デビットカードの年齢制限。原則、義務教育終了か16歳で持てる

デビットカードは何歳から持てるのでしょうか。海外留学を考えている人には気になるところですね。海外でも使える国際ブランドデビットの年齢制限は、発行銀行に任されています。

一方、国内でしか使えない J-Debit には年齢制限がありません。

何歳であってもキャッシュカードをデビットカードとして利用することができるのです。今回は国際ブランドデビットについて見てみます。

デビットカードは子供でも持てる

日本に限らず、海外でもデビットカードを子供に発行してくれるところは多いです。また、一部の金融機関を除いて、年齢制限も日本と同レベルのところが多いですね。

実際には 15 歳~ 16 歳ぐらいを目安にしておけば間違いないでしょう。

未成年のうちに発行されるのが大半

まずは、このサイトで紹介しているデビットカードについて見てみましょう。

デビットカード 発行可能年齢 国際ブランド
セブン銀行デビット付き
キャッシュカード
満 16 歳以上 JCB
住信SBIデビットカード 満 15 歳以上 VISA
ジャパンネット銀行
デビットカード
満 15 歳以上 VISA
三菱UFJデビットカード 満 15 歳以上
(中学生を除く)
VISA
JCB
Sony Bank WALLET
(ソニー銀行)
満 15 歳以上 VISA
楽天銀行デビットカード 満 16 歳以上 VISA
JCB
SMBCデビット(三井住友銀行) 満 15 歳以上 VISA

このように、どの銀行も 15歳~16 歳ぐらいを申込可能年齢に設定しています。

銀行口座さえあれば発行できるのになぜ年齢制限があるのか

国内専用の J-Debit には年齢制限がないのに、なぜ国際ブランドデビットには年齢制限があるのでしょう。

そしてなぜ一定年齢ではなく、15~ 16 歳あたりにそれが集中しているのでしょう。

明確な理由は示されていませんが、国際ブランドデビットは海外で使えるからということが挙げられるでしょう。年齢は印鑑証明と義務教育を参考にしたのかも知れませんね。

国際ブランドデビットは、店頭で提示する分にはクレジットカード同様ということになります。もちろん券面には DEBIT の文字が明記されていますが、小学生がこれを出したらお店の人が疑う可能性が高くなりますね。

国によっては警察を呼ばれるかも知れません。そこまで行かなくても、パスポートの提示は求められることになると思います。そうした場合に 15 歳程度以上であれば、問題ないだろうという判断だと思います。

高校生になれば部分的に大人扱いしてもらえる

もちろん高校生でなくても義務教育を終えていれば、できることが増えますね。15 歳になれば自分の実印を作って印鑑登録を行うことができます。つまり自分の意志で遺産を相続できるようになるのです。

15 歳でも義務教育を終えれば、自分の好きな学校や職場に進むことができますし、16 歳になればバイクや小型船舶2級の免許が取れます。各銀行はこのあたりを踏まえて、国際ブランドデビットの年齢制限を設定しているのでしょう。

以前は 15 歳の年齢条件に「中学生を除く」と言う条件を加えていた銀行が多かったのですが、この記事を書くにあたって改めて調べてみると、意外にその条件を外している銀行が多く見られました。

つまり、中学 3 年生になって誕生日が来れば、自分の国際ブランドデビットが持てる可能性が高くなりますね。

小中学生がデビットカードを持つ方法

小中学生に国際ブランドデビットをもたせる方法ですが、中学生であればまったくないわけではないものの、必要性に若干の疑問が残りますね。どうして中学生に国際ブランドデビットが必要なのでしょうか。

ましてや小学生に持たせる意味があるとも思えません。

いずれにせよ、小学生に国際ブランドのついたカードをもたせることは一部の例外を除いて不可能です。

唯一の例外、小学生を除く 12 歳以上でOKなデビットカード

例えば中学 1 年で持てるデビットカードというのはないのでしょうか。短期の海外ホームステイなどで役立つと思うんですが。
まったくないわけではありません。唯一、ゆうちょ銀行の mijica と言うハイブリッドカードなら小学生を除く 12 歳以上で持てます。

ゆうちょ銀行の mijica は、次の機能を持ったハイブリッド型のキャッシュカードです。

  • ゆうちょ銀行キャッシュカード
  • VISA デビットカード
  • VISA プリペイドカード
  • コンタクトレスカード機能付き

このカードは基本的にプリペイドカードで、残高が不足したら貯金口座からデビット機能でオートチャージされます。ただし、この機能は 15 歳未満の人には使えません。

一方、デビットカードとしてショッピングを行うことは問題ないのです。また、親が同じカードを持っている場合、子供のカードに手数料無料で送金できるので、ホームステイなどのときにも安心です。

子供に高利でお金を貸すようなシステムは利用しない方が良い

VISA プリペイドの一種にバンドルカードというものがあります。これには年齢制限がないため、保護者の同意があれば小学生でも幼稚園児でも持つことができます。

しかも、20,000 円までは翌月末払いでお金を借りることができます。利率を決めての貸し付けではなく、例えば 10,000 円超 20,000 円までは 800 円の手数料です。

仮に 15,000 円を月末に借りて翌月末に返したとした場合、実質年率は約 40% にもなります。

どうやって法の規制をかいくぐっているのかは分かりませんが、トラブルの元ですので子供にこのような物は与えない方が良いと思います。

小学生には自分名義の電子マネーがおすすめ

小学生にキャッシュレス支払いの勉強をさせるなら、カード型の電子マネーが良いでしょう。

お勧めは利用可能店舗が多い楽天 Edy か交通系電子マネーです。

キャッシュレス支払いやチャージと言う概念を学ばせるには、カード型電子マネーが最適です。ペイアプリやおサイフケータイなどはキャッシュレスの概念が理解できてからの方が良いでしょう。

おサイフケータイのように、スマホで残高管理ができる物は便利ですが、管理証憑類としてのレシートを大切にする習慣が身につきません。

デビットカードは管理能力がないと使ってはいけない

民法が改正されて 2022 年 4 月からは 18 歳で成人となります。成人になったら自分の意志で契約を行うことができますので、クレジットカードを持つ場合にも親権者の同意は必要なくなります。

デビットカードは負債としての側面がほとんどないので、現在でも親の同意を前提に 15~16 歳以上を対象年齢にしています。それでもある程度の管理能力が必要だと社会が求めているのでその年齢なのでしょうね。

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