ダイナースクラブカードは特典が超豪華!メリット・デメリットを解説

日本で最初に発行されたクレジットカードとして名高い「ダイナースクラブカード」。かつては医者や経営者など限られた富裕層しか持つことができなかったこともあり、今でもアメックスカードと並んでハイステータスカードとして有名です。

ダイナースクラブカードは利用限度額に一律の制限がなく、予約が取れない高級料亭が電話1本で予約できたり、最高1億円の旅行傷害保険がついたりなど特典が多数あるほか、コンパニオンカードとして「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を無料発行できるので、プラチナカードと同等かそれ以上の特典を利用することができます。

ダイナースクラブカードはどんな人におすすめですか?
ステータスの高いカードが欲しい人、高級レストランを2名以上で予約すると1名分の料金が無料になる特典があるので外食が好きな人、世界850カ所以上の空港ラウンジが無料で使えるのでよく旅行に行く人、マイルをお得に貯められるのでマイルを貯めたい人などにおすすめです。

この記事では、ダイナースクラブカードのメリットとデメリット、豪華な特典、カードのお得な使い方やポイントの貯め方・使い方などを紹介します。

ダイナースクラブカードの魅力・メリット

ダイナースクラブカード

ダイナースクラブカードの基本的な情報は以下の通りです。

カード情報 内容
発行元 三井住友トラストクラブ
国際ブランド Diners Club
年会費 22,000円(税抜)
ポイントサービス ダイナースクラブ リワードポイント
基本還元率 0.3~1%
対応電子マネー モバイルsuica(チャージ対応)
楽天Edy(チャージ対応)
付帯保険 海外旅行傷害保険(最高1億円)
国内旅行傷害保険(最高1億円)
ショッピング・リカバリー保険(年間500万円限度)
追加カード 家族カード、ETCカード、ダイナースクラブ コンパニオンカード

次に、ダイナースクラブカードの特徴を見てみましょう。

ダイナースクラブカードの特徴
  • 一律の限度額がない
  • 国内・海外の空港ラウンジが無料で利用できる
  • 海外旅行傷害保険が最高1億円と充実
  • ショッピング・リカバリー保険(動産総合保険)
  • ポイントに有効期限がない

それぞれの特徴を詳しく紹介していきます。

一律の限度額がない

ダイナースクラブカードの利用可能枠には、一律の限度額がありません。

限度額が存在しないのですか?
一律の限度額がないだけで、限度額自体は存在しますよ。保有者それぞれの利用状況や実績に応じて、個別に限度額が設定されているのです。

利用状況によって異なりますが、高い限度額が設定されているので無制限に使用できると感じる人もいるようです。一律の上限を設けないことで高額決済が可能となるのは、ステータスの高いカードならではのメリットです。

国内・海外の空港ラウンジが無料で利用できる

ダイナースクラブカード保有者は850カ所以上、国内外の主要な空港のラウンジを無料で利用できるので、よく旅行に行く人には大きなメリットです。

家族会員も家族カードの提示により無料で利用できるので、夫婦で利用する予定がある場合は前もって家族カードを発行しておくといいですね。ただし同伴者は有料で、その料金は空港ラウンジによって異なります。

海外旅行傷害保険が最高1億円と充実

海外旅行保険の傷害死亡・後遺障害の補償は、最高1億円(①と②の合算)と充実しています。

①自動付帯分 最高5,000万円
②利用条件分※ 最高5,000万円
※ 利用条件分は、公共交通乗用具(航空機やバス、タクシーなど)または募集型企画旅行(パッケージツアー・パック旅行とも言う)の代金をカードで支払った場合に適用される

傷害死亡・後遺障害以外の補償内容は以下の通りです。すべて自動付帯です。

補償内容 補償金額
傷害治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
賠償責任 1億円
携行品損害 50万円
救援者費用 300万円

国内旅行傷害保険の補償も最高1億円となっています(利用付帯)。

ダイナースクラブカードの海外旅行保険には、「海外緊急アシスタンスサービス」というサービスが付帯されています。年中無休の「東京海上日動海外総合サポートデスク」を通じて、以下のサービスが利用できます。
  • エマージェンシーアシスタンス
  • 海外からの緊急医療相談サービス
  • キャッシュレス・メディカル・サービス

エマージェンシーアシスタンスと海外からの緊急医療相談サービスは、旅行中のトラブルやケガ・病気などに専任スタッフが日本語で対応・サポートしてくれるサービスです。もし万が一、旅行先でトラブルが起きたとしても安心ですね。

キャッシュレス・メディカル・サービスとは何ですか?
東京海上日動火災保険株式会社が提携している病院だけになりますが、その場で治療費を支払うことなく治療が受けられるサービスです。病院に行く前にサポートデスクに連絡しておかないとサービスを利用できないので注意してください。

ショッピング・リカバリー保険(動産総合保険)

ダイナースクラブカードの本会員と家族会員が対象の保険です。カードを使って購入した商品が破損した場合や盗難に遭った場合に、年間500万円まで補償されます。

ただし、補償されるのは、購入金額から自己負担額(1商品1万円)を引いた金額になります。

国内で購入した商品だけでなく、海外で購入して海外での事故で壊れてしまった商品やプレゼントした商品の事故まで補償対象になるなど、幅広い補償が受けられるのが特徴です。

補償の範囲が広く、補償金額も大きいので、万が一に備えられます。

ポイントに有効期限がない

ダイナースクラブカードでは、100円で1ポイントが貯まります。ポイントに有効期限がないのが特徴で、使い忘れや失効を心配する必要はありません。

貯まったポイントはカードの利用代金に使用するか、商品・商品券・共通ポイント・マイルと交換することができます。

カードの利用代金に使う場合は、1万ポイントから利用可能で100ポイント=30円です。

ヘルスケア商品やキッチン家電などと交換できるほか、Amazonギフト券(5,000ポイント=Amazonギフト券 2,000円分)やJCBギフトカード(6,000ポイント=JCBギフトカード2,000円分)などの商品券とも交換できます。

交換できる共通ポイントはTポイント(2,500ポイント=Tポイント1,000ポイント)、楽天スーパーポイント(2,500ポイント=楽天スーパーポイント 1,000ポイント)などがあります。

マイルに交換する場合は年6,000円(税抜)でダイナースグローバルマイレージに加入する必要があります。

ポイントの使い道が多く、有効期限がないので、ポイントをお得に有効活用できますね。

ダイナースクラブカードの申込み条件や審査の基準

ダイナースクラブカードの公式サイトには、入会の目安は「年齢27歳以上の方」とだけ書かれています。

27歳以上なら誰でも申し込めるのですか?
申し込み条件は27歳以上ですが、残念ながら誰でも審査に合格するわけではありません。審査では年収を評価していると言われ、年収500万円以上で定職に就いている人なら通過する可能性は高いでしょう。

かつては社会的地位の高い人しか持てないイメージのカードでしたが、今では普通の会社員でも申し込めるようになりました。それでも、不安定な職に就いている・年収が低め・支払いの滞納などで信用情報に傷がある、などの場合は審査に通りにくくなります。

ダイナースクラブカードのお得な使い方

ダイナースクラブカードの特徴を活かしたお得な使い方は以下の通りです。

ダイナースクラブカードのお得な使い方
  • ダイナースクラブ コンパニオンカードを無料発行
  • エグゼクティブダイニングの利用で年会費の元を取る
  • 料亭プランやごひいき予約の活用
  • ポイントを貯めてマイルに交換

それぞれの詳しい使い方を見ていきましょう。

ダイナースクラブ コンパニオンカードを無料発行

ダイナースクラブカード会員は、プラチナグレードのステータスを誇る「ダイナースクラブ コンパニオンカード(TRUST CLUB プラチナマスターカード)」を無料で追加発行できます。

  • 通常年会費3,000円(税抜)がかかるが、ダイナースクラブカード会員と家族会員は年会費無料
  • 利用分はダイナースクラブカードと一緒に請求されるので管理が楽
  • Mastercard加盟店で利用可能
  • 200円につき1ポイント貯まる(ダイナースクラブカードは100円につき1ポイント)
  • Mastercardの特典Taste of Premiumが利用可能に

プラチナグレードのカードが年会費無料で利用でき、Mastercardの特典であるTaste of Premiumが利用可能になるので、発行しないともったいないですね。Taste of Premiumの特典内容には国際線手荷物宅配優待サービス、ダイニングby招待日和(2名利用で1名無料)、カーシェアリング特別優待などがあります。

Mastercard加盟店で支払いに利用できるので、ダイナースクラブカードとTRUST CLUB プラチナマスターカードの2枚持ちがおすすめです。

エグゼクティブダイニングの利用で年会費の元を取る

「ダイナースクラブ エグゼクティブダイニング」とは、高級レストランを2名以上で予約するとコース料金1名分が無料になる特典です。6名以上の予約で2名分の食事料金が無料になるグループプランもあります。

この特典を年に何回か利用するだけで年会費の元が取れるので、使わないと損ですね。

料亭プランやごひいき予約の活用

ダイナースクラブカードはダイナース(食事する人)という名前が付いているように、グルメ関連の優待が充実しています。

予約が取れない一見さんお断りの高級料亭でも、ダイナースが会員に代わって予約してくれる「料亭プラン」や、予約が取りづらい有名店のキャンセル席をダイナースが買い取り、会員に即時公開することで予約が簡単に取れる「ごひいき予約」などがあります。

友人や家族とお金で買えない経験を楽しむこともできますし、接待等にも利用できますね。

ポイントを貯めてマイルに交換

普段の買い物などでカードを使いポイントを貯めるのは基本ですが、ダイナースクラブポイントモールを利用するとさらにお得にポイントが貯められます。

ダイナースクラブポイントモールを経由してショッピングをすると、通常ポイント(100円=1ポイント)に加えてボーナスポイントがもらえるか、キャッシュバックを受けることができます。

キャッシュバックはボーナスポイントと比べて少なく設定されていることが多く、ポイントをマイルに交換した方がお得なので、ボーナスポイントでポイントを貯めるのがおすすめです。

ポイントのお得な使い道は何ですか?
一番交換率が高くお得な使い方はマイルに交換することですね。ただ、一度でもポイントをマイルに交換するとダイナースグローバルマイレージの年間参加料として6,000円(税抜)がかかります。

年6,000円(税抜)でダイナースグローバルマイレージに加入することで、主要航空会社5社のマイルに、1,000ポイント=1,000マイルで交換できます(交換上限は年間10万マイル。ANAだけは年間4万マイルまで)。

  • 全日本空輸/ANAマイレージクラブ
  • デルタ航空/スカイマイル
  • ユナイテッド航空/マイレージ プラス
  • 大韓航空/スカイパス
  • アリタリア‐イタリア航空/ミッレミリア

1,000ポイント=1,000マイルで交換できるので、ダイナースクラブカードは100円につき1マイルが貯まることになり、さらにポイントの有効期限がないのでマイルを貯めやすく、陸マイラーにもおすすめのカードです。

ダイナースクラブカードのデメリット

特典が豊富なダイナースクラブカードですが、デメリットもあります。

  • ほかの国際ブランドと比べると使えるお店が少ない
  • 年会費がかかる
  • 基本還元率が低め
  • GooglePay・Apple Payが非対応

それぞれのデメリットを詳しく見ていきましょう。

ほかの国際ブランドと比べると使えるお店が少ない

ダイナースクラブのクレジットカードは他の国際ブランドと比べて使えるお店が少ないのですが、ダイナースクラブはJCBと提携しているので、ほとんどのJCB加盟店でダイナースクラブカードが利用できます。

さらに世界185以上の国と地域のディスカバー加盟店でも、ダイナースクラブカードを使えます。

「ダイナースクラブ コンパニオンカード(TRUST CLUB プラチナマスターカード)」を無料発行すればMastercard加盟店でも使えるようになるので、デメリットは簡単に解消できますよ。

年会費がかかる

ダイナースクラブカードは本会員、家族会員どちらも年会費がかかります。

本会員 22,000円(税抜)
家族会員 5,000円(税抜)

しかし、すでに紹介したように「ダイナースクラブ エグゼクティブダイニング」を年に数回でも利用すれば年会費の元はすぐに取ることができます。そのため、「ダイナースクラブ エグゼクティブ ダイニング」が利用できるレストランが近くにあるかどうか確認しておくことをおすすめします。

基本還元率が低め

ダイナースクラブカードのポイントは100円につき1ポイント貯まりますが、1ポイント=1円ではありません。ポイントをカード利用代金に使用する場合は100ポイント=30円となるので、還元率は0.3%となります。

そのほか商品や商品券などと交換することもできますが、ダイナースグローバルマイレージでマイルに交換すると、1ポイント=1円以上にすることができ、最低でも1%の還元率になるので低還元率のデメリットは簡単に解消できます。

GooglePay・Apple Payが非対応

ダイナースクラブカードはGooglePayとApple Payに対応していないため、決済に使用することはできません。ですが、モバイルSuicaと楽天Edyへのチャージ自体はダイナースクラブカードでも可能です(ポイント対象外)。

ダイナースクラブカードの特典は年会費以上の価値がある

日本で最初に発行されたクレジットカードとして伝統があり、特典の豊富さとステータスの高さで人気のあるダイナースクラブカードは、次のような人におすすめです。

・国内外850カ所以上の空港ラウンジが無料で利用でき、旅行傷害保険が充実しているのでよく旅行に行く人
・高級レストランを2名以上で予約すると1名分の料金が無料になるので、外食が好きな人
・ポイントに有効期限がなく、1,000ポイント=1,000マイルで移行できるので、お得にじっくりマイルを貯めたい人

申込み条件は27歳以上ですが、定職に就いていて年収が500万円以上だと審査に通る可能性が高くなります。

年会費はかかりますがエグゼクティブダイニングを年に数回利用すれば元は取れる上、デメリットも簡単に解消できるものばかりで、さらにプラチナカードをコンパニオンカードとして無料発行できるので、年会費以上の価値があるカードです。

そろそろランクの高いカードが欲しいと考えている人は、加入を検討してみてはいかがでしょうか。

※ 掲載の情報は2019年7月現在のものです。
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