国際ブランドデビットカード。久しぶりにマスターカードが復活!

ブランドデビットカードという言葉を目にする機会が結構あります。これって一体何のことかわかりますか。ブランドだから年会費が高いとか、派手なカードだとか、そんな事はありません。
カードのブランドには国内のブランドと国際ブランドがありますが、この違いもよくわかってない人も少なくありません。今回はカードのブランドを見て行きます。

VISA 加盟店や JCB 加盟店で使えるデビットカード

日本国内で発行されているデビットカードは、大きく分けて 2 つあります。銀行のキャッシュカードを支払い用に使える J-Debit と、VISA や JCB の加盟店で使えるデビットカードです。

もちろん J-Debit は J-Debit 加盟店でしか使うことができませんので、店頭のマークに注意しておいてくださいね。

ブランドデビットはクレジットカードの加盟店で使える

ブランドデビットのブランドとは、クレジットカードの国際ブランドのことだと認識して良いんですね。
その通りです。国際ブランドは決済のネットワークを持っていますので、それを利用した支払手段なのです。

国際ブランドは次の 7 つがありますが、「 5 大国際ブランド」と言う言葉が示すように、下の 2 つはまだ少し弱い存在です。

  • VISA *
  • マスターカード *
  • アメリカン・エキスプレス
  • JCB *
  • ダイナースクラブ
  • ディスカバー
  • 銀聯 UnionPay *

そして、この 7 種類の国際ブランドのうち、ダイナースクラブを除くブランドはデビットカードを発行しています。ただ、アメックスは特定の国でしか発行を行っていませんね。
なので、日本では上の一覧でブランド名の後ろに * を付けた4つのブランドのデビットカードが発行されています。

マスターカードデビットが復活する

銀聯 UnionPay のデビットカードは、現在のところ中国の銀行の在日支店しか発行を行っていません。実際、使い勝手から言っても中国に出張する人でないとあまりメリットが無いでしょう。
一方、銀聯が発行するカードの大半はデビットカードで、与信システムが未発達な中国ではクレジットカードは少ないです。発行されていても預金額を担保にしたセキュアードカード形式のものが多いですね。
また、マスターカードのデビットカードですが、かつてマエストロブランドで発行されていたものがなくなってから、しばらく日本では発行されていませんでしたが、2019 年 4 月 1 日に発行が開始される予定です。

  • 発行銀行:住信 SBI ネット銀行
  • カード名:ミライノデビット
  • 国際ブランド:マスターカード
  • グレード:
     ・ミライノデビット:年会費無料
     ・ミライノデビット・プラチナ:年会費税別 10,000 円
  • ポイント還元率
     ・ミライノデビット:0.8%
     ・ミライノデビット・プラチナ:1.0%
  • 外貨預金口座から米ドルの使用可能
  • 法人口座からも発行可能

主力はなんと言っても VISA と JCB になる

デビットカードの発行窓口は銀行などの金融機関になります。その中でも、地方銀行はJCB デビットの方がかなり優勢になっています。
一方、都市銀行やネット専業銀行などは、現在でこそ両方を取り扱っている銀行もありますが、最初はみんな VISA デビットだったために、メジャーな銀行では VISA が優勢ですね。
今後マスターカードのデビットを取り扱う銀行が増えるかどうかは注目しておきたいところです。

どれを作るかは海外利用がポイントになる

楽天銀行デビットのように、VISA もあるし JCB もある、年会費無料もあれば有料のものもあると言ったラインナップを準備している銀行はそれほど多くありません。
ですので、自分の使い勝手にあったデビットカードを自分の口座のある銀行が発行していない場合、口座新規開設から始めることになります。

加盟店数が世界一の VISA は海外での使い勝手が良い

加盟店相互開放で JCB も世界中で使いやすくなっていると聞くのですが、それでもまだ存在感が薄いのでしょうか。
昔に比べれば海外でも使いやすくなってはいますが、それも都市部止まりです。地方に行くと 残念ながらJCB の存在自体を知らない加盟店も多いようですね。

日本国内ではナンバー 1 の加盟店数を誇る JCB も、世界ではまだまだのようです。ですので、海外で使うことを考えるのであれば、VISA か マスターカードのデビットカードがおすすめになるでしょう。

デビットカードは預金口座のある銀行と自分の行動で決める

国際ブランドデビットを選ぶときは次のような条件を参考にして下さい。

  • VISA:ほぼ万能。海外に出かける時に強い。
  • JCB:海外では弱いので国内向け。地銀が発行していることが多い。
  • マスターカード:VISA 同様海外に強いが、ヨーロッパでアドバンテージがある
  • 銀聯 UnionPay:中国専用になる。国内でも使いにくい。

そもそも、デビットカードは自分が口座を持っている銀行が発行している必要があります。もし自分のほしい国際ブランドデビットを発行していない場合、それを発行している銀行に口座を作って下さい。
海外での利用を考えた場合、ネット専業銀行のほうがネット上でできる手続きも多いので便利だと思います。

国内の 45 銀行が国際ブランドデビットを発行している

もちろん国際ブランドで選ぶことも重要ですが、地元の地銀が発行していると便利ですね。そこで、国際ブランドデビットを発行している銀行をリストアップしてみましょう。
VISA デビットは 2018 年 11 月現在、JCB デビットは同 12 月現在の公式データから拾いました。マスターカードデビットは、この記事作成時点での予定です。

VISA と JCB またはマスターカードを発行している銀行

VISA デビットを発行している銀行

  • ゆうちょ銀行
  • 三井住友銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • 近畿大阪銀行
  • 愛知銀行
  • 滋賀銀行
  • 常陽銀行
  • スルガ銀行
  • 福井銀行
  • 北海道銀行
  • 北國銀行
  • 琉球銀行
  • GMOあおぞらネット銀行
  • あおぞら銀行
  • ジャパンネット銀行
  • ソニー銀行

JCB デビットを発行している銀行

  • みずほ銀行
  • 秋田銀行
  • 愛媛銀行
  • 大垣共立銀行
  • 沖縄銀行
  • 北九州銀行
  • 紀陽銀行
  • 京都銀行
  • 熊本銀行
  • 七十七銀行
  • 十六銀行
  • 親和銀行
  • 千葉銀行
  • 東邦銀行
  • 中国銀行
  • 名古屋銀行
  • 福岡銀行
  • 北洋銀行
  • もみじ銀行
  • 山口銀行
  • セブン銀行

国際ブランドデビットは現金とクレジットのいいとこどり

国際ブランドデビットは、世界中のクレジットカード加盟店で利用できると言うクレジットカードの利便性と、使ったその場で口座から引き落とされると言う現金の堅実性を併せ持ったカードです。
悪く言えば中途半端なのですが、このカードのメリットを活用できる人には非常に便利なカードだと言えるでしょう。

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