加盟店がデビットカードを使える店。ブランドのマークに注目する

デビットカードを使ってみたいけど、どこで使えるのかよくわからないし二の足を踏んでいるという人も多いでしょう。

まずは手元にあるデビットカードを持って、お店に出向いて見ましょう。一度使えれば、次からは安心してそのお店で使えますね。細かい情報は順を追ってお話ししていきます。

デビットカードが使える店は「加盟店」

クレジットカードが使えるお店にはブランドマークが表示されていますね。デビットカードにもそうしたマークの表示があるのでしょうか。
あのブランド表示は「アクセプタンス(受け入れ)マーク」と言います。もちろんデビットカードについてもアクセプタンスマークの表示がありますよ。

日本で使えるデビットカードは 2 パターン 3 種類とお話ししましたが、以下の通りで、それぞれ次のようなアクセプタンスマークが表示されます。

国際ブランドデビット:VISA

国際ブランドデビット:VISA

国際ブランドデビット:JCB

国際ブランドデビット:JCB

J-Debit

J-Debitロゴマーク

見ての通り、国際ブランドデビットの2つに関しては、クレジットカードのものと全く同じマークです。つまりそのブランドのクレジットカードが使えるお店では国際ブランドデビットも使えます。一部例外があるのでそれには注意が必要です。

一方、J-Debit のマークはめったにコンビニにないので見慣れない人もいるでしょう。それでも注意深く見ていると意外にあるんですよ。

アクセプタンスマークは支払端末機のあるレジと店頭に表示される

アクセプタンスマークは、そのカードが使えることをアピールするための物ですから、判りやすいところに目立つように表示されています。

  • 店頭
  • 出入口付近
  • レジ回り
  • 会計コーナーの天井吊り

こうしたところに、利用可能な決済方法のアクセプタンスマークがまとめられています。クレジットカードやデビットカードのほか、電子マネーやペイアプリ( QR 決済)のマークも一緒に並んでいることが多いですね。

加盟店でもデビットカードが使えないことはある

J-Debit であれば、アクセプタンスマークのあるお店で使えないと言うことは、利用可能時間帯であればまずありえません。一方、国際ブランドデビットの場合使えないお店と言うのは存在しています。

これは国際ブランドデビットを発行しているそれぞれの銀行の公式サイトで調べれば、使えないお店は一覧表になっていると思います。使う前には必ずチェックしておきましょう。

デビット利用の可否は各金融機関が決めている

なぜクレジットカードが使えて、デビットカードが使えないというお店が存在しているのでしょうか。
一つはシステム的な問題で、デビットカードのシステムに合わない業態があります。もう一つはトラブルがらみで、各銀行が敬遠しているという理由ですね。

デビットカードは、即時決済と言うシステム上の理由から、リアルタイムのオーソリ(信用照会)を行わない加盟店との取引ではトラブルが起こりやすくなります。

例えば、一日に一回まとめて情報を送ってくる加盟店の場合、お客さんが帰ってから後に残高不足が発生していることがわかると、銀行がそれを立て替える必要が出てきます。

あるいは、加盟店への支払いを一時停止して預金残高が必要額に届くまで待ってもらうと言うことになります。これではトラブルが起こりやすいですね。

  • 飛行機の機内販売
  • 高速道路料金の支払
  • ガソリンスタンドでの支払い
  • 各種公共料金など毎月の支払い
こうした物はデビットカードで支払えないことが多いです。上の三つはオフライン決済になることが多い(まとめて請求が多い)ためです。

また、毎月の支払いと言うのは、請求時点で口座残高が確保できるかどうかがわからないからですね。

条件を設けて利用できるようにしているデビットカードもある

例えば楽天銀行デビットカードの場合、ガソリンスタンドで利用することができますが、それには条件があります。それは口座残高が10,000円以上残っている必要があります。

もし口座残高が 10,000 円に満たない場合は、仮に支払いに足りる金額であっても最初からエラーが出て使えなくなっています。

これは、最近多くなっているセルフスタンドの給油機の 1 回あたりの給油量が 10,000 円分に制限されているからです。

ですが、加盟店との間で残高不足の際の処理方法について取り決めができている場合は使えることもあります。

取引でトラブルが起こった加盟店との関係も重要

過去に口座残高不足にかかわる問題や、利用法において加盟店との間でトラブルが起こったケースを踏まえて、銀行ごとに利用不可になっている加盟店と言うのもあります。その理由はもちろん明かされていません。

そうした加盟店については、銀行の公式サイトにリストがあがっています。また、海外のギャンブルサイトやアダルトサイト、通販サイトなどを規制しているケースもあります。

これはキャンセルと返金に関係するトラブルの予防だろうと思われます。いずれにせよ、まずは銀行の公式サイトをチェックです。

デビットカードには取扱い不可の時間帯がある

一部のデビットカードを除いて、デビットカードには利用できない時間帯という物が存在します。これはオンラインシステムのメンテナンスなどに伴うもので、銀行ごとに異なるパターンが指定されています。

ただ、VISAデビットについては原則 365 日 24 時間利用可能になっていますので、必ず使えない時間帯があるわけではありません。

J-Debit とJCBデビットは銀行の都合で利用できない時間帯がある

どの銀行でもシステムメンテナンスがあると思うのですが、VISAデビットの場合その時間帯でもデビットカードは使えるのでしょうか。
VISA は決済システム利用の条件として金融機関に 365 日 24 時間の運用を求めていますから、当座貸越などの特別な対応を除く基本的なデビット利用は可能になっています。

日本の都市銀行とゆうちょ銀行のデビットカード利用可能時間について見てみましょう。

  • ゆうちょ銀行 ・ J-Debit
     ・毎日 0:05 ~ 23:55 利用可能(毎日 10 分間利用不可)
  • ゆうちょ銀行 ・ VISA デビット mijica
     ・365 日 24 時間利用可能
  • みずほ銀行 ・ J-Debit
     ・月曜~金曜: 24 時間利用可能
     ・土曜: 22:00 ~日曜 8:00 休止
     ・第 1 ・ 4 土曜は 3:00 ~ 5:00 休止
     ・祝日も該当曜日と同じ
  • みずほ銀行 ・ JCB デビット
     ・月曜~金曜: 24 時間利用可能
     ・土曜: 22:00 ~日曜 8:00 休止
     ・第 1 ・ 4 土曜は 3:00 ~ 5:00 休止
     ・祝日も該当曜日と同じ
  • 三菱UFJ銀行 ・ J-Debit
     ・休止日を除く 24 時間利用可能
     ・第 2 土曜: 21:00 ~ 翌 7:00 休止
  • 三菱UFJ銀行 ・ VISA デビット
     ・365 日 24 時間利用可能
  • 三菱UFJ銀行 ・ JCB デビット
     ・365 日 24 時間利用可能
  • 三井住友銀行 ・ J-Debit
     ・日曜 21:00 ~月曜 7:00 休止
  • 三井住友銀行 ・ VISA デビット
     ・365 日 24 時間利用可能
  • りそな銀行・埼玉りそな銀行 ・ J-Debit
     ・休止日を除く 24 時間利用可能
     ・第 2 土曜: 23:00 ~ 翌 8:00 休止
  • りそな銀行・埼玉りそな銀行 ・ VISA デビット
     ・365 日 24 時間利用可能

このように、銀行ごとに対応が異なるものの、VISA デビットに関しては利用時間の心配をする必要はありません。海外で使うことが多い人は、VISA デビットが安心でしょう。

使えない可能性があることを意識しておけば問題ない

このように、デビットカードについてはアクセプタンスマークのあるお店で使えます。ただ、国際ブランドデビットについては、銀行ごとの判断で、わずかながら使えないお店が存在していることを意識しておきましょう。

一方利用時間帯は、VISA デビットの場合いつでも使えますが、J-Debit と JCB デビットの場合発行銀行ごとに使えない時間帯があるので要注意です。

お店も時間帯も、銀行の公式サイトで案内されていますので、デビットカードを手にしたら一度は確認しておいて下さい。

※ 掲載の情報は2019年2月現在のものです。

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