年齢や職業ごとにおすすめのクレジットカードを紹介!注意点も解説
どんな人にも適している、万能のクレジットカードというものはありません。
コストを追求するとサービスの質が落ちますし、サービスを追求すると年会費などが高くなります。ですから、自分の状況を見極めて、最適なカードを選ぶ必要があります。
この記事では、3つの視点からその人に合ったクレジットカードを選ぶための知識をまとめました。
- 雇用形態・職業ごとのクレジットカードの選び方
- 年齢別のクレジットカードの選び方
- クレジットカードを作りにくい状況での選び方
自分がどの状況に当てはまるかを考えて、その項目を確認してみてください。また、各項目にリンクが貼ってありますので、さらに詳しい情報を入手できます。
おすすめのクレジットカードは勤務形態や職業で違う
雇用形態や職業で、クレジットカードの選び方がどう変わるかを次の6つに分けて説明していきます。
- サラリーマンにおすすめのクレジットカード
- 公務員におすすめのクレジットカード
- 個人事業主におすすめのクレジットカード
- 派遣社員におすすめのクレジットカード
- アルバイトにおすすめのクレジットカード
- 医者におすすめのクレジットカード
この記事で、職業を大まかに分けて紹介していきますね。
サラリーマンは落ち着いた銀行系クレジットカードがおすすめ
サラリーマンの場合、仕事の相手や会社の同僚に見られて恥ずかしくないクレジットカードを選ぶのが無難。
あまり好ましくないのは、アニメや芸能人、スポーツなどをテーマにした派手な「デザインカード」です。
また、プラチナカードやブラックカードなどの「ハイクラスカード」も、嫌味になる場合があります。特に若い人は気をつけた方が良いでしょう。
サラリーマンにおすすめなクレジットカードは、次の3つ。
- 三井住友VISA・クラシックカード
- JCB一般カード
- アメリカン・エクスプレス・カード
サラリーマンにおすすめのクレジットカードについて、さらに詳しく知りたい場合は次の記事を読んでください。
国家公務員には専用のKKRメンバーズカードがある
公務員の場合、収入が安定しているのでクレジットカード審査に通過する可能性が高い傾向が。
しかし事故歴があれば、公務員でも審査に落ちますので注意が必要です。
国家公務員の場合、「KKR(国家公務員共済組合連合会)メンバーズカード」という専用カードを作れます。
KKRメンバーズカードは「年会費無料のゴールドカード」ですし、福利厚生に関するサービスもあるため持っていると便利でしょう。
地方公務員の場合、地域によってオフィシャルカードの扱いが変わってきます。
公務員とクレジットカードの関係について詳しく知りたい方は、次の記事を確認してください。
個人事業主はコストパフォーマンスを重視して選ぼう
個人事業主がクレジットカードを選ぶ場合、年会費などの「維持費」と「ポイント還元率」などを考慮して、コストパフォーマンスの高いものを選びましょう。
次の3つのクレジットカードが個人事業主におすすめ。
- 楽天ビジネスカード
- JCBカード法人カード
- セゾン・ビジネスプラチナ・アメックス
それぞれに違った強みがあり、おすすめのクレジットカードです。
次の記事では、個人事業主におすすめクレジットカードを詳しく紹介しています。
「法人向けクレジットカードおすすめ5選!年会費・還元率・保険を比較」では、個人事業主に関わらず、事業主の方におすすめのクレジットカードを紹介しています。
派遣社員は年会費無料のクレジットカードから始めよう
正社員ではなく、派遣社員でもクレジットカードは作れます。
しかし派遣社員の場合は、審査が厳しくなるのも事実ですので、会員を大々的に募集している「年会費無料のクレジットカード」などを選ぶと良いでしょう。
おすすめのクレジットカードは、次の3つ。
- 楽天カード
- オリコカード ザ ポイント
- VIASOカード
派遣社員でさらに詳しく情報が欲しい人は、次の記事をどうぞ。
アルバイトでもクレジットカードは作れる
アルバイトの場合、派遣社員よりもさらにクレジットカードを作るのは困難。しかしクレジットカードを作れたアルバイトの人も多くいます。
特に学生のアルバイトの場合、クレジットカードの審査は親が対象となるので、クレジットカードを作れる可能性が高いです。
そしてアルバイトの人におすすめのクレジットカードは、次の3つ。
- 楽天カード
- ライフカード
- セゾンカード
アルバイトの人がクレジットカードを作る時に注意したいことなどは、次の記事に載っています。
医者は大概のクレジットカードを持てるが専用カードも便利
クレジットカードの審査では、収入の多さと安定性が重要です。その両方を高い水準でクリアしている医師は、クレジットカードの審査では有利な傾向が。
しかし医者には、「JAPAN DOCTOR’S CARD」という専用のクレジットカードもあります。
JAPAN DOCTOR’S CARDを見れば、ひと目で医者とわかるため、取り敢えず持っておくのもいいですよ。
医者が持つクレジットカードについては、次の記事でも解説しています。
年齢によって作るべきクレジットカードは違う
たとえ同じ職業であっても、年齢が違えば最適なクレジットカードも違ってくるでしょう。
次の3つの年代で、クレジットカードを選ぶポイントを説明していきます。
- 20代の場合
- 30代の場合
- 未成年の場合
20代の人は、「ポイント還元率」や「年会費」などの、お得さを基準にしてクレジットカードを選ぶと良いでしょう。
年齢制限がある若者向けのクレジットカードは、年齢制限のない一般カードよりお得な事が多いのでおすすめ。
20代におすすめのクレジットカードは、次の記事で説明しています。
30代になったら、収入も増えてきてある程度は余裕ができる人もイますよね。
そのため、30代はお得さだけではなく、「ステータス」も考慮してクレジットカードを選びましょう。
30代の方におすすめのクレジットカードは、次の記事を参考にしてください。
未成年はクレジットカードを作れない、と思っている人もいるのではないでしょうか。しかし未成年であっても、「18歳以上」ならばクレジットカードを持つことが可能。
また「デビットカード」なら、さらに若い「16歳」からでも作れます。
おすすめのデビットカードは、「デビットカードを選ぶならこのカードがおすすめです」で紹介しています。
未成年のクレジットカード事情については、次の記事をどうぞ。
いちいちクレジットカードを作り直すのは面倒くさいです!
同じクレジットカードを使い続けていると、信用が高まって上位カードへの申し込みが成功しやすくなりますよ。
また、クレジットカードの利用状況が良ければ、上級カードへのインビテーション(招待)が届くことも。
「JCB一般カード」を持っていたとしたら、「JCBゴールド」「JCBプラチナ」、さらには「JCBザ・クラス」のインビテーションが受けられます。
こんな人でもクレジットカードを作れる?状況別アドバイス
自分はクレジットカードを作れない、と思い込んではいませんか?クレジットカードを作りにくい状況であっても、クレジットカードを持てる可能性はあります。
クレジットカードが作れないのではないか、とよく思われる人は次のとおり。
- 学生
- 専業主婦
- 無職
- 外国人
- 障害者
- 生活保護受給者
では、それぞれについて見ていきましょう。
学生は学生専用のクレジットカードだと作りやすい!
18歳以上であれば、学生でも問題なくクレジットカードを作れます(高校生は除く)。しかも「学生専用」のクレジットカードを発行している会社も増加中です。
学生専用のクレジットカードは、一般向けのクレジットカードよりもかなりサービスが良いので、学生なら学生専用クレジットカードを選びましょう。
おすすめは次の3つ。
- 三井住友VISAデビュープラスカード
- 楽天カードアカデミー
- 学生専用ライフカード
学生におすすめのクレジットカードについて詳しく知りたい場合、次の記事をみてください。
専業主婦でもクレジットカードは作れる
クレジットカードの審査項目には「収入」があります。そのために、専業主婦はクレジットカードを作れないと誤解している人もいるようです。
専業主婦の場合でも、「配偶者」の収入を基準に審査を受けられるカードがありますので、ちゃんとクレジットカードを作ることが可能です。
主婦におすすめのクレジットカードは、次の3つ。
- 楽天カード
- イオンカード
- 三井住友アミティエカード
次の記事を見れば、主婦におすすめのクレジットカードの事がさらに詳しくわかります。
無職でも申し込めるクレジットカードはコレ
ほとんどのクレジットカードは、無職だと申し込みが出来ません。しかし次の3つのクレジットカードは、無職でも申し込みが可能。
- 楽天カード
- Amazon Mastercard クラシック
- Yahoo!カード
もちろん、申込みができるだけで必ず審査に通るというわけではありませんが、試してみる価値はあります。
収入がない人にクレジットカードなんて発行したら、カード会社が大損しそうですけど。
本人に支払い能力がなくても、家族が支払ってくれるという考え方なのでしょう。
無職の方のクレジットカードについては、次の記事をみてください。
短期滞在の外国人は日本のクレジットカードを作りにくい
日本の永住権を持っている外国の方なら問題ないのですが、在留期間が短い外国人の場合、クレジットカードの審査に落ちやすい傾向が。
滞在時間が短い外国人の場合は、帰国されてしまうとお金の回収が難しいので、どうしても審査が厳しくなるのです。
外国人の方が申し込むのにおすすめのクレジットカードは、次の3つ。
- 楽天カード
- ヤフーカード
- 学生専用ライフカード
外国人とクレジットカードについて詳しく知りたい場合は、次の記事を確認してください。
障害者がクレジットカードを作れるかは障害の種類による
障害者だからといって、クレジットカードが作れないという事はありません。
仕事の収入と障害年金の収入を合計して、カード会社の審査に通れれば、普通にクレジットカードを作ることが可能。
ただし、「知的障害」などがあり、成年後見制度を利用している人は、クレジットカードを作れません。
障害者のクレジットカードについては、次の記事で詳しく説明しています。
生活保護受給者はクレジットカードを持てない
生活保護受給者は、「借金が禁止」されます。よって、後払い決済であるクレジットカードは作れません。
もしもすでにクレジットカードを持っている場合は、そのクレジットカードの解約が必要。
クレジットカードを作れない生活保護受給者がどうすべきなのかは、次の記事で解説しています。
クレジットカードは自身の状況に合ったものを選ぶのが良い
正社員や公務員などの安定した働き方をしている人や、ある程度の歳の人は、コスト面だけではなくステータス面も考慮材料にすべきです。
逆に派遣社員やアルバイトなどの不安定な働き方をしている人や、若い人は、コストパフォーマンスを重視したクレジットカードがおすすめ。
また、主婦や無職、障害者の方などでもクレジットカードを作れる可能性はありますので、試してみると良いでしょう。