ブラックカードのメリットや特典を徹底解説!取得条件や申込み方法も

クレジットカードの最上位カードとして知られるブラックカード。限度額がないとも噂されているので、「お金持ちが持っているステータスの高いカード」というイメージをお持ちの人が多いのではないでしょうか。

名前は聞いたことがあっても、なかなか目にする機会はありませんよね。ブラックカード会員になるとどんなサービスが受けられるのか、本当にお金持ちしか会員になれないのか、疑問に感じる人がほとんどだと思います。

そこでこの記事ではブラックカード会員になると受けられるメリット・特典を、ブラックカードの取得条件と合わせて紹介します。

また、年会費や特典などを比較して、おすすめのブラックカードを紹介しているので参考にしてください。

ブラックカードは最上位のクレジットカード

クレジットカードのランク

ブラックカードはクレジットカードの中で最上位に位置するとされていますが、明確な定義は決まっていません。しかし、一般的には「ゴールドやプラチナカードよりランクが上のカードがブラックカード」とされています。

もともと1999年にアメリカン・エキスプレス社が、プラチナカードよりグレードの高いカードとして、センチュリオンカードを発行したことがブラックカードの始まりです。

センチュリオンカードの色が黒だったことと、他のカード会社がセンチュリオンカードを模倣してステータスの高いカード(黒色)を発行したことで、最上ランクのカードの色には黒が使われるようになり、ブラックカードと呼ばれるようになりました。

最上ランクであるブラックカード会員になると、様々な特典や優待が受けられ、限度額も引き上げられます。その分、申込の条件や審査はゴールド・プラチナカードよりも厳しくなり、年会費も高額になります。
ブラックカードより上のランクのクレジットカードはないのですか?
ブラックカードより上だと言われることがあるのは、パラジウムカードです。日本円で約30億円以上の資産を有していないと作れないと言われています。
その条件をクリアしてパラジウムカードを持っている人はいるのですか?
世界では約5,000人の富裕層がパラジウムカードを保有しているそうですよ。

ブラックカードのメリットとは?代表的な7つの特典を紹介

各カード会社でブラックカードの特典やサービス内容は異なりますが、その中でもブラックカードに共通するメリット・特典を紹介します。

ブラックカードを持っていると受けられる7つの特典・メリット
  1. コンシェルジュがつく
  2. 最高級のサービスを受けることができる
  3. 様々な優待が受けられる
  4. 付帯保険の充実した補償内容と補償額
  5. 空港ラウンジのサービスレベルが上がり、利用できる空港が増える
  6. 利用限度額が大きく引き上げられる
  7. 家族カードを発行できる

それぞれのメリット・特典を見ていきましょう。

1.コンシェルジュがつく

ブラックカード会員になるとコンシェルジュがつきますが、カードによっては会員1人1人に専任のコンシェルジュがつきます。

コンシェルジュはカード会員の要望に365日24時間対応しており、レストランの紹介・予約、ホテルや航空チケットの予約、コンサートやイベントのチケットの手配、商品の検索や購入サポート、プレゼントの提案や手配など、様々なことをカード会員の代わりにやってくれます。

ホテルが取りにくい場合でも部屋を確保してくれたり、予約が取れないレストランを予約してくれたりと、多少無理な要望にも対応してくれます。

2.最高級のサービスを受けることができる

ブラックカードを持っていると、ホテルや航空チケットを予約した際に、ワンランク上のサービスに無料で自動的にアップグレードしてくれるというサービスがあります。たとえば、エコノミークラスのチケットを購入した場合は、無料でビジネスクラスにアップグレードされます。

また、高級ホテルのVIP会員に無料で登録できるというサービスもあり、部屋のアップグレードやウェルカムドリンクなどのサービスを受けることができます。

そのほか、海外旅行先で日本語サポートを24時間受けることができるサービスや、旅行時の手荷物無料宅配サービス、空港までの無料送迎サービスなど様々な特典があります。

お店の営業時間後に、貸し切りでショッピングを楽しめるサービスや、一見さんお断りの高級料亭を予約することもできるようになるなど、ブラックカードならではの優遇サービスも受けることができます。

3.様々な優待が受けられる

ブラックカード会員になると、レストランやホテル、人気テーマパークなど様々な場所で勇退を受けることができます。

ほとんどのブラックカードでは、レストランを2人以上で予約すると1人分の料理代金が無料になるというサービスを提供しています。ホテルではレイトチェックアウトやアーリーチェックイン、朝食無料サービスなどもあります。

カードによっては、USJや東京ディズニーランドなどの人気テーマパークのラウンジが利用可能になったり、人気アトラクションに優先的に入場できたりするなどの優待が受けられます。また、ブラックカード会員限定のお金持ちしか集まらないイベントなどにも参加することができるようになります。

会員になることでポイント還元率の大幅アップや、ポイントの有効期限が無期限になるカードもあります。そのほか、年に1回ですが、無料宿泊券がもらえるカードもあります。

4.付帯保険の充実した補償内容と補償額

クレジットカードには自動で保険が付帯されていますが、一般カードと比べるとブラックカードの補償内容は非常に充実しており、保険金額も増えます。

海外旅行傷害保険の補償額は最高1億円、国内旅行傷害保険の補償額は5,000万円~1億円としているカードが多く、会員の家族が補償の対象となる場合もあります。

そのほか、ショッピング保険や個人賠償責任保険、ゴルフ・テニス・スキー保険、海外に旅行中に通貨を盗まれた際に補償される通貨盗難補償などが付帯されているブラックカードもあります。

5.空港ラウンジのサービスレベルが上がり、利用できる空港が増える

多くのブラックカード会員は、世界1,200カ所以上の空港ラウンジが利用できるようになるプライオリティ・パスのプレステージ会員(最上位)を無料で取得できます。通常、プライオリティ・パスのプレステージ会員は年会費が4万円程度かかります。

ゴールドカードなどでもプライオリティ・パス(スタンダード会員)は無料で発行できるのですが、無料で空港ラウンジを利用できる回数に制限があり、同伴者は有料です。しかし、ブラックカード会員になると利用できる回数に無制限になる上、同伴者の利用料も無料になるカードが多いです。

空港ラウンジでは、ドリンク・軽食などが用意されており、新聞・雑誌なども無料で閲覧できます。電話やWi-Fiなどが完備されており、シャワー室を利用できるところもあります。

6.利用限度額が大きく引き上げられる

ブラックカードには限度額の制限がなく、家や高級車を一括で購入できるという噂もありますが、制限がないわけではなく、個人ごとに設定されます。

ブラックカードは一般カードと同じように、利用実績を積むことで限度額が上がっていきます。そのため、高額決済するなどの実績を積んでいけば高級車や家を一括で購入することも夢ではないかもしれません。

しかし、カードによっては利用限度額が数百万円と低めである場合があります。この場合、ブラックカードの利用実績を積み、信用を得られると利用限度額が引き上げられる可能性は十分にあります。

7.家族カードを発行できる

ブラックカード会員になると、会員とほぼ変わらない内容のサービスを受けられる家族カードを発行することができます。

家族カードは全てブラックカードというわけではなく、配偶者には会員と同じブラックカードで、それ以外の家族にはプラチナカードまたはゴールドカードが発行されるようになっているカードもあります。

家族カードを無料で発行できるカードや、2人分までは無料としているカードがあるなど、カードによって家族カードにかかる費用は異なります。

ブラックカードにデメリットはありますか?
デメリットと言えば高額な年会費や入会金ですね。それだけのお金を払ってもいいと思える人でないと、ブラックカードを作るのは難しいでしょう。

ブラックカードの取得条件は年収・職業・利用実績・保有資産など

原則、ブラックカードは自分で申し込みをして手に入れるという事はできません。カード会社の招待(インビテーション)があって初めて申し込むことができます。

インビテーションをもらうためには、ブラックカードの1ランク下のカードであるプラチナカードまたはゴールドカードで利用実績を積む必要があります。

プラチナカードやゴールドカードで数年間継続して、毎年300万円程度の利用実績があればインビテーションが送られてくると言われています。

しかし利用額が多ければインビテーションが必ず届くわけではなく、年齢制限などが設けられている場合も。また、どこで利用されたのかについてもチェックしているという情報があるので、高級ホテルや高級レストランなどでカードを使用すると効果的かもしれません。

インビテーションが届き入会を申し込んだ後も、審査に合格しなければブラックカードは入手できません。カード会社は審査基準について明らかにしていませんが、おもに次の5つの点が審査の対象となるようです。

  • 年収
  • 年齢
  • 職業
  • 社会的地位
  • 勤続年数
年収は1,000万~2,000万円程度は必要で、社会的に認めた職業でないと審査通過は難しいと言われているため、ブラックカード保有者には経営者や芸能人が多くいます。しかし、ブラックカードの中にもグレードがあるので、年収500万円程度でも発行できるカードもあります。

また、年収だけでなく保有する資産も審査の対象になる場合があります。保有資産が少ないと、年収が高くても事業や会社が失敗すれば経済的に破たんする可能性がありますが、保有資産が多ければその分持ち直す可能性も高くなるためです。

カード会社のインビテーションを待つ以外に方法はないのですか?
LUXURY CARD(ラグジュアリーカード)は自分で申し込めますよ。年会費は10万円(税別)です。

年会費や特典などを比較してブラックカード3つ紹介

年会費や特典などを比較して、おすすめの有名ブラックカードを3枚紹介します。

楽天ブラックカード

発行会社 楽天株式会社
国際ブランド アメリカン・エキスプレス/Mastercard/JCB
年会費 3万円(税別)
付帯保険 海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、動産総合保険、ネット不正あんしん制度/商品未着あんしん制度
特典 コンシェルジュサービス、プライオリティ・パス、トラベルデスク、会員専用国内宿泊予約センター、手荷物宅配サービス、Hertzレンタカーの優待

楽天ブラックカードは、楽天カード会員の中で選ばれた人だけが手に入れられるカードです。家族カードは2人分まで発行でき、年会費は無料です。

楽天市場の送料分相当のポイントが還元される楽天プレミアムが1年間無料で付帯されるほか、楽天市場・楽天トラベル・楽天TVのポイント優待が受けられます。

ブラックカード会員専用の宿泊予約センターでは宿泊先の案内と予約をお願いでき、世界に30拠点以上ある現地トラベルデスクでは、予約・手配の代行などを行ってくれます。

国内の主要空港のラウンジを無料で利用できるほか、プライオリティ・パスが無料で発行され、同伴者2名までは空港ラウンジの利用料が無料になります。旅行時の手荷物宅配サービスは、年2回までは無料で利用できます。

国内旅行傷害保険の補償は最高5,000万円、海外旅行傷害保険は最高1億円です。会員の家族も補償され、どちらも最高1,000万円です。動産総合保険では、ブラックカードを利用して購入した商品が、1個1組1万円以上であれば補償されます。

アメックスセンチュリオン(アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード)

発行会社 アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド
国際ブランド アメリカン・エキスプレス
年会費 35万円(税別)
付帯保険 海外旅行傷害保険、国内外旅行傷害保険、ホームウェア・プロテクション、リターン・プロテクション、キャンセル・プロテクション
特典 センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェ、プライオリティ・パス、センチュリオンラウンジ、国内航空券アッパーシートプログラム、手荷物無料宅配サービス、ダイニングアクセス、フリー・ステイ・ギフト

センチュリオンカードは定員数が決まっており、欠員が出ないと新しい会員は募集されないと言われているため、日本では会員が3,000人程度しかいないとされています。インビテーションをもらうには、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(アメックスプラチナ)で利用実績を積むしかありません。

審査には段階があり、アメリカン・エキスプレス、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル、アメリカにあるAmerican Express本社という3つの審査をクリアしなければセンチュリオンカードは取得できません。審査が3つもあるので、半年から1年ほどの時間がかかります。

年会費は35万円ですが、初年度には別途入会金50万円(税別)が必要となります。

ただし家族カードの年会費は全て無料です。

空港ラウンジは会員だけでなく、同伴者1名までは利用料が無料。世界8カ所にある会員専用のセンチュリオンラウンジも利用できるようになります。

センチュリオンカードの限度額は人によっては数十億にもなるので、実質的な限度額はないようなものとされています。

海外・国内外旅行傷害保険の補償額は公にはなっていませんが、どちらも最高1億円と言われています。

JCBザ・クラス

発行会社 株式会社ジェーシービー
国際ブランド JCB
年会費 5万円(税別)
付帯保険 海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピングガード保険、国内・海外航空機遅延保険
特典 ザ・クラス・コンシェルジュデスク、ザ・クラス メンバーズ・セレクション、グルメ・ベネフィット、ダイニング30、プライオリティ・パス

JCBゴールドカードで実績を積んでインビテーションを待つのが一般的ですが、国際ブランドがJCBである地方銀行のクレジットカードを持っている場合でもインビテーションが届くこともあるようです。家族カードは8人分までは無料です。

ザ・クラス メンバーズ・セレクションでは、2万円前後のトラベルクーポンや家電などの中から年に1回好きな商品が無料でもらえます。

グルメ・ベネフィットは、国内のレストランを2人以上で予約すると1人分の料金が無料になるサービスです。ダイニング30では、対象の飲食店であれば飲食代が30%引きになります。

国内・海外航空機遅延保険では、国内・海外の航空機の出航や乗継が遅延した場合の飲食代や宿泊費、預けた手荷物が紛失した場合などの衣類購入代金などが補償されます。

海外旅行傷害保険の補償は最高1億円、国内旅行傷害保険の補償は最高5,000万円です。

JCBザ・クラスには家族特約サービスが自動で付帯されているので、カード会員の子供(19歳未満)も海外旅行傷害保険の補償対象となります(最高1,000万円)。

実績を積んでインビテーションを待とう

限られた人しか使用できないブラックカード。年会費は高額ですが、ブラックカード会員だけの特別なサービスを受けられることは大きなメリットです。

ブラックカードは原則招待制なので、まずはゴールドカードやプラチナカードで利用実績を積み、ブラックカードのインビテーションが届くのを待ちましょう。

インビテーションが届くまで待っていられないという人は、LUXURY CARDに申し込んでみてはいかがでしょうか。

ブラックカードの審査は、年収が最低でも1,000万円は必要と言われており、職業や年齢、保有資産なども審査対象になるとされています。ブラックカードに興味がある人は、まずはゴールドカードプラチナカードの取得を考えてみるといいですね。

この記事をシェア

合わせて読みたい

ページ先頭に戻る