初めてのクレジットカードの選び方。まずは普段使いのカードから

クレジットカードの選び方で迷っていませんか。自分で申し込むのはもちろんですが、例えば自分には十分なクレジットカード経験があっても、お子さんが申し込む時に、どうアドバイスしたらいいのかわからないと言う親御さんもいることでしょう。
大丈夫、そう悩むことはありません。どのような目的で使うかにもよりますが、最初の一枚の候補はそれほど多くはありません。その上でカード経験を積んで自分の「カードの使い方」を見極めましょう。

クレジットカードは普段使いとオフィシャルな物に分けて考える

クレジットカードも、普段使いならペイアプリに登録してスマホで使うと言った、カジュアルな使い方が普及してきました。
一方、社会人として取引先の人などと一緒に行動して、支払のためにカードを出すと言うシーンもまだまだ残っています。それぞれに合わせて考えてみましょう。

普段使いのクレジットカードなら自分の好きなもので良い

コンビニで使ったり、一人で買い物に出かけて趣味の品や普段着を買ったりするときに使うなら、ほとんどのクレジットカードでOKです。
券面デザインで選ぶのももちろんアリですね。スポーツ関係でも芸能関係でも、漫画やアニメのデザインでも、自分が楽しいカードを選びましょう。避けた方が良いカード以外なら何でもOKです。
最初の一枚として避けた方が良いカードは次のようなタイプです。

  • リボルビング払い専用カード
  • キャッシング機能が外せないカード
  • 発行主体が海外の会社のカード

この3タイプは、最初の一枚としては難易度が高いのでやめておいた方が無難です。

避けた方が良いカードの具体的内容

リボルビング払いとは分割払いの発展形で、原則としてリボルビング手数料(金利)が発生する支払い方です。利率は、実質年率で14.6%~18%くらいの、非常に高い利率が適用されることが多いです。比較的安いところでも9%~10%程度ですね。
手数料を実質ゼロにする方法はありますが、あまりお勧めできません。つまり、リボルビング払い専用カードを使ったら余分なお金を払うことになりやすいのです。
リボルビング払い専用カードはポイント還元率や優待の面で、非常に魅力的に見えますが、そうしたサービスの原資は自分が支払うことになる手数料から出ています。

また、キャッシング機能が外せないタイプのクレジットカードも、初心者には難しいかもしれません。できれば最初のクレジットカードにはキャッシング枠を付けずに申し込むのがベストです。
キャッシング機能が外せないカードは、ローンカードとしての意味合いが強く、クレジット機能の方がおまけと考えても良いと思います。
そして、発行主体が海外の会社のカードは、日本で使えないケースもあります。これは審査が楽だとかの宣伝文句で、やや怪しげな会社が募集していたりしますので引っかからないように注意が必要です。
この発行主体と言うのは国際ブランドの事ではないので注意して下さい。五大国際ブランドのうちJCB以外は全部アメリカの会社です。しかし、日本で発行されているものは日本の会社が発行主体になっています。

  • VISA:VISAの日本でのプリンシパルメンバーとアソシエイトメンバーの会社
  • マスターカード:
     マスターカードの日本でのプリンシパルメンバーとアソシエイトメンバーの会社
  • アメリカン・エキスプレス:
     アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(日本)
  • ダイナースクラブ:三井住友トラストクラブ株式会社

このように、すべて日本の会社が発行しています。国際ブランド以外に発行会社が明確でないカードは避けておきましょう。

普段使いのカードの選び方は目的をはっきりさせて

そうは言われても、漠然とし過ぎていてわからないと思うかもしれませんね。そこで、目的別にクレジットカードを見て行きます。もちろんこれ以外の物を選んでも良いのですが、目安として利用してもらえればいいでしょう。
もし学生さんなどで1枚だけカードを持ちたいと言う人の場合、この普段使いのカードはパスして、下の方で紹介するオフィシャルな用途にお勧めのカードから選んで下さい。

クレジットカードの基本は買物をするための支払い手段

意外に忘れられがちですが、最も重要なのは買い物に対してどれだけ便利かと言うことです。ゲームの課金用にクレジットカードが欲しくても、主たる目的を定めずに選ぶのはよくありません。
学生さんでも社会人でも、若い年代層ならコンビニでのキャッシュレス支払と言うのが一つの目的になり得ます。コンビニとつながりの深いクレジットカードを見てみましょう。

  • セブンイレブン:セブンカード・プラス(年会費税別500円)
  • ファミリーマート:ファミマTカード(年会費無料)
  • ローソン:ローソンPontaカードVisa(年会費無料)
  • ミニストップ:イオンカード・セレクト(年会費無料)

もちろん、コンビニに絞り込む必要はないのですが、国際ブランドさえついていれば、コンビニ以外のお店でも使えますので、安心してください。

ネット通販の利用を中心に考えるならこれ

ネット通販をよく利用する人ならそれに合わせても良いでしょう。

  • 楽天市場:楽天カード(年会費無料)
  • Amazon.co.jp:Amazonマスタカードクラシック(年会費税別1,250円)
  • Yahoo!ショッピング:Yahoo! JAPANカード(年会費無料)
  • ヨドバシ.com:ヨドバシカメラ・ゴールドポイントカード・プラス(年会費無料)

個人的には楽天カードが一番お得だと思います。

スーパーのカードは家計を預かる人向け

大手スーパーの系列のカードはその系列で使うと驚くほどのサービスが付いてきます。

  • イオン:イオンカード・セレクト(年会費無料)
  • イトーヨーカドー:セブンカード・プラス(年会費税別500円)
  • アピタ:UCSカード(年会費無料)
  • 西友:ウォルマートカード セゾン・アメリカンエキスプレスカード(年会費無料)

おおむねこのような感じですね。
学生さんについては、別の記事に詳しく載っていますので、そちらを見て下さい。
【クレジットカード】学生におすすめなカードを厳選紹介!

新人社会人ならオフィシャルなカードを一枚は持っておこう

新入社員だけじゃなく、すべての年代の会社員に共通することですが、取引先との会食の際などに出しても恥ずかしくない一枚は絶対に持っておきましょう。
特に難しいことはありません、遊び用と見られないシンプルなデザインのカードであればOKです。

分不相応なステータスカードは遊び用と同じ

現在ではゴールドカードがずいぶん一般化しましたので、社会人一年生が持っていても問題はないのですが、やはり年配の人の場合違和感を感じるかもしれません。
できれば次のような年齢別のカード選びを基本に置いておくと無難です。そして、国際ブランドはVISAかJCBを選んでおくと良いでしょう。もちろんマスターカードでも問題はありません。
一方、アメックスとダイナースクラブは、ややラグジュアリー側に偏ったカードですので、選ぶときは慎重になった方が良いです。

  • 一般カード:20代向け
  • 廉価版ゴールドカード:20代向けだがオフィシャル用には30歳以上
  • ゴールドカード:30歳以上
  • プレミアムゴールドカード:30歳以上
  • プラチナカード:40歳以上の管理職
  • 高級ステータスカード:40歳以上の会社役員以上

もちろん、これは社会で無難に過ごすための目安です。持てるのなら20歳で高級ステータスカードを持っても何の問題もありません。
ただ、若い世代が高級なステータスカードを持っても、そのカードが持つ値打ちほどには評価されないことが多いのは覚悟しておいた方が良いでしょう。

ゴールドカード越えは自己満足の世界

さすがに、課長や部長の肩書を持った40代の人が一般カードを持っていると、20代の若者がプラチナカードを使っているのと同じくらいの違和感があります。
その点便利なのがゴールドカードです。30歳を過ぎたら定年までどころか、一生使っていても違和感のないカードです。

もちろん40代になればプラチナカードやそれ以上のカードでも、問題はありません。ただ、世間の人はそれほど他人のクレジットカードに注目していません。
でも、さすがにアニメのカードやサッカー選手のカードをオフィシャルで使われると、だれが見ても場に合わないことは感じ取られます。

いわゆる「ちゃんとしたカード」とはどんなものか

基本になるのはJCBのプロパーカードと都市銀行系カードですね。地方銀行や信用金庫のカードも「ちゃんとしたカード」であることは間違いないのですが、意外に商業系のカード会社が発行していることもあるのです。
ですので、おのずと種類は限られてきます。

JCBのプロパーカードは文句なし

5大国際ブランドのうちVISAとマスターカードは自社でクレジットカードを発行していません。アメックスとダイナースは、ラグジュアリーなカードに分類されます。
そい言う意味でJCBは、地に足の付いた唯一のプロパーカードと言えるかもしれません。JCBにはオリジナルシリーズと言うプロパーカードがあって、さまざまな種類があります。
基本になるのは年会費税別1,250円の「一般カード」です。これより下には2種類の若年層向けカードもありますし、上には3種類のステータスカードがあります。
社会に出たら一般カードを持って、そこからステップアップして行くのがお勧めです。

三井住友カードは無敵の評価の安定性

三井住友カードは日本でのVISAカードの代名詞ともいえる存在です。機能的には他に優れたカードがたくさんありますが、社会的評価では右に出るものがありません。
その中で最初に持ちたいのは年会費税別1,250円の「クラシックカード」です。これより下には若年層向けのカードもありますし、上にはゴールドもプラチナもあります。
JCBよりVISAやマスターカードが良いのなら三井住友カードを一枚目に選びましょう。年会費を追加すれば二枚持ちも可能です。

クレジットカード選びは服装選びと同じ

レジャーに出かけるのにビジネススーツで行く人はいませんし、会社に行くためにストリートファッションを選ぶ人もいません。
クレジットカードも同じです。基本機能は同じでもブランドと見た目がTPOを決めると思っておけば間違えないでしょう。

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