アルバイトでもクレジットカードは作れる?在籍確認についても解説

アルバイトだとクレジットカードに申込みしても審査に通るのか、不安に感じている人がいるのではないでしょうか。
正社員と比べると、アルバイトはクレジットカードの審査が不利になるというイメージが強いです。
手間や時間をかけて申込みしても、審査に通らなければクレジットカードは発行されません。
この記事では、アルバイトでも申込み可能なおすすめクレジットカードを紹介。アルバイト先への在籍確認なども解説していきます。
アルバイトやフリーターで生計を立てている人は、今回の記事を参考にしながらクレジットカードの申込みをしましょう。
この記事の目次
アルバイトでも作れるクレジットカードとは?おすすめのカードを3つ紹介
アルバイトやフリーターの人には、年会費無料の一般カードが狙い目。
なぜなら、ブラックカードやプラチナカードなどのランクが高いカードほど、クレジットカードの年会費が高く審査も厳しいためです。
この章では、アルバイトでも申込みができる年会費無料の一般カードから、おすすめを3つ紹介します。
セゾンカードはアルバイトでも申し込める!系列店を利用する人向け
クレディセゾンが発行しているのが「セゾンカード」です。様々なラインナップがある「セゾンカード」の中に、年会費永年無料の「セゾンカードインターナショナル」があります。
18歳以上(高校生は除く)の方、連絡できる方、提携金融機関の口座を持っている方であれば、アルバイトでも申し込むことが可能です。
セゾンカードインターナショナルでは、次の特典が付いています。
- セゾンポイントモールのショッピングでポイント最大30倍
セゾンポイントモールとは、セゾンが運営するサイトです。そこで買い物をしたりサービスを利用したりすることで、「永久不滅ポイント」を貯めることができます。
有効期限がないので、利用し忘れてもポイントが無くなることはありません。
ライフカードはアルバイトでも申込みが可能!誕生月はポイント3倍
大手消費者金融アイフルの子会社が発行するのが、年会費無料の「ライフカード」です。
申込み条件は、国内に住んでいて18歳以上(高校生は除く)であること。
電話連絡ができれば、アルバイトでも申込みできます。
誕生月にカードを利用すると、ポイント3倍にライフカードの大きな魅力。
欲しいものをリストアップしておいて、誕生月にまとめて購入すれば一気にポイントを貯めることができます。
また、基準を満たしてステージが上がると、次年度の基本ポイントが1.5倍~2倍まで増えていきます。
他にもショッピングサイト「L-Mall」ではポイント最大25倍になるため、ライフカードはネットショッピング用のクレジットカードにもピッタリです。
楽天カードはアルバイトでも作れる!楽天ショップを使う人におすすめ
アルバイトには、年会費無料の楽天カードがおすすめ。
18歳以上なら誰でも申し込みが可能なので、アルバイトやフリーターでも楽天カードへの申込みが可能です。
楽天カードで最も魅力的な点は、ポイントの貯めやすさ。
基本的なポイント還元率は1.0%ですが、楽天市場でショッピングすると100円につき3ポイント付与でポイント還元率は3.0%なのです。
日用品などを楽天市場で購入するようにすると、あっという間にポイントが貯まりますよ。
楽天Edyでのショッピングにもポイントが付与されるため、ポイントの2重取りができるのも魅力の1つです。
例えば楽天市場をよく利用するなど楽天のサービスをよく利用する人は「楽天カード」、誕生月にポイント優遇を狙いたい人は「ライフカード」を選びましょう。
アルバイトだとクレジットカードを作りにくいの?理由を説明
アルバイトのクレジットカードの審査が正社員よりも厳しいのは、収入が不安定なため。
例えば会社の経営が悪化した場合、正社員よりも先にアルバイトはクビになったり勤務時間を減らされたりする可能性が高いです。
カード利用者の収入がなくなって利用分が支払われないと、クレジットカード会社は代わりに支払った料金が回収できません。
そういったことが防ぐために、アルバイトのクレジットカードの審査を厳しくしているのです。
次の章では、アルバイトがクレジットカードを作る際の注意点やコツを紹介していきます。
アルバイトのクレジットカードの作り方は?実践すべき6つのこと
アルバイトがクレジットカードを作る際に実践するべきことは、次のとおり。
それぞれ詳しく説明していきます。
アルバイトでクレジットカードを作るときに大切なのは勤続年数
アルバイト勤務が始まった直後にクレジットカードへ申込みするのではなく、勤続年数半年以上になるまで待つのがクレジットカードの審査に通るコツです。
年会費無料の一般カードの審査では、年収よりも勤続年数を重視する傾向があります。
短い勤続年数の人の収入よりも、長い勤続年数の人ほうが収入が安定していると考えられているからです。
クレジットカードに申込みするときは、利用限度額を低くしよう
クレジットカードによっては、申込み時に利用限度額の希望を出します。
審査に不安のあるアルバイトの人は、申込み時の利用限度額は低く希望するのがおすすめです。
収入に合わない高額な利用限度額を希望すると、審査が不利になる可能性があります。
クレジットカードに申込みするときはキャッシング枠を付けない
申込み時に、キャッシング枠を希望できるクレジットカードには要注意。
アルバイトやフリーターの人は、キャッシング枠を0円に設定して申込みましょう。
クレジットカードのキャッシング機能については、次の記事を参考にしてください。
1つのクレジットカードに絞って申込みをする
審査に不安のあるアルバイトやフリーターの人は、1つのクレジットカードに絞って申込みをしてください。
短期間に複数のクレジットカードに申込みすると多重申込みとなり、審査が厳しくなる傾向があります。
お金に困っているからと、複数のクレジットカードに申込んでいる可能性があるからです。クレジットカードで使えるだけ使って返さない、という事態になりかねません。
クレジットカードによって違いますが、1カ月に3つ以上のクレジットカードに申し込むと多重申込みと見なされやすいです。
多重申込みのリスクについては、次の記事でさらに詳しく説明しています。
未成年は親の同意を得てからクレジットカードに申込みする
未成年者がクレジットカードに申込みするには、親権者の同意が必要です。
親権者の同意が得られないからと、内緒でクレジットカードに申込みしてはいけません。審査時に電話などで親権者に同意の確認を行うため、嘘をついていることはすぐにバレます。
未成年のクレジットカードの審査については、次の記事で詳しく説明しています。
アルバイト先に在籍確認の電話があることも!勤務先を偽るのはNG
在籍確認なしでクレジットカードが発行されることもありますが、クレジットカードの審査では勤務先に在籍確認の電話が入ることも。
クレジットカードの申込みする際に、勤務先情報を記入する必要があります。勤務先名や勤務先電話番号は、実際に勤務しているアルバイト先を申告してください。
また、日払いアルバイトで派遣という方は、派遣先ではなく派遣元企業を入力してください。
バイト先に連絡をして欲しくないからといって、嘘の勤務先情報を申告するのは絶対にNG。
アルバイト先に在籍確認をされたら嘘がバレますし、バレたらクレジットカードの発行が難しくなります。
ただし、銀行が発行するクレジットカードでは、銀行名でかかってくることがあります。
クレジットカードの在籍確認では、担当者が「○○と申しますが、△△さんはいらっしゃいますか?」と電話をかけてきます。
本人が電話に出られる時は、担当者から名前と生年月日など簡単なことを聞かれるだけです。
難しい質問はありませんので、初めての人でも不安を感じる必要はありませんよ。
アルバイト先の人に「△△(あなた)は本日、休みでございます」と答えてもらえば、在籍確認は完了です。
在籍確認について、もっと知りたい人は次の記事がおすすめです。
アルバイトでもクレジットカードは作れる!おすすめは年会費が無料のもの
特に年会費無料の一般カードの多くでは、アルバイトでも申込み可能です。
アルバイトの審査では、年収の高さよりも勤続年数が長いほうが評価される傾向にあります。
また、クレジットカードに申し込む際は、利用限度を低く設定する、1つのクレジットカードに絞って申し込むなど、ポイントをおさえれば審査に通る可能性が上がります。
それでも審査が通らない場合、アルバイトであるからではなく、他に原因があるのかもしれません。
「クレジットカードの審査に通らない理由をカード会社は知らせない」の記事も参考にしてみて下さい。