iTunesとデビットカードは相性が悪い!おすすめできない理由

iTunes は Apple 社が開発したソフトウェアです。もともとパソコン上の音楽管理機能を備えた再生ソフトでしたが、iPodの登場以来携帯プレーヤーの方に軸足を移しました。現在では iPhone を主軸にダウンロードサービスの AppStore まで取り込んでいます。

その iTunes を利用する際の費用は、iTunes カードの購入で支払うか、クレジットカードを登録することが多いわけですが、これをデビットカードで行えるのか、危険性はないのかに注目してみます。

iTunes カードは金券なので原則として現金購入になる

iTunes カードはコンビニや家電量販店で購入することが多いと思います。実店舗としての AppleStore もありますが、それほど展開していません。東京には4店舗ありますね。

その他は、名古屋・大阪・京都・福岡に各 1 店舗あるだけです。

コンビニでは現金以外の支払いはできない

iTunes カードは金券なので、クレジットカードやデビットカードは使えないそうですが、使えたという話も聞きます。どうなっているのでしょうか。
原則として購入にカード払いはできません。しかし、iTunes 利用方法にデビットカードなどを登録することはできます。そのあたりを混同しているのではないかと思われますね。

iTunes カードは金券とみなされますから、コンビニでは現金以外の支払いはできません。例外なのはセブンイレブンでの nanaco 支払だけです。

  • 1,500円
  • 3,000円
  • 5,000円
  • 10,000円
  • バリアブルカード
     (1,500円~50,000円の間で任意の金額)

コンビニによって扱いのあるカードの種類は異なりますが、いずれも現金支払いで購入することになります。

iTunes Store なら国際ブランドデビットも利用できる

Apple 公式のiTunes Store での買い物なら、iTunes カードを含めてクレジットカードや国際ブランドデビットが利用できます。

一方、iTunes に登録して使うカードとしては、クレジットカードも国際ブランドデビットも OK ですが、国際ブランドデビットでは二重請求が発生する可能性があるので、あまりおすすめではありません。

ただ、現在では二重請求の可能性を避けるため、よくある少額決済によるカードの有効性確認を行っているようです。Apple 公式の説明を見る限り、次のようになっています。

  • アメリカではカード利用・登録時に先行して 1 ドルが請求される
  • アメリカ以外では 1 ドル相当額になる
  • デビットカードの場合、即時引き落としになる
  • その分の請求額は後日組み戻される

少し古い情報を見ると利用額と同額が引き落としされて 1 か月半後に返金された事例が紹介されています。現在はおそらく 1 ドル方式になっていると思います。

絶対に正規の販売店以外で買ってはいけない

iTunes カードはコンビニやスーパー、家電量販店など正規の代理店でも販売していますが、中には怪しげな中古品販売店などが割引価格で販売していることもあります。

しかし、iTunes カードは一度レジを通してアクティベートすると、価値がゼロになってしまっていることもよくあります。それを中古品として販売する詐欺サイトも存在しています。

金券ショップなどでも、まっとうなお店は絶対取り扱いませんから、iTunes カードは正規の販売店で額面価格で購入して下さい。

勘違いや管理不足による「覚えのない請求」もあるので注意

Apple によると、覚えのない請求の原因の中には、システム的なものばかりではなく、ユーザーの管理不足や思い違いもあるそうなので注意しましょう。

デビットカードなどをしっかり管理していても、それが紐付けられた Apple ID の管理ができていないと困ったことになります。

家族が使ってしまっていたというのは結構発生する事例

デビットカード番号や暗証番号を教えていなくても、家族が使ってしまうことってあるのでしょうか。
一番多いのは、親が子供の Apple ID を代わりに取得して、その際にデビットカードを紐つけてしまった場合ですね。これなら子供がいくらでも使えてしまえます。

Apple ID は、複数の ID に 1 枚のカードを紐つけることができます。そのため、こうしたトラブルが起こりがちなんですね。

  • 普段使っていない Apple ID で定期購読などを行っていた
  • iPhone や iPad などを家族と共有していて、家族が購入していた
  • 自分以外の人に Apple ID とパスワードを知られていた
  • Apple ではなくプロバイダなどで定期購読を行っていた

こうしたことで、デビットカードに覚えのない請求が行われることがあります。そのあたりを確認してから Apple に問い合わせを行って下さい。

デビットカード付きクレジットカードってあるの?

こうした請求関係の話題になると時々出てくるのが、「デビットカード機能付きクレジットカード」というものです。そんな不思議なものがあるのかとお思いの人もいるでしょうが、これは国際ブランドデビットのことです。

ある程度金融システムが整った国では、その国や近隣諸国グループだけで使えるデビットカードが存在しています。フランスのカルトブルーやドイツのギロカルテが有名ですね。

日本にも J-Debit と言うデビットカードがあり、これはカルトブルーやギロカルテと同じようにキャッシュカードを利用して支払いを行うものです。日本でデビットカードとだけ言うと、こちらを指します。

  • VISA デビット
  • JCB デビット
  • マスターカードデビット( 2019 年 4 月発行開始予定)

これらは、クレジットカードと同じブランドが付いたデビットカードです。これを指してデビットカード機能付きクレジットカードと呼んでいる人もいるようですね。

国内の銀行ネットワークを使う J-Debit とは異なり、銀行間ネットワークとしてクレジットカードのシステムを利用しているため、世界中で使えます。そして、引き落としは J-Debit と同じように銀行口座からの即時引き落としです。

J-Debit は iTunes で利用できないため、「 iTunes ではデビットカードが使えない」という言い方をされることもあるようですが、国際ブランドデビットは使えます。

二重請求は iTunes のシステム上の問題

少し前までは iTunes でデビットカードを支払い方法に登録して利用すると、割合頻繁に二重請求が起こっていたようです。

現在、iTunes の公式サイトの説明を見ると、少額の仮請求によるカードの有効性確認を行っているようですので二重請求の問題は解消されている可能性が高いです。一方、ユーザーは残高不足に注意しなければなりません。

なぜ二重請求が起こるかについての説明はなかった

なぜ iTunes では二重請求や、先行する少額引き落としが起こるのでしょう。
理由は明らかにされていませんが、他の会社の事例から推察すると、iTunes を利用した引き落としはリアルタイムではなく、遅れて行われるためではないかと思います。

通常デビットカードで支払いを行うと、次のような手順で処理されます。

  • 加盟店でデビットカードを利用する
  • 加盟店はネットワーク経由でオーソリ(承認申請)を行う
  • カードが有効で残高が足りていれば承認番号が発行され残高から引き落とされる
  • 加盟店は承認番号を使って銀行に請求を行う
  • 銀行が加盟店に支払いを行う
大雑把な説明ですが、このような流れになっています。これに対して、以前の iTunes では、「まずオーソリを掛けて OK であれば再度オーソリからやり直して請求を起こす。最初のオーソリ分は請求しない。」と言う方式だったようです。

クレジットカードならこの方式でも実際の請求は 1 回分しか発生しないので問題ありませんが、デビットカードの場合オーソリの段階で残高から引き落とされますのでトラブルが起こります。

現在では最初のオーソリは 1 ドル相当額で行い、続いて本請求に移るようです。

自動返金を待つしか方法はない

iTunes ではオーソリの際の二重請求や 1 ドルオーソリについて、オーソリの期限切れによる自動返金で対応しているようです。

オーソリは一度承認番号が発行されても、その番号自体には 45 日~60 日くらいの有効期限があります。この日数を過ぎても請求が行われないとオーソリは無効になり、銀行は引き落としたお金を口座に組み戻します。

iTunes のほうで本請求が行われたら、不要な方のオーソリを取り消してくれれば良いのですが、それは行われていないようです。ですので、2か月ほど待ってみるしかないのが現状のようですね。

iTunes ではクレジットカードか現金で iTunes カードを買うのが良い

iTunes では国際ブランドデビットならカード登録ができますが、二重請求の問題があるので、持っているならクレジットカードを登録しておくことをおすすめします。

クレジットカードを持っていないなら、現金で iTunes カードを買うのが良いでしょう。その時は信頼できる販売店で買って下さい。コンビニやスーパー、家電量販店などが確実ですね。

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