海外レンタカー利用時にクレジットカード付帯保険でカバーできる範囲

旅行先でレンタカーを借りるとき、万が一の時に備えた保険は考えておきたいですよね。旅行先での保険と言えば、クレジットカード付帯保険に加入しているから大丈夫、と考えている方も多いかもしれませんが、実はそれだけでは不十分です。

海外でレンタカーを利用する際など、クレジットカードの付帯保険でどこまでカバーできるのか、逆に足りない補償は何なのか、しっかりチェックしておきましょう。

クレジットカードに付帯される自転車の保険については、次の記事をご覧ください。

クレジットカードに付帯されている海外レンタカーの保険内容とは

旅行時には、自分が怪我をしたときだけでなく賠償責任補償もついているクレジットカード付帯の海外旅行保険が便利ですが、その中には以下のような補償が含まれています。

  • 死亡・後遺障害
  • 傷害治療費
  • 携行品損害
  • 個人賠償責任

つまり、海外旅行保険にすでに含まれている補償については、わざわざレンタカー保険で追加加入する必要はないのです。

レンタカー保険に加入した方が良いというのは、万が一の相手への賠償や車の修理費用が不安だからですよね。

クレジットカードの個人賠償責任でカバーできるのであれば、レンタカー保険への加入は全くいらない、ということになりませんか?

そうではありません。実は、レンタカーに乗った状態での事故などについては、個人賠償責任の対象外となっているのです。

つまり、クレジットカードの付帯保険ではカバーできないのです。

レンタカーに乗っているときの事故などで、クレジットカード会社の海外旅行保険でカバーできるのは死亡・後遺障害、傷害治療費、携行品損害の3点だけです。

クレジットカード会社の海外旅行保険では、レンタカーに乗っていたときに本人が怪我をした際の治療費は補償対象ですが、対人・対物賠償は対象外であることを覚えておきましょう。

また、海外旅行保険の傷害治療費はレンタカー事故についても補償してくれますが、その補償額が十分ではない可能性もあります。

海外は治療費も高額になりますので、海外旅行保険の補償額で不足はないか、レンタカー保険の医療補償も追加した方が良いか、慎重に検討する必要があります。

もし不安があれば、別途レンタカーの保険に入るのがおすすめです。

次からはレンタカーを借りるときに入れる保険について説明していきます。

海外でレンタカーを借りるときに加入する保険の種類をチェック

海外へ旅行をする際、現地でレンタカーを借りて観光する方も増えています。まずは、レンタカーを借りる際に必要となる保険の種類について見ていきましょう。

海外レンタカー保険の種類としては、主に以下の6つが挙げられます。

  • 自賠責保険(LP/PP)
  • 任意保険(LIS)
  • 車両保険(LDW/CDW/ZDW)
  • 車両修繕費用保険(NOC)
  • 医療保険・死亡補償(PAI)
  • 盗難保険(PEC/PEP)

これらのレンタカー保険は、自分で任意で選択して加入することがほとんどです。

それぞれの保険について見ていきましょう。

保険の種類 概要
自賠責保険(LP/PP) ・対人・対物対応の強制保険
・レンタカー利用料金に含まれることも多い
任意保険(LIS) ・LP/PP(自賠責保険)で不足する部分をカバー
・補償対象は対人・対物
車両保険(LDW/CDW/ZDW) ・ZDWは面積がなく自己負担額ゼロでOK
・補償対象は車の損傷
車両修繕費用保険(NOC) ・事故などによって車が使えなくなった際
 レンタカー会社が請求してくる金額への補償
・レンタカー会社の利益損害の穴埋めを目的とする
医療保険・死亡補償(PAI) ・自分や同乗者の死亡時・怪我をした際の補償
盗難保険(PEC/PEP) ・車内に置いてある所持品等の盗難補償
海外でレンタカーを借りる際、自賠責保険は元々含まれているのですがその補償額は対人で200万円~1,000万円程度と、決して十分とは言えません。ですから、任意保険に加入して不足分をカバーすることが必要です。
レンタカーを借りるにあたって、これらの保険は全て加入しなければいけないものなのですか?
自賠責保険以外の保険については、任意での加入となるのが一般的です。

しかし、万が一事故を起こしてしまった時、保険に加入していなければ多額の金額を請求される恐れもありますから、これらを満遍なくカバーしておくことが望ましいと言えるでしょう。

レンタカー保険の保険料目安をチェック

レンタカー保険には、いろいろな種類があることをご紹介しました。ここでは、各保険に加入するにあたって必要となる保険料について簡単にご紹介していきましょう。

レンタカー保険の保険料は、当然国や地域・レンタカー会社によって異なります。

今回は、日本人旅行客の多いハワイのレンタカー保険料金の目安についてご紹介しましょう。

保険の種類 保険料
自賠責保険(LP/PP) ・レンタカー料金に含まれる
・対人で200万円、対物で100万円程度と
 補償内容は比較的少額
任意保険(LIS) ・1日14ドル程度
・対人・対物の補償額が1億円程度にアップ
車両保険(LDW/CDW/ZDW) ・1日30ドル程度
・車種によって異なる
医療保険・死亡補償(PAI)
盗難保険(PEC/PEP)
・2つの保険で1日7ドル程度
・ハワイでは2つの保険がセットになっている
 場合がある

このように、追加代金を支払って各種保険に申し込むことになります。

自賠責保険以外の保険も必要な保険ですから、わざわざ分類せずにまとめて1つの保険としてセットで契約させてくれた方が良い気がしますが、そうはいかないのですか?
確かにどの保険も大切なものではありますが、場合によっては不要となる場合もあります。

そのときは、1つずつ申し込みをした方が結果的にお得になる場合があるのです。

え?レンタカー保険の中で不要な保険があるのですか?

 

レンタカー保険は、現在使っているクレジットカードに付帯されている保険でカバーできる部分もあり、不足分だけ保険を申し込むことで費用を節約することも可能です。

海外レンタカー利用時はクレジットカード付帯保険と任意保険の活用を

海外でレンタカーを借りるとき、万が一事故を起こしてしまえば高額な賠償金を支払う可能性があります。レンタカーを借りる際に強制的に加入する保険もありますが、それでは不足することがほとんどですから必要な保険には任意で加入しなければいけません。

ただ、利用者本人の怪我治療費や、レンタカーでの携行品損害については、クレジットカードの海外旅行保険の補償範囲となります。逆に、個人賠償責任はレンタカー保険に加入しなければカバーできないので注意が必要です。

クレジットカードでカバーできる範囲、不足する範囲をしっかりチェックして、万が一の場合に備えるようにしたいですね。

※掲載の情報は2019年1月現在のものです。

あなたのコメントをどうぞ!