中国はクレジットカードよりQR決済。日本人は銀聯カードが安心

中国に旅行する人も多くなりました。なんと言ってもお隣の国ですからね。でも、意外に情報が少なくて戸惑っている人も多いようですね。あなたはどうでしょう。

最近ではキャッシュレスの普及率が非常に高いことがニュースになったりしています。クレジットカードも普及率が高いのでしょうか。いろいろ見て行くことにします。

中国のクレジットカード普及率はそれほど高くない

中国でのクレジットカード普及率は決して高いものではありません。ある統計によると、1人当たり0.34枚というデータがあるそうです。

ただ、これは中国全土をおしなべた数字なので、地域ごとの偏りが考慮されていません。おそらく沿海地方ではかなり普及しているでしょうし、内陸部ではあまり普及していないんじゃないかと思います。

中国に赴任・駐在する場合は事前にカード事情を良く調べよう

個人的な経験ですが、2012年頃なら外国人がよく泊まる高級ホテルだけでなく、中国人が国内旅行の際によく利用するリーズナブルな金額のホテルでも、楽天プレミアムカードVISAは普通に使えました。

また、ジャスコ(当時・現在はイオン)やカルフールなどの外資系スーパーでも問題なく使えました。一方、ある程度大きなレストランでもロードサイド店では使えないことが多かったですね。

中国の地名はとてもややこしいのですが、都市部かどうかは〇〇市という名前から判断できるのでしょうか。都市部ならクレジットカードが普通に使えるんですよね。
それは一概には言えません。北京や上海などの「直轄市」でも周辺地域は都市部とは言い切れないところもあります。青島のような「地級市」には市の中に「県級市」と言う市があったりします。
市の中に市ですか、ややこしいですね。そうした場合どう判断するのでしょう。
驚きますよね。大雑把に言えば「区部」は中心地域で都会、「県級市」は郊外といった感じですね。県級市ではカードの使い勝手が悪くなることが多いです。

留学や赴任といった長期滞在が前提になる場合、先に現地にいる人から情報を得ておくことがとても大切です。

旅行者は日本発行のクレジットカードと現金で対応する

旅行者の場合、よほど旅慣れた人でない限り安宿に泊まることはないと思いますので、予約さえしてあればカード払いもできますし、予約の際に事前支払いもOKです。

また、予約の際に日本で発行されたクレジットカードでデポジットができることを確認しておきましょう。

旅行代理店で申し込む場合は、旅行代理店の人に確認してもらっておきましょう。そして、日本発行のクレジットカードでデポジットしますと言うことを、中国語と英語で明記した予約票をもらっておくと安心です。

中国で日本のクレジットカードが使えないことは珍しくない

中国では日本発行のクレジットカードが断られることはよくあります。

ただ、旅行者が困惑するのはアクセプタンスマークが上がっていても断られることがあることです。

これは旅行者はもちろんのこと、お店の人にもその理由がわからないようです。機械を通してみたらエラーが出たからダメと言った感じでカードを突っ返されます。この場合、現金で対応しましょう。

暗証番号入力で引っかかることが意外に多い

クレジットカードを利用する際には、ICチップを使う決済機では暗証番号が必須ですね。また、ATMでも暗証番号が要求されます。

一部の国では暗証番号の桁数が違うと聞いたんですが、中国もそうなんでしょうか。
その通りです。中国の暗証番号は6桁なんですよ。ただ注意が必要なのは日本のカードを使う時に3通りの入力方法があることなんです。

中国のATMではメッセージを音声で出すものもあります。また、同時に画面表示も出ます。「請輸入密碼」(チン・シュールー・ミーマー)と言われたら、暗証番号を入力して下さい。

但し、中国では暗証番号が6桁なので、対応に3通りあることを覚えておいて下さい。

  • 4桁の番号を入れて ENTER(緑)ボタンを押す
  • 4桁に続けて00を入れ、 ENTER(緑)ボタンを押す
  • 00に続けて4桁を入れ、 ENTER(緑)ボタンを押す

個人的な経験ですが、ATMでは日本の暗証番号4桁でいつも通っていました。また、ホテルのフロントなどでは00を後ろにつけて6桁にすることもあったかと思います。

特に注意が必要なのは日本の銀聯カード

最近では日本のカード会社から、国際ブランドとして銀聯 UnionPay を付けたカードが発行されています。

この二社ではメインになるカードの子カードとして銀聯 UnionPay の国際ブランド付きのカードが発行されています。ほかにも地銀系などで発行しているところがあるようです。

日本のカード会社が発行する銀聯カードは、日本の暗証番号を登録するとカード会社の方で頭に00を加えた6桁の中国用暗証番号が自動で付加されます。

ですので、日本で発行された銀聯カードを中国で使う時には、必ず「00+日本の暗証番号」を入れるようにして下さい。

日本で発行された銀聯ブランドのカードが使えないことがある

中国において、小規模なお店では銀聯カードの取り扱いがあるにもかかわらず、日本で発行された銀聯カードが使えなかったと言う情報が結構あるようです。

これは推定するしかないのですが、おそらくカード決済の代行を行う業者の都合なのではないかと思います。

日本でも多くの場合、複数の国際ブランドの決済を行う業者が中間に入っています。日本ではそうした業者は確実に国際ブランドとの間に入って処理をしてくれますが、中国では国内発行の分しか対応できない業者がいる可能性があります。

5大国際ブランドの中ではVISAが中国で一番使えるブランドです。

中国旅行ではVISAと現金で対処すると良い

現在の中国では、以前クレジットカードが使えた店でもQRコード支払いに一本化したお店があって、意外にカードが使いにくくなっていると現地駐在員から聞きました。

ですので、旅行ぐらいならわざわざ銀聯カードを使わずに、VISAカードと現金で対処すればいいと思います。

カードが使えるお店ではVISAが一番確実

大きなショッピングセンターや百貨店、ホテルなどでは海外のクレジットカードが使えることが多いですが、VISAが一番安心です。

言葉がわからなくてもカードを見せて首を傾げれば分かってくれると思います。外国人だとわかったらジェスチャー付きで返事してくれるでしょう。カードが使えなければ現金で対処することになります。

中国では偽札が多いと聞いているんですが、どのように対策したらいいのでしょう。
難しい問題ですが、基本は銀行でATMを使うことと引き出したお金をすぐ窓口に持って行って、20元以下のお札に両替して細かくすることですね。

中国では小さな商店でも偽札判別機を備えていることがほとんどです。特に最高額紙幣である100元札は警戒されがちです。

高額紙幣は持ち歩かない方が良い

防犯上の観点からも100元札は持ち歩かないのがお勧めです。人民元紙幣は色で金額がわかります。赤の100元札は遠目にもよくわかるので、それをたくさん持っていると悪い奴のターゲットになりやすいのです。

使い勝手から言って、茶色の20元札(約320円)か青の10元札(約160円)と、紫色の5元札(約80円)の組み合わせで持っておくと、多少枚数が増えても「なんだ小銭か」と思ってもらえるでしょう。

一般旅行者の場合この対応で良いと思いますが、頻繁に中国へ行く人や赴任・駐在・留学をする人は、現地で銀行口座を作っておくと良いですね。

三井住友銀聯やMUFG銀聯はVISAと連動するのでお勧め

特に三井住友銀聯カードは三井住友カードを持っていることが要件になりますが、新規発行手数料も年会費も無料ですから、取り敢えず中国旅行の前に作ってみて現地で試してみるのが良いかもしれません。

5年後のカード更新の時には手数料が必要になるので、使えないようであればそれまでに銀聯カードだけ解約すれば良いでしょう。MUFGも年会費は無料ですが、最初から新規発行手数料が必要です。

旅行の際は現金調達用にVISAデビットカードを持って行こう

中国ではデビットカードが使えるかどうかは微妙です。しかし、VISAデビットであればATMで人民元を自分の口座残高から引き出せます。

ですから、中国に到着したら手近な銀行へ行ってお金を下ろし、細かくしておきましょう。ATMからは原則100元札しか出てきません。100RMBとか100CNYと書いてあるのが100元と言う意味です。

留学の場合もVISAデビットを持って行くことで、親からの振込みを利用して現地通貨を引き出すことができます。

長期滞在・頻回渡航の場合は現地で口座を作る

何度も中国に出張する人や、赴任・駐在する人の場合現地で銀行口座を作るのが良いです。

メジャーな銀行であればどこでも良いですが、中国銀行・中国建設銀行・中国工商銀行・中国農業銀行の4行がお勧めです。

中国で銀行口座を開けば、発行されるキャッシュカードは自動的に銀聯デビットになりますから、中国全土どこでも使えます。給料などの一部を人民元で受け取って口座に入れておけば楽ですね。

旅行は日本のVISA・銀聯で、留学や赴任には現地で口座開設する

近年中国ではクレジットカードではなく、QRコード決済が主流になっています。これを利用するためには銀行口座とスマホが必須です。

現地で電気屋さんや専門店に行ってスマホとSIMカードを購入すればすぐ使えます。SIMカードにはプリペイド方式で通信料をチャージしておけますし、チャージ済みのSIMカードもよく売っています。

必要なのは日本発行のクレジットカード・中国での住所・パスポート・スマホと電話番号です。

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