利用者が責任を負う
  • ETCカードや精算機の異常で後日通行料金の未払いが判明した後は追加の支払いが必要
  • ICチップに記録されない料金調整・割引もある

全ての店舗でETCカードのレンタルを行っているわけではなく、必ずレンタルした店舗に返さなければいけない、と定められている場合もあります。

また、料金の計算においてミスがあり、後日の請求となる場合があるということも覚えておかなければいけません。更に、通行止め時の乗り継ぎ料金調整など、レンタルのETCカードでは適用されない料金もあります。

レンタル用のETCカード枚数には限りがあります。申し込みをする際には、ETCカードのレンタルが可能なのか、しっかり確認しておくようにしましょう。

次の記事ではさらに詳しくレンタカーにおけるETCカードのレンタル方法について記載しています。

ETCカードは貸し借り禁止!本人しか利用できないことを認識しよう

ETCカードを利用できるのは、そのETCカードの名義人のみであり、家族であっても貸し借りをすることはできません。

ETCカードの貸し借りは、料金の支払いでトラブルになる場合もあります。また、利用規約違反となってしまいますので、十分に注意しておきたいところです。

ETCカードを持っていない場合は、きちんと自分のETCカードを申し込むようにしましょう。また、旅行などでETCカードを利用したい、ということであれば、レンタカー会社からETCカードがレンタルできる場合もあります。

便利なものだからこそ、ETCカードの利用はきちんと規則を守るようにしたいですね。

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