Paypalにデビットカードを登録。海外通販でも便利に使える

Paypalもすっかり一般的になりましたが、使ったことがないという人もまだまだいるようです。アメリカで始まった国際的な送金サービスですが、もう 10 年以上前に日本語にも完全対応しました。

私たちが普段使うケースとしては、クレジットカードを登録しての通販サイトでの買い物ですね。セキュリティを確保する意味でとても利用価値のあるものです。そこで疑問が浮かぶのはデビットカードが使えるのかということです。

ペイパルは銀行口座やカードを登録して使う決済サービス

Paypal は「ペイパル」と読みます。基本的にはネットショッピングなどでクレジットカード番号や口座番号を店舗側に知らせることなく、Paypal アカウントを提示することで決済できるサービスです。

つまり、たくさんのネットショッピングのお店にカード情報を知らせることなく、Paypal に集約しておくことでセキュリティを保てるというものです。

Paypal アカウントには複数の支払い方法を登録できる

Paypal を利用するのにどんな手続きが必要ですか。それは難しかったり手間がかかったりするのでしょうか。
Paypal を利用するには、最初にアカウントの無料登録が必要です。手続きは簡単です。初めてPaypalを使う時に、ついでに登録できるレベルですよ。

もちろん Paypal にカード情報や口座情報を登録するわけですから、そこに不安を覚える人もいるでしょう。一方で、海外の通販サイトなど、あまり個人情報管理に信用が持てないサイトを利用する場合には便利です。

Paypal はその部分のセキュリティを売り物にして伸びてきた会社ですので、信用のある会社だと言って問題ないでしょう。ただし Amazon.co.jp・ZOZOTOWN・Yahoo! ショッピング は Paypal に対応していません。

楽天市場はお店ごとに対応が異なりますが、Paypal に対応しているお店もあります。セカイモン(eBay の公式日本語サイト)では Paypal が利用できます。

ペイパルの日本市場向けコーポレートロゴ

これが Paypal のアクセプタンスマークになります。このマークが表示されているショップでは Paypal 支払いが利用できます。海外サイトではカタカナ表示はなく、ラテンアルファベット圏以外ではグレーの部分が現地語表記になっていることもあります。

Paypal アカウント作成は 3 ステップで簡単

Paypal アカウントは次の 3 ステップで登録できます。

  • 公式サイトでパーソナルアカウントの新規登録ページに進む
  • 住所氏名と支払い方法(カード情報・口座情報)を登録
  • 登録メールアドレスに送られてきた内容を認証する

カード情報を登録すると、その場で口座から 200 円が引き落とされ、通帳の摘要欄には “PP + xxxx” と言う文字が記録されます。この “xxxx” と言う任意の数字が認証コードなので、認証の際にはその数字を使って下さい。

これで完了です。情報はいつでも追加・変更・削除が可能です。複数の口座やカードも登録できますが、1 つの口座やカードを複数のアカウントで使い回すことはできません。

また複数のアカウントで、再登録を含めて同じカード番号や口座番号を、3 回を超えて登録することはできませんので注意して下さい。登録可能な支払い方法は以下のとおりです。

  • クレジットカード
     ・VISA
     ・マスターカード
     ・JCB
     ・アメリカンエキスプレス
     ・ディスカバーカード(ダイナースクラブはここに含まれる)
     ・銀聯 UnionPay
  • デビットカード
     ・VISA
     ・JCB
     ・マスターカード
  • 銀行口座
     ・みずほ銀行
     ・三井住友銀行
     ・三菱UFJ銀行
     ・ゆうちょ銀行
     ・りそな銀行
     ・埼玉りそな銀行

必要になってから登録すれば問題ありませんから、慌てることはないでしょう。なお、J-Debit・銀聯デビットは登録できません。また、ダイナースクラブはディスカバーカードの提携先として処理されますので、ドル建て決済になることに注意が必要です。

デビットカードを支払い方法に登録すれば自動的に利用できる

国際ブランドデビットは、最初の登録の際やカード追加の際に、クレジットカードと同じ要領で登録することができます。

一度登録すれば、Paypal 支払を利用するだけで自動的に国際ブランドデビットから支払いが行われます。

Paypal の利用方法はクレジットカードよりも簡単

Paypal を利用した支払いは、非常に簡単に利用することができます。

  • ショッピングサイトで支払い方法に Paypal を選択
  • Paypal アカウントを入力
  • Paypal のパスワードを入力
  • 支払完了、口座を確認する

たったこれだけです。16桁のカード番号を入れて、名義人氏名をアルファベットで入れて、有効期限とセキュリティコードを入れて、と言う手間は全くありません。

デビットカードは新規登録の時だけじゃなく追加も可能

Paypal には複数の支払い方法が登録できます。複数を設定した場合には支払いを行う際に、どれで行うかの選択ができるようになっていますし、優先的に使う支払い方法を設定することもできます。

また、クレジットカードはどうも使いすぎるなと思った場合、デビットカードを追加することもできます。ただし、預金残高が不足した場合には自動的にクレジットカードに切り替えられることもありますから注意してください。

クレジットカードの登録を抹消して、デビットカードだけにしておけば決済エラーになりますから、手間は増えますが、使いすぎの心配はなくなるでしょう。

Paypal にデビットカードを登録した時の引落しタイミング

Paypal の支払い方法をデビットカードにしておいた場合でも、デビットカードを直接使った時と同じで即座に引き落としが行われます。

タイムラグはほとんど発生することはありません。

予約やキャンセルなどに関する情報は事前によく確認しておく

ネットショッピングでも在庫切れで取り寄せになったり、季節商品で事前予約を行ったりするケースがあります。こうした場合、Paypal はちょっと不向きな決済方法になることもあります。

それはキャンセルと返金についてのトラブルが起こりやすいからなのです。

デビットカードが登録されていると注文時に引き落としが行われる

出荷準備が整ってからデビットカード処理を行ってくれるお店でも、お店の側は Paypal の後ろにどんな支払い方法が設定されているのかを知ることはできません。

ですから、予約注文などで納品に時間がかかる場合でも、クレジットカードと同様デビットカードに対しても即座に決済を行うことになります。

一方、Paypal には商品トラブルがあった際に、一定の条件を満たせば Paypal が払い戻しを行ってくれますので安心ですね。

手数料は発生しないが最低 200 円は口座に入れておく

Paypal の利用手数料は加盟店側が負担しますので、利用者側の負担はゼロです。商品代金だけを支払えば大丈夫です。

しかし、初期登録時には 200 円を口座においておく必要があります。それは口座が有効かどうかを確認するため、200 円の請求を Paypal が行うからで、これが引き落とせなければ登録エラーになってしまいます。

この 200 円は後日返金されますが、結構時間がかかります。それは認識しておいてくださいね。

Paypal では国際ブランドデビット全部が利用できる

Paypal を日本から登録する場合、上で紹介した支払い方法であればすべて問題なく登録可能です。

一部のカードで登録ができないという問題が報告されていますが、それはそのカードブランドが使えないのではなく、個別の問題である可能性が高いです。

カードのセキュリティの問題で登録できないことがある

次のようなシーンで Paypal が利用できないことがあります。

  • アカウントの新規登録の時
  • カード情報の追加の時
  • はじめての店でショッピング利用した時

こうしたものにはいくつかの原因が考えられますが、主な物は次の通りです。

  • 通信回線エラー
     ・時間を置いて再試行すれば問題ないことが多い
  • 利用可能枠不足
     ・デビットカード・口座振替では口座残高不足
     ・クレジットカードでは与信枠残高不足
  • デビットカードでマイナス分の未解消
  • 銀行やカード会社が、Paypal からの利用を「通常とは異なる利用」と判断して利用を拒否した場合

口座残高が不足していないのに利用できなかった場合は、銀行やカード会社のヘルプデスクに連絡して下さい。

一部の地方銀行では拒否される例もあるらしい

あくまで噂話のレベルなのですが、地方銀行が発行している JCB デビットでは、銀行が Paypal への登録を拒否しているとも言われています。登録がうまく行かなかったら銀行に問い合わせて下さい。

さらに、カード番号が使い捨てになるタイプのカードレスデビットは登録できません。

以前は JNB デビットがこれに相当しましたが、現在では 5 年間の有効期限型に変わっているので、問題なく使えるようです。

Paypal の強みは海外通販で発揮される

このように Paypal は個人情報保護に大変力を発揮する支払いシステムです。通販だけでなく、個人間・法人と個人間の送金にも利用が可能なシステムでもあります。

特に海外通販で「注文していない商品まで勝手に送りつけられてお金を請求された」とか「送られてきた商品の数量が不足していた」などと言う場合にもPaypalが代わって補償してくれるので、クレームが入れにくい海外通販では強い味方になるでしょう。

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